ずっと、自分自身のキャリアについて考えていた。もう何年も。
目の前にある忙しい日常をひたすらこなすことに精一杯で、どうにかしよう!とは思ってなかった。
自分の中の違和感というか、このままでいいのかな、数年後の自分はどうなってるんだろうという思いもあった。
自分で選んできた道だし、この環境ではどうしようもないし、と体力気力も落ちてきたのも含めて、しかたないって思ってた。
そんな自分が子育ての後半に入ってから、ガラッと変わった。
それまで家族の環境を整えることを最優先に考えてきた。それを後悔はしてない。
でも2年くらい前に子供たちから、
「ママはどうするの、これから?」ということを聞かれた。
「え? 何が?今まで通りだけど。」
「もっと働いたらいいんじゃない?(パートより金銭的にも助かる)」
「え?でも(子供たちの)新生活が落ち着いてからの方がいいんじゃない?」
「落ち着くって何?学校行くのはママじゃないよ」
…そうなんだけど、今までだって新生活に慣れるまではママ、サポートできるようにしてたでしょ。。(転勤族で数回の引越し有り)
と思った。
でも、そっか。
もうあの小さかった子供たちは、それぞれ高校生と中学生になるんだ。もちろんご飯も自分で食べるし、学校だって(集団登校も終わり)1人で行く。部活もやって帰ったら帰るのは19時や20時。PTA活動や学校行事も小学生の頃とは比べ物にならないくらいに少ない。
「でもママまでフルタイムになって新生活で、お弁当もみんなの作って、みんなの心配するなんてできないよ!半年後からにする」
「えー、どうせならみんな一斉に新生活ドタバタすればいいじゃん」
…えー、そんな。 そうかな?…そう?
やってみる?お金もこれからかかることだし。早い方がいいね。
ということで、そこからフルタイムに変わり、その間に資格をとり、また転職した。
結果、今楽しく働けている。
私の場所はこういうところだったんだな、と思った。
私の第二の人生。
***
今日の勤務はいつもと違う場所。朝いつもよりかなり早く出るから、お昼ご飯は買って食べた。
久しぶりの北海道チーズ蒸しケーキも食後?に食べた。半分は後でたべよーと冷蔵庫へ。
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帰りのバスの中ですぐ近くで女子高生たちが楽しそうに話してて「3歩あるいたら忘れる〜。にわとりだわ」「にわとりじゃないよ。3歩歩いて忘れるのは。にわとりは忘れてから歩いてるかもしれないし」
なるほど〜、忘れてから歩いた可能性ね!
と思った瞬間思い出した。
蒸しチーズケーキ!
デスクからミニ冷蔵庫のあるところまで、
約3歩。
にわとり?