夫の不倫相手を見た時、

「もっと若くてかわいいのかと思った」とか
「性格悪そう~」とか
「男に媚びててキモい」とか
「うわぁ、服のセンス最悪!」とか
「若いだけじゃん」とか
「よりによって、こんなのと…」とか
「夫の好みと全然違うタイプ」とか
「想像したより相当ひどい」とか

とにかく、
相手の女をけなす。

間違っても
「さすが夫が選んだ女性だけのことはある」
などとは言わないし、思わない。



そして
「こんなのに負けたのか…」という思いが
ほんの一瞬よぎった、とする。

同時に
「こんな女に負けたくない」
「こんな女に負けてるはずがない」
と思ったりも、した。


でも、


あなたと彼女たちは
言ってみれば

「人種が違う」のです。

はなから
競い合う対象にはならないのです。



他人(ヒト)の幸せにちょっかいを出し
よその家庭に波風を立たせ、
それを面白がり、ほくそ笑む…。

「愛されてるのは私」
と、勝手に優越感を感じ
そんな勘違いをすることでしか
我が身の劣等感を補えないような女。


その種の女を仮に「愛人」と呼ぶとして、
極端な話、愛人なら何人いてもいいけど

「妻」は、この世でたった一人。


つまらない女と競うなんて意味のないこと。

勝負は、最初からついているのです。



どんなに辛いかだけを言い続ける。
どんより暗い顔で過ごす。
すぐ涙ぐむ。
悲しげにため息をつく。

だって…、しかたない。
本当に辛いから。



でも、それで夫が

「悪かった」「すまなかった」

と言うのだろうか?

たとえそう言ったとしても
多分、通り一遍の、その場しのぎ。

それに、申し訳なさそうに謝られたら、
それはそれでかえって腹立たしくて、自分が惨めになることもある。



不倫したのは夫。

悪いのは夫。



だからと言って
それらの態度を取り続ければ
自分ではそのつもりがなくても、夫は責められていると感じるはず。

本来なら責められて当たり前なのだけど、
不倫真っ最中の夫にとっては
情けないことに
(うるさい女房がボクをいじめる)ぐらいにしか思えなくなっている。

そして、罪悪感があろうがなかろうが、
(ボクちゃん、どうしていいかわかんない)
と戸惑う様子を見せながらも、
女と会うことはやめない。



だから、
逆効果でしかない態度は封印して、
ここは踏ん張りどころと今日も頑張る。


たとえば
自分に問いかけ、自分と語る。
自分を慈しみ、自分と泣く。
自分を励まし、自分に微笑む。


そうやって
もう一人の自分を味方につけると、
本当に欲しいものは何なのか、少しずつ明らかになってくるかも知れません。


あの時、ああしていれば

その時、そうしていたら

あそこで、あんなこと言わなければ

最初からこうしてたら



後悔する時に必ず使う言葉


「たら」と「れば」



誰でも何らかの後悔はすると思うけど
いくら過去を後悔しても、
その後悔や失敗をその後に生かさない限り
いいことなんて一つもなかったはず、、、

だから
後悔してばかりいるのは
過去にしがみついているのと同じ。

ほどほど後悔したら
「たら・れば」は存在しないのだと
キッパリと認識を深めたい。


多分、その時の言動は
当時のあなたに一番ふさわしかったのかも知れないから。
それが「自分」という「個性」だったのだから。


そして皮肉なことに
その、あなたの「個性」を
夫は好きになったのかも知れないのだから。
会話がなくなり、よどんだ空気が流れる中
夫が吐いたセリフ。

「離婚しよう」
「もうオマエとはやっていけない」
「不倫相手と一緒に居たい」
「この結婚は間違いだった」

夫のそんな言葉は、
不倫相手との浮かれた関係を続けたいだけの
刹那的感情から口をついて出ただけのもの。

そのような
まやかしや願望でしかない夫の戯言に
いちいち反応する必要はないのです。

なぜって
この手の不倫夫はもともと
離婚する気など、さらさらないから。


もしも不倫相手と本気だったら
夫は、悩みぬいた末に
妻とはちゃんと向き合うはずだから。


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本気で離婚する夫とはどういう男なのか?


もし夫が本気で離婚を考えているのなら
もし不倫相手との真剣な未来を考えているのなら


彼は…


悪態をつくことなく自分の非を素直に認め
家族の中で自分の置かれた立場がどうであれ
その、あらゆるものを失う覚悟で
どんな罵詈雑言をも受け入れ、
不倫相手と二人
一切の言い訳をすることなく
目の前で頭を下げ、詫び、
離婚することになった妻と家族の今後の生活の保障を
一生涯続ける、と誓うでしょう。



不倫したことは許せないことだとしても、
真剣に離婚を考えるなら
妻に対して誠実であるということは絶対条件だと思います。
それは不倫相手の女性にも言えること。


でなければ、
不倫夫は離婚して誰かと再婚しても
また同じことを繰り返すでしょう。


妻も辛かったけど
夫も結構しんどかった自身の不倫。

それについて何の反省もなく、
何も学ばずに先の人生を歩んだとしても
また同じ失敗を繰り返すのは目に見えています。



さて
あなたの夫は、
そこまでの覚悟が出来ているのでしょうか?


仮定の話……


姉の夫には職場に好きな人がいて、その彼女に告白しようとしています。
姉は笑いながら言う
「うちのヒトに限って、浮気なんてできっこない」


弟は不倫を始めたばかりで、まだ誰もそれに気付いていません。
弟の妻は言う
「優しい人で、私は幸せ」


略奪婚した知人の夫には、すでにほかに女がいます。
知人は言う
「彼は私のことを、最後の女だって言っている」


30年連れ添った夫には
20年来の愛人がいるのを妻は知りません。
妻は言う
「本当に家族思いの夫です。この人と結婚してよかった」



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何も疑わずにいられた妻たちの言葉…。



でも、妻たちは知らない。
このあと起こるであろう出来事を。
将来、抱くことになる自分自身の感情を。


妻たちは、しばらく前の自分と同じ。

油断だったのか過信だったのか…。



夫の不倫を見つけたあの日。
大袈裟ではなく、
人生が180度ひっくり返った日。



そして、思う。


先のことなど
誰にもわからなかったのだ、と。