楽しかったバルセロナだけど、1週間いるとだいぶ満足。

 

もちろんまだ見に行くところはあるのだけど、さすがに観光疲れで、もう良いかな、という感じ。

 

バルセロナに住む友人も「バルセロナは3日くらいで良いんじゃない?アルハンブラとか、レンタカーをしてカルカッソンヌとかモンセラートとかいいよ」と言っていて、それも考えた。

 

アルハンブラはいつかは行ってみたいと思っていたの!


しかしバルセロナからはかなり遠いのよ・・・

 

ツアーだと、日本からマドリードに入って、アルハンブラに行って、バルセロナから帰国という行程が1週間であったりするのだけど、個人旅行だと移動とか乗り継ぎとか考えるだけで憂鬱。

 

若くて身軽だったらやっていたかもしれないけれど、家族4人で移動して、ロストバゲッジとかあったら嫌だし、何回も荷造りするのも…

 

というか、なかなか動かない娘たちのお尻叩きを考えるだけでうんざりよ!

 

色々考えると、旅行の計画を立てるだけで疲れてしまって、諦めました。

 

そんなわけで今回はバルセロナでゆっくり過ごしたのですが、それはそれで楽しかった照れ

 

最終日は一通り見たし、どうしようか、と考えて、モンジュイックの丘方面へ。


モン・ジュイック=ユダヤの山という意味です。


ここにあるテーマパーク「スペイン村」に行ってみました。

 

伊勢志摩の地中海村が楽しかったからあんな感じかなと思って行ってみたのだけど、娘たちの反応がイマイチ・・・


スペインの東西南北のエリア別にそれらしい街並みを作っているのだけど、うん、まあ、一周したら十分かな。












ちょっと寂しくて物足りなかったかな。

天気が良くてイベントをやってたりしたらまた全然違ったのかも?


伊勢志摩より寒かったしね。

 

お昼は陽が当たるとポカポカでしたので、テラス席でのんびりランチを楽しみました。

 

ハモン・テルエルがあったので迷わずオーダー。

 

スペインの生ハムは総称して「ハモン・セラーノ」(山のハム)ですが、テルエル産のハモンということで、産地名がついている原産地呼称保護製品。日本の「大間のマグロ」的なもの。


 

 

アロス・ネグロ以外のパエリアも食べてみました。

 


その後、バスに乗ってスペイン広場まで。


闘牛場の跡地を利用したショッピングセンター「アレーナ・ディ・バルセロナ」へ。

 


ここは屋上が360度展望台になっていて、ぐるりと何軒かのレストランがあります。


スペイン広場の向こう側にお城のような建物が。

カタルーニャ美術館です。



チュロスを食べて休憩。

 

 



 

帰りのフライトが夜便だったのだけど、午前中にアパートをチェックアウトしてしまったので、少々時間を持て余してしまう。


夕方から友人宅に寄らせていただいて、犬としばしくつろざせてもらったわ。



ところでこの犬は何の種類なの?と聞いたら「やだー!ダックスフントだよー!」って。


え?


私の知ってるダックスとは違う泣き笑い


どうやらこの子はワイヤーヘアードという種類のダックスなんだそうです。



 

今回友人夫婦にはすごくお世話になってしまって、チェックアウト時にも迎えにきてもらって、スーツケースを預かってくれていたのです。本当に助かりますお願い

 

しかも旦那さんが軽食にサンドイッチも持たせてくれて、至れり尽くせり。


空港で美味しくいただいたのでした。

 

帰りのカタール空港での乗り継ぎ、45分問題をどうクリアできるか心配だったけれど、飛行機を降りたところに係員の女性がいて、羽田行きの人を集めてまとまって移動してくれました。誰も乗り遅れることなく、定刻に離陸。素晴らしいわ。

 

それにしても今回驚いたのが、中東系の女性が自由すぎる(人が目立った!)。


機内に中東系の乗客が多かったのだけど、落ち着きがないし、気を使わない人が目立ちまして・・・子供が歩き回っていても母親は放置。後ろの席の女性は、なんと床!にブランケットを敷いて寝てしまうし、もう一人はずっと我々のシートをぐいぐい押してくるし、くつろげない。おまけに前の女性は思いっきりリクライニングをしてきて「少し起こしてくれないか」とお願いしても「No!」と言ってガンとして譲らない。流石に食事の時はCAにお願いしたけど参ったわ・・・

 

そして機内オーディオサービスにはコーランが。

さすが信仰深い人々だわ。



はじめ「クルアーン」ってなんだろう?と思っていたら、コーランですね!


この男性たちが朗読というか歌っているのですけど、好みの声の方のを聴くのかしら。



そんな貴重な異文化体験をしまして、お正月に帰国しました。


長女が撮った素敵な写真にてバルセロナ旅行記を締めくくります。



なかなか終わらなくて長くなってしまったけれど、最後までお付き合い下さった方がいらっしゃいましたら本当にありがとうございました。