落ち着いて暮らせるなら行っても行かんでもいい | 凸凹ママの日常~我が子たちと描く凸凹な世界

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発達障害と不登校。それに向き合ってきた私と子どもたちの凸凹な世界を描き続ける、直感表現アーティストである私のブログです

おはようございます。

 

昨日は始業式。

昨日は車で送りましたが朝から行けました。

自力でも下校し、いつものように放課後デイにも元気で行ったのですが、、、

帰宅して言うには

「明日学校へ行ける気がしない」

 

そうか~~~

長男が薬を服用し始めて10日ほど過ぎ、彼が前より落ち着いていることは夫婦で実感していることを先日確認した私達。

あぁ、学校へ行くか行かないかじゃなくて、

落ち着いて一日暮らせるかどうかが大事だな~と思うこの頃。

 

長男には、

「明日になって決めたら?

私は、あ~~~とか、ワ~とか、ギャーとかいろいろ怒って癇癪起こされるより、落ち着いて過ごせるなら、どっちでもいいわ」

 

薬を飲み始めての自分の気づきです。

 

今までは、

何か気になることがあると興味がそっちへ行きっぱなしになったり、

人のいう事がなかなか頭から離れず数日イライラしたり泣いたり。。。

毎日学校行きたくないと大声で泣いて、叫んで声にならないような声で泣いて、生きていてしょうがないと言ってみたりして。。。

 

毎日毎日こんなこと言っている我が子を前にして、私は我が子ながら、彼の思いを共感できにくかった。

 

なんでそんなに周りにいちいち反応するのか?

なんでそんな究極な考えに至るのか?

小学校に入学してからは、彼の苦しみを共感、受容より、宇宙人のような彼のふるまいに自分の心がついていけなかった。

 

彼を支えてくれる学校の先生にもなかなか出会えなかったことも、それに拍車をかけていきました。

彼の行動に逐一目くじら立てて怒り、叱ることすらもう無駄な事だからと彼の言動をスルー出来るようになったころ(せざるを得ないくらい自分がいっぱいいっぱいになっていた)

 

突然の服用の提案に対して、もういいや~とすんなり受け入れられる自分がいました。

 

それが、薬を飲むことで、彼が衝動に駆り立てて行動を起こすことが減り、言いたいことを落ち着いて言えるようになり、育てて11年ですが、こんな面もあるんだなと新鮮に感じています。

 

落ち着いて過ごすことがどんなに楽な暮らしか、思い知らされています。

 

薬には賛否あると思いますし、私ももちろんずっと飲ませたいとは思っていません。

 

心の底では、環境調整ではどうにもならなかった自分の至らなさも感じています。

 

でも宇宙人のような彼のそばにいた母親としては、泣き叫ぶより落ち着く毎日がずっといいんだということを実感しています。

 

発達障害の子どもは不登校になりやすいと言われていますが、不登校がというよりも、

 

落ち着いた暮らしができる

 

ことが一番大事かなと。

 

毎日人とのかかわりで困難を抱えてしまうのは落ち着いた暮らしとは言えません。

 

家庭的には、彼が落ち着いていて、死んだほうがましなんて言わないのであれば、学校へ行く行かないはそんなに重要な事ではない。

 

そう思います。

 

今日は仕事始め!!

頑張ります

 

 

やつゆき。