午後の紅茶

午後の紅茶

貴公子取扱説明書。気取らない貴公子の日記。

Please read. If you do it,the world what you see will change. I love you. I wish you loved me.
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自分はイケメンに目が無いというわけではなかった。


しかし彼の魅力を知った僕の心には


もう選択の余地はなかったのだろう。





かれはにしくん。


見ての通りその屈託の無い笑顔は


女性はおろか、男性までも虜にする。


「ローマとイケメンは一日にしてならずや。」


そう吐き捨てて、僕の前から姿を消したにしくん。


彼を失った僕の人生はモノクロの写真。


針の止まった時計。


休み時間のない学校。


例えたらきりが無い。


何に対しても希望が持てず、


ただただ打ちひしがれていた僕に心に一筋の陽が差した。





名前とダンディーなヒゲは違うが、


彼は間違いなくにしくんだ。


毎日ひたすら彼の幻影を、


面影を、


笑顔を、


追ってきた自分にとってはそう思わざるを得なかった。


やってもいないブログの読者登録を勧めてくる彼は


どこか、にしくんと似ていた。


誰もこの茶番に「やかましいわ」と


ツッコミを入れることはできない。


何故なら、僕とにしくんとの繋がりは


もはや分子レベルの話なのだから。


(別に受精したワケじゃないよ。)


…つづく