川淵三郎 | かりんとうのつれづれ日記

かりんとうのつれづれ日記

日々のことを 思うままに 書いていきたい…と 思っています。

 この人の名前が挙がった時、これでオリンピックの開催をめぐる混乱が最小限になるだろう、と私は 予想しました。


 Jリーグの発足。二つに分裂したバスケットボールのトップリーグを統合。この二つの大事業を成し遂げた人。


 特に、Jリーグ発足の準備の際、誰しもが 日本でのプロサッカー・リーグなど失敗に終わる(観客が入らない)と考えていた時、『今 時期尚早と言うのなら、十年経っても時期尚早!』と周囲を一喝。Jリーグの発足にこぎつけたリーダーシップは、今の日本には他にいないと思います。


 会長候補に挙げられた時、『無観客ならオリンピックを開催する意味は無い。日本人だけになっても、有観客で開催するべき。』の一言は 圧巻で、これから 起こるであろう、オリンピック開催に向けての賛否両論を一つにまとめる確かさを感じました。


 これまで、国際組織であるFIFAやFBFAを相手にわたりあったネゴシエーター(交渉人)としての手腕は折り紙付き。その経験は、IOCを 相手にしても、日本として言うべきことは、きっちり伝えるということができる数少ない人だとも思います。


 この人の名前が消えて、一番喜んでいるのは、案外バッハ会長なのかもしれません。次期会長に誰がなっても、日本はIOCの言いなりになってしまうでしょう。


 やはり、選出方法が拙かった。そして、この人の最大の欠点である、余計な一言が拙かったと思います。


 次期会長選びの 最初の段階で、「正解」を失ってしまった以上、会長選びが混迷するのは当たり前。そして、新しい会長が決まっても、道無き道を 歩むことに慣れない人でしょうから、ずっと 右往左往し続けることになると思います。