曲目は北欧祭りの渋いセレクションでした。
シベリウス 組曲『カレリア』
グリーグ ピアノ協奏曲
シベリウス 交響曲第2番
個人的にはすごく聴きたいという演目ではなかったのですけど、少し前に(友人と)話題になったプレトニョフ指揮というのもあり。。。
そしてショパンコンクールの時に「ガルガル」と呼んでいた、歌いながら弾くラテン人、マルティン・ガルシア・ガルシアがピアノコンチェルトで出演するというので行ってみる事に。
当日テレワークしながら、BGMで流しておさらいして行ったのだけど、うーん、シベリウスやっぱり苦手かもなあ・・・寝ちゃったらどうしようと心配していたのでした。
プレトニョフさん、舞台に出てきて指揮台に上がるまでは、足取りが覚束なくて、支えてあげたくなるくらいなのだけど、曲が始まると別人のようだった!
シベリウスはとても壮大で圧倒されたわ。
全然違った!
目が覚めた!
ピアニストとしての彼の演奏は聞いたことがないのだけど、良い意味で衝撃的な指揮でした。
彼はかなりお年を召して見えたけれど…
まだ66才?え?!
ガルガルは、ショパコンの時のはち切れそうなポロシャツのイメージが強かったのだけど、思ったよりスマートだったわ。
体格も大きくて、手も大きそうで、力強い。
パワフルで、終盤は叩きつけるようなグリーグだったわ。
アンコールはリスト・シューマンの献呈だったのだけどね、アップビートで力強くて、私の知っている献呈と同じ曲かな?というくらい違ったわ
(アップビートなんて形容詞めったに使わない。)
上手なんだろうけれど、好みではないかな・・・と、友人とも意見が一致して帰ってきました。
やっぱり生で聞くと色々わかるよねぇ、としみじみ。
コンクールの順位って本当に当てにならないのよね。
バレエも同じだけど、ピアノもコンクール奏者になってしまうと本当に残念。
かと言って名のあるコンクールで上位入賞しないとなかなか名前が売れなかったり、難しいところなんだろうと思うけれど。
最近もてはやされている、某コンクール入賞の若手ピアニストは、私たちの間ではめちゃくちゃ不評。
足をバタバタさせて、オーバーパフォーマンスなのよね。
とにかく動きすぎるのが気になって、落ち着いて見ていられない。
なぜ皆絶賛しているのか。
我々は、音がきれいで、弾き姿が美しい人がいいよね、と話しているわー。
そんな話で盛り上がっていた先日のランチ会ではサプライズでこんなデザートプレートがでてきた
いやーん、ありがとう!
オーダーした本人が忘れていて、全員にとってサプライズだったという笑!
ところで、仲間の一人が先日自転車で転んでしまって、肩を思いっきり打ったと言っていたのよ。
リハビリをしているらしいけれど、なかなか良くならなくて、手術も視野に入れているようで…しかし彼女はアマチュアピアニストで先まで予定が詰まってるから、手術となるときついよねぇ。
話を聞いてみると、相変わらず四十肩が治らない私と、できないことが全く一緒なのよ!
一番前の「前へ倣え」ができなかったり、ブラのホックを止める姿勢ができないとか。
それでね彼女が別のピアノ仲間に紹介されて、「ソマティクス」というのの体験に行ってみたら、すごく良かったらしいの!
これがとても不思議なもので、運動でもマッサージでもなくて、「ここが無理してますね」みたいな話を聞きながら体をさらさらっとさわってもらうようなものらしいのだけど、話を聞いていてもさっぱりわからない私たち。
調べてみても、ますます良くわからない。
気になるので一度行ってみようかしら。