翌朝はこんな素敵なテラスで朝食を取って、早速出発の準備。



1泊しか出来ないなんで本当に残念。
とはいえ昨日フライトの遅延でミスした2時間を取り戻すべく、朝早めに名残惜しいMas de Fauchonを後に。


まあ、1週間も居れば飽きてしまうだろうから、名残惜しいくらいがちょうどよいのかもしれないけれど・・・。

朝はひんやりしていた空気も、日が昇るにつれてぐんぐん暑くなっていく。
Aixから小一時間走るとAvignon
道も分かり易く、順調に到着しました。


Avignonの街に入ると、まず城壁にびっくりします。
そして、門をくぐって目抜き通りに入ると、その賑やかなこと!
道の左側はずっとカフェやお店が並び、通りは人であふれ返っています!
車で進むのを躊躇してしまうくらい、車道にまでせりだしてきています。
まるで歩行者天国のよう!

果たして車でどこまで進めるのやら、懸命に人をよけながら恐々進んでいくと、ますます道が狭くなっていきます。
慣れないところなので、このまま袋小路に入ってしまっては大変!とちょっと不安・・・


レストランのに聞くと、この先の法王庁のところにパーキングがあるというので、ちょっと安心して前進。

さて、確かにパーキングはあったのですが、空きが全然ないのです!!!
なんて活気に溢れた街なんでしょう。。。
少し回ってみると、何とかスポットを発見したので、無理やり停めちゃいました。

でも停めた瞬間に他の車が「出る?」と聞いてくるのですから、なかなか駐車スペース確保の難易度は高いです。

車を停めたところは、ローヌ川沿いの城壁近く。
すぐ裏手が法王庁です。
ここは14世紀、70年に亘ってバチカンの代わりにカトリックの中心地となったところ。


法王庁の向かいにも、こんな素敵な建物がありました。


それにしても相変わらず暑くて焦げそうなので、傘を日傘代わりにさして歩きました。


歩いていくと、古い町並みがなかなか素敵です。
と、狭い道を大きな車が入ってきました・・・


なにやら観光客を乗せて町を案内してくれる乗り物のようです。
楽しそう~。でも暑そう・・・

Avigonの見所は法王庁くらいなので、まずランチ。
広場からちょっと入った静かな通りにあるLa Fouchetteというしゃれたお店に入りました。テーブルクロスはブティ織りで、なかなか素敵な感じのお店です。

メニュー(アントレ、プラ、デザート)で31ユーロ。
アントレ+プラ、或いはプラ+デザートの組み合わせも可ということで、あまり量食べられない私たちはそれにしました。
出てきたお料理はいずれも洗練されていて美味しかったです。


これは私がオーダーした鴨。
付け合わせの野菜はカレー風味です。


これはご主人様のビーフシチュー。
クラシックで美味しかったです。


ご主人様は特にこのデザートに感激していました。

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その後法王庁を回って、少し町の様子をみて、さっさとArlesに移動です。
アルルには世界遺産が3つもあるそうです。
まず円形闘技場に行ったところ、この日は闘牛があるようで見学は出来ませんでした。


残念ですが、外をぐるっと一回り。
さすがに古くてぼろぼろの部分と、修復してまっさらな部分とのコントラストが激しいです。
こんなに古いものを現在でも利用しているというのがすごいですね。

そしてアリーナの周りにはプロヴァンス生地のおみやげ物屋さんがいっぱい出ています。
エクスはクオリティが高くて価格もそれなりに高いものが多かったけれど、ここはまずまずのクオリティでその分お得。
しかもセレクション豊富で良いかもしれません。

そして私はとうとう帽子をゲット!
パリに住む友人から「危ないから帽子買いなよ~。ソルドだし」となんどか言われていたのですが、なかなか遭遇せず、しかも帽子が似合わないのでなんとなくいいや~と思っていたのですが、あまりの暑さに降参。やっぱり帽子があるとちょっと違うかも・・・

アリーナに入れなかったからか、別の世界遺産のコンスタンタン共同浴場はその日の午後に限って入場無料でした。
こちらもかなりぼろぼろで悲惨な状態。。。でもしょうがないのよね??
沖縄の今帰仁城跡もこんな感じだったし。。。
でもちょっと悲しい。


せめて当時の様子を絵で見せたり、説明文を設置してくれたりすれば親切なのに。
こんなに何もないのに入場料取るのってどうなの?と思ってしまう。
せっかくなんだから保存をしっかりすればよいのに、野ざらしでちょっとかわいそうです。。。