(つづき)
両親の価値観を変換させた時に同時に周りの人々の価値観にも嫌悪感が出ていることが判明しました
つまりコレ逆に置き換えると自分自身にしっかりとした『価値観』が形成されていないのではないか、という事に気づきました
「ご自身の考えの中で重要なこと、価値を感じることって何ですか?」
と尋ねると………
「色々ありすぎてー」
と相変わらずの返答
この『価値観』というもの…皆さんは尋ねられてすぐに返答できますか?
これを言葉化するということは自分の人生に『基準』を与えるということ
つまり例えばあなたがある事を頼まれたり、何か行動をしようとするが迷いが生じたりした時にその言葉化した『基準』に当てはまっているかを確認するだけで
「頼まれ事を受けるか否か」
「行動すべきか否か」
というイエス・ノーがはっきりするはずです
身近なものだと会社の「社訓」とかがそうですかね……ってこのお客様は会社の経営者でした
「あの~~〇〇さんの会社に社訓ってありますよね?」
「うん、あるよー」
「その社訓ってご自身が作られたんですよね?」
「作ったよー」
「それって…ご自身の価値観を言葉にしたものですよね」
「……はっそーやん毎日見よる」
なんとお客様は自分で社訓を作ったのにもかかわらず会社と自身を別個にして考えていたのでありました
「そーやん答えは目の前にあったやん」
自身の価値観がしっかりするということはブレない、周りに惑わされない『芯』が出来るということ
さあ竜になれるのか最終段階です
つづく
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