こんにちは。
ホッと心があったかくなる学びを伝える
ほっとここあのえんです。
今日は岡山でアンガーマネジメントの勉強会がありました。
今回は小学校や中学校での現場においてのアンガーマネジメントの実践についてお話を聞きました。
小学校はアントレの会というファシリテーターやキッズインストラクターの方のグループ
中学校は津山のいなっち先生。
子どもへのワークの仕方などは、これからのキッズ講座にも是非取り入れたいと思うものでした。
そして、今年度は研修の数を増やしていくそうで、どんなテーマの研修がいいかとグループごとにシェア、発表したところ、
結構発達障害児へのアンガーマネジメントを学びたいというグループが多かったです。
私は保護者であり、アンガーマネジメントファシリテーターでもあります。
そこでいち保護者としてアンガーマネジメントに求めたい事を考えてみました。
こういうソーシャルなスキルトレーニングを学ぶと、そういう発達障害児に有効なスキルじゃないかってすぐ応用してくださる試み、保護者として感謝いたします。
発達障害への基本的な理解と対応の仕方を学んでくださることは私たちにとっても理解者を増やすうえでとてもありがたいことです。
でもアンガーマネジメントの手法で発達障害のすべてが解決するとは思っていません。
ここからは私の個人的な親の意見です。
発達障害児向けには様々な方法論がありますが、私が個人的に感じているのは、これが良いといって子どもにしてきたものに限って、親自身がそういうやり方について理解していないことが多々あるんじゃないかって思います。
親がどう思うかじゃなくてただ、子どもに良いと聞くからさせる。
例えば視覚支援。
視覚支援が良いと聞いたから子どもにする。
それってともすれば親の押し付けになりかねない。
スケジュールなんかそうなりやすいです。
押し付けのスケジュールが嫌になって視覚支援を嫌がる。
視覚支援は本当は子どもが自分で選んで活動するために必要な手立てなんです。
だから私がアンガーマネジメントと聞いてまずしていただきたいのは、
子どもへの支援より保護者支援。
私たち親の気持ちを楽にしてくださることで十分アンガーマネジメントは役に立っています。
アンガーマネジメントとは、怒りの連鎖を止めること。
その連鎖の一番に来るであろう親の怒りを子どもに連鎖しないこと。
これが一番大事だと思います。
親がイライラしないと子どもも笑顔
私のこれからの活動もこの親支援に重点を置いたアンガーマネジメント活動を行っていきたいと思っています。
以上、ほっとここあのえんでした。