さよならを言うことは少しだけ死ぬことだ | はちのマニアックワンダーランド

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読んだ本や音楽の話、マイナーすぎて場合によっちゃついていけないような記事も書きます。

レイモンド・チャンドラー、「ロング・グッドバイ」を二日と半日かけて読破。

久々に密度のある作品を読みました。

(もちろん今まで紹介した作品が駄作と言うわけではないけれど)

今回は村上春樹訳、ペーパーバック版で読みました。

文庫版の方が読みやすそうだけれど、分厚くなるよね、これ、きっと。




内容は…要は推理ものとなるのかな?

でも陳腐な火曜サスペンス劇場的な内容ではなく、深みのある作品。

かなり長いので一気読みはオススメできません(笑)

六時間か七時間ぐらいかかったかなぁ…。


話の筋はおもしろいし、どんでん返しもあって飽きないんだけど、
何だろうね、登場人物に共感持てない。

フィリップ・マーロウもただキザだしね(笑)

警官もマフィアも、その他諸々も大抵まともな人間じゃない。

従って、ダメ人間が語るダメ人間たちの物語っていう感じ。


そして何故か「ハードボイルド・ワンダーランド」思い出した。

結末は「羊をめぐる冒険」みたいで。

そういうわけで、村上春樹ファンは読んでおくことをおすすめします。