Karentinoの国語のテストで、枕草子とか徒然草が登場していていました。

作者と作品を結びつける問題なのだけど、古文って小学校で勉強するんだっけ?

 

そして「吉田兼好」ではなくて、「兼好法師」と表記されていました。

私たちの頃は「吉田兼好」だったと思うのだけどな。

 

でね、「徒然なるままに、ひぐらし机に?ん?硯に・・・?」って全然出てこないのよ!

 

昔は代表作の冒頭はみんな暗記してたよねえ。

 
「春はあけぼの、やうやう白くなり行く山際。。。」とか。
 
( 枕草子絵詞 )
 

百人一首も、こういうのも全然出てこなくなってしまってちょっとショックでした。

 

そうしたら同級生がFBで面白いことを書いていたの。

 

「子どものうがいが適当すぎるので、これを唱える位の時間うがいすると良いという記事を見て、洗面所に貼ってみました。」

 

「これ」というのが

 

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。

沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。

奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。

猛き者も遂にはほろびぬ、に風の前の塵におなじ。

 

なんと「平家物語」の冒頭でした!

懐かしいな。。

でも小学生がこれを唱えながらうがいするのか。。。

 

すっかり記憶のかなたで思い出すこともなかった文学だけど、子どもがいると、子どもの学習に合わせてこうやって振り返ることができてありがたいなと思ったの。

 

これを機会にまた色々読みたい本が出てくるかしら。