こんにちは。
みなさん、お子さんに
「早くしなさい」と声をかけたことがありますか
多分、ほとんどの人が
「ある」と答えるでしょうね
もちろん、私もそうです。
今日自分の学童に次男を迎えに行ったとき、
他のお母さんが子どもに
「早くしなさい。英語に間に合わないでしょ!」
と怒っていました。
私はいつも定時が決まっているので、迎え時間はいつもと同じですが、
この時間にそのお母さんを見かけるのは初めてでした。
その子はトランプのスピードをしている途中で、
聞こえていない様子でした。
お母さんが「早くしなさい」と言っても
遊びに夢中になっているお子さんが返事をしない。
かなりイライラしているのを見かねたクラブのおばちゃんが
「もう終わりにしよう」と片付けはじめ、強制終了。
お母さんは車に乗るまで、お子さんに何やら言っていた様子。
どうも、習い事の振替が今日だったみたいです
人のふり見てわがふり直せといいますが。。。。
親のいう「早くしなさい」は
親の機嫌によるなぁ。。。
って思った次第です。
アンガーマネジメントでは3重丸という考え方があります。
以前「青色対青色は赤色?」という色とアンガーマネジメント(詳細はコチラ )
のところで、
自分のべきと相手のべきが違う時、怒りに変わると言いましたが、
②自分とは少し違うが許せる
③自分とは違うので許せない
これが、お母さんの機嫌が悪いと②と③の間の境界線が大きくも小さくもなります。
仮に、この②と③の境界線を「機嫌ライン」と呼びましょ
例えば①お母さんが「今日は夫の給料日」とか「仕事がうまくいった」などご機嫌な場合
赤色のラインが②と③の境界線=機嫌ラインになります
ずいぶん黄色の面積が広いですね~
これが、②お母さんの機嫌が悪い時
ずいぶん、黄色が狭くて
赤が多いですね~
お母さんのべきの境界線がこうなっているときに
「早くしなさい!」と
叱られている子どもが多いのではないのでしょうか
私もそうですが、
機嫌ラインを決めているのは私たち親の方なんですね。。。
わが子で考えてみても「早くしなさい」といっても子どもは怒られるのが嫌でしていることも多いです
だからなるべく「早くしなさい」って言葉は
使わない方がいいですね
これを言った時には
子どもと接しましょうね
以上、今日のえんでした。