doubt.
昔、宇宙の存在なんて知る由もなかった頃の人達は、
空を見上げて、心に何を描いたのだろう。
星を繋いで運命を占ったり、
虹を渡って旅に出たり。
大体のことが明らかで、おおよそを教えられて育つ、
現代の悲しい僕らは
想像力を揮う暇もなく、現実を見て冷めるばかり。
そんな僕らの、想像力が働くキーは、「疑う」こと。
教えられてきたおおよそを、疑って、
自分の目で見て、心で掴んで。
与えられた当然を、押し付けられた常識を、目の前にある現実を、
受け止めず、押し退けて、疑って。
想像して、確かめて。
自分が認めた、心で掴んだその事実を、
信じ続けて生き抜くこと。
その事だけを、
生きて心と結ぶこと。
見えないものを見る時代が来た。
疑わず感じる時代。信じる時代。
心の時代。
その想像の途の果てにある、
現実の先にある事実が、
途方もなく、僕らを信じてくれている。
だから、生きていける。

