2022年、息子は中学受験、娘は公立中学から高校受験(公立本命)をした。
ダブル受験。。
今日は息子の中学受験について思い出すこと。
コロナ禍に突入して小5の7月から中学受験塾に通った。
もともと中学受験が何なのかよくわかっていなかった親なので準備もほとんどしておらず、また、中受の伴走をきっちりしようと思ったらとても大変で、私には無理だとわかった。勉強は本人と塾に任せていて、私は送迎や塾弁、プリントの整理のみ。
流されるまま日曜特訓に通った。偏差値レベル感と家から近いという理由で選んだ日曜特訓コース。私立○○中学。男子校。
第一志望が落ちたら、お姉ちゃんが通ってた徒歩2分で行ける公立中学校に行ってね、と言っていた。
息子はうーん、みたいな感じだった。
しかも、金銭面から国立の中高一貫校ね!なんて言いながら親は記念受験的に考えていて、受かればいいなくらいな気持ちだったし、なんなら受かる気がしていた。
あの時の私、やっぱり親として受験に向いてなかった気がする。
志望校を決める時期になった。
日曜特訓のコースは男子校のコースだったため、その学校に受かったら、まぁ、行ってもいいかなと親(夫と私)は言っていた。
2年前の11月に息子に言われた。
息子「なんで私立○○中学はよくて、落ちた時に他の私立はダメなん?」
私「お金かかるもん。お姉ちゃんの行ってる(公立の)学校もいい学校だもん。近いし」
息子「だから、なんで私立○○中学はよくて他の私立中学がダメなのか、理由になってない!」
私「だって、がんばって私立○○中学に受かったならまぁ、ママも頑張って働くわ。でもがんばらずに行くなら、ママだってしんどいしがんばって働けないもん」
息子「なんでなん!やだ!公立中学は受験勉強しなくても行けるやん。姉の学校が嫌というより、僕だってがんばってきたのに、結局がんばらずに行ける学校に行くっていうのが嫌だ!」
と…。反省しました。
息子の方が論点ついてました。親のエゴですね。
振り回したあげくエゴを撒き散らす。ダメな親。
よし、もっと働こう。そう決めた瞬間だった。
(はじめは資金計画立ててたけど、予想外な変更があったため)
結果息子は国立も特訓コースの学校もご縁なく、その他2校の男子校の内、キリスト教系の学校を自分で選択した。
理由は、「どっちもそれぞれいいけど、こっちの方が優しい人になれそうな気がするから」
と言っていた。
そうか。息子の学校選びの基準は優しい人になれそうな学校か。いいね。
息子はどちらかというと優しい方だと思う。小さい子の面倒も進んで見てるし。
でもきっと彼の中で、そうではない自分を認識していて、もっと優しい人になりたいと思う気持ちがあったんだね。
うん、自分を見つめて分析して、希望の自分に近づくための選択をするなんて、素晴らしいと思う。
受験結果の発表のとき、残念な結果を見た時の息子の姿にびっくりして、本当にあせった。
泣いているわけでも荒れているわけでもない。
ただ、呆然としていた。
その姿があまりにも切羽詰まったもので、いたたまれなかった。
その時思った。もう、どこの学校でもいい。元気に通えるところなら、どこだっていい!!
本人は手応えがあったと言っていた。実際は数点足りてなかった。そこの見極めもできていなかったということは、やはりそれが息子のその時の実力だったんだと思う。
時は経ち、今中学2年生で期末テスト中。
運動部に入り、毎日楽しいらしい。
2年生に上がる際に親友と一緒にクラスアップもし、本当に自然体で過ごせている。
通学時間は長いけど、自分から本の楽しさに目覚めたと言って本を読んでいるから語彙力も格段にアップ。
受験中、苦しかったときもあったけど、今は周りのみんなによくしてもらって楽しく充実した中学生活を送れていて、本当に日々感謝。
***
受験中、いろいろ応援していた。
子供たちに口うるさくならないように、お手製フリップとか。笑
ダンボールを切り抜いて、紙を貼って割りばしとかをくっつける。
「勉強の時間です」って書いあるのをクルリと見せる。「はい、わかってます」とか言って机に向かってた。
あとは、パフォーマンスとしてはちまきを作っていた。100均で白地無地のはちまきが売ってるんだね。家族それぞれのメッセージを書いていた。
↓筆ペン(黒)と水性ペン(赤)で書いたから、洗えない。笑
これから受験の子みんなに、そしてそのご家族みなさんに元気に乗り切ってほしいと思っています。
↓冷えた足元もほかほかで寝れます!私と息子のなくてはならない ゆたぽん。