翌朝は私と次女は4:30に目覚めてしまった。
長女も時差ぼけで早く起きたので、
フィゲラスのダリ美術館に行ってしまおう!
と早速、電車と美術館のチケットをオンライン購入。
9:34発車の高速電車に乗るつもりで出発。
いつも朝のんびりの我が家には珍しい朝から行動です。
しかし慣れないことはするもんじゃないわね…
と大後悔する結果になったのでした。
アパートから国鉄のバルセロナ・サンツ駅までは20分ほど。
Googleマップに言われた通り、アパート近くの駅から地下鉄に乗る。
しかし地下鉄のチケットも初めて買うので、あたふた。
だって前回バルセロナに来たのは長女が生まれる前よ。ほぼ何も覚えてない。
4人分のチケットを買おうと思ったら、一人用の4回分のチケットを買ってしまった
わおー。
これ、電車の車体です↑
スペインの地下鉄は、路線によってこんなにポップ。
チケットで戸惑ったとはいえ、順調に出発したと思いきや、途中の乗り換えでどっちに行って良いのかわからなくなってしまった。
近くの人に聞いたらとても親切な男性で、一度外に出て、広場の向こうから別の線に乗るのだという。
そんなことあるんだ!
なんとか駅を見つけて、改札を入ろうと思うと、先ほどの切符では入れない。なぜ!
窓口の人にに聞くと「ここからは国鉄になるから、地下鉄の切符では入れない」と!
ええええ!
Googleマップでは、地下鉄を乗り継いでサンツ駅に行けることになっていたのにどういうこと?
結局チケットを買い直すことに…
ここで時間を大幅にロスしたわ。
余裕を持って出たつもりなのに、予想外よ…
次の電車に乗って、サンツ駅に着いたのがすでに9時半。
あと4分だよーーー
焦って乗り場に行こうと思ったら、なんとセキュリティチェックの長い列が立ちはだかる。
え?電車に乗るのにX線検査?
過去のヨーロッパの鉄道のイメージでは、改札もないし、電車は遅れるし、切符のチェックもないし…
という、ゆるゆるのイメージが大きくくずれたわ
駅員さんに「あと数分しかないの!」と訴えると、反対側の入口に行け、と言われる。
走って行くとそこは確かにガラガラ。
しかし既に1分前…
「もうだめ」
と追い返されてしまったわ…
ちーーーん。
電車に合わせて11時過ぎの美術館のチケットを取っていたのに…全部おじゃんだわ…
(そういえば「おじゃん」って最近使わない?)
座って気を取り直す。
落ち着いて考える。
発車時刻を過ぎてしまったチケットはもう変更も返金もできない。
でも帰りの電車は時間変更できるはずだから、行きだけ買いなおそう。
ダリ美術館のチケットは、ありがたいことにバルセロナのガウディ建築のものより安い(←ガウディ建築の入場料が軒並みバブル価格でびっくりよ!)。
いざとなったら買い直しでも仕方がない!
ショックから立ち直りつつ、9:34の次の電車、12:45を予約。(なんでこんなに間が空いてるのかしら)
しかしシステムがダウンしていて、帰りの切符の時間変更ができないですって!!!
フィゲラスについてから変更して、と言われて取り敢えずその場は終了。
2時間時間を潰すために、駅を出てスペイン広場へ。
奥に見えるお城みたいなのはカタルーニャ博物館。
旅先で失敗したことはあまりないのだけど、今回は参ったわ
気を取り直して行ってきまーす。