坂木司の初期の作品、『引きこもり探偵』シリーズが
ドラマ化され、BSの深夜放送がスタート。
録画して鑑賞。
登場人物が、意外と若い?
でも、鳥井&坂木のキャラは、いい感じかも。
特に鳥井のツンデレっぷりがナイス。

警察の先輩・後輩コンビは、あんな感じだっけ?
原作を読んだの、ずいぶん前だしなぁ。
読み返してみようかな。

鳥井の作るおいしそうな料理が魅力の一つだった
わけだけど、ドラマでも、そこは期待できそう。
でも、坂木のモノローグを、文字で挿入するのは、
ちょっとなぁ、と。
とりあえず、今後に期待しておこう。
(あのおじいちゃんとか、出てくるかな。)


昨日は、急に食べたくなってキーマカレー。
と言っても、なんちゃって、になるのかな。
ひき肉とナスをメインにして、人参、玉ねぎを入れて
トマトベースで作ったカレー。
正式にはスパイスもいろいろ違うらしいけど。
ま、気にしない、気にしない。
今回は、小さく切ったレンコンも入れてみた。
食感が、いい感じ。



91.和田はつ子『料理人季蔵捕物控/春恋魚』


今回も、おいしそうな料理がたくさん。
鮟鱇のあれこれを使った料理、いいなぁ。
食べてみたい。
でも、大きさが大きさだから、自分でさばくのは
無理だろうし、そもそもスーパーには、
並んでも切り身だろうし。

今回登場の浩吉さん。
本業ではないけれど、お菓子作りの腕はかなりのもの。
彼にも、人には言えない秘密があるのだけれど。

そんな浩吉さんと一緒に、後半は季蔵さん、
江戸を離れることに。
春恋魚の意味も、事件の謎も、やりきれない。


92.和田はつ子『料理人季蔵捕物控/夏まぐろ』


瑠璃さん、不思議なことになっている。

それにしても、「幽霊婚」とは、びっくり。
いくら、怪談話を生業としていると言っても、
やらないよな~。

それにしても、鮪って、昔はそういう扱いだったのか。
お刺身でも、火を通しても好きなので、意外。
(かまも、好き~)

季蔵の趣向をこらした料理の後、起こる事件。
そして、消えた花嫁。
彼女が犯人と目されて、捜し出せば事件は解決と
思われたのに。

そんな中、依頼先のお屋敷で出会った、生意気な兄と
無邪気な妹。
生意気盛りな少年も、自らお菓子を作るほど好きな妹も
可愛い組み合わせだと思っていたのだけれど。

人は、過去から切り離しては存在することが
できないから。。。
いろんな過去を抱えて、あるいは過去に囚われて
生きているから。

それを打開しようとする必死な思いを利用する奴は
本当に許せない。

12.おおかみこどもの雨と雪



冒頭のナレーションにもあったけど、
まさに「おとぎばなし」
狼男の存在を抜きにしても、「おとぎばなし」でしか
ありえないなぁ。

はなちゃん、天然すぎ。
いったい、どこで育ったら、ああいう風になれるんだろ。
ある意味、羨ましいかも。
彼女が、そうと知らずに狼男と親しくなる様子は、
微笑ましくて好き。
(彼にも名前をつけてほしかったわ(笑))

でも、お子様にも観てほしいという映画のはずが、
彼が狼と知った直後、いきなりああなっちゃうのは
いかがなものかと。
2人の裸シーンって、必要?
「おとぎばなし」なんだからさ。
むしろ、2人だけの結婚式をしました、みたいな方が
私は好きなんだけど。

しかも、彼の死の理由って、それ?!
いやいやいや、だからさ、「おとぎばなし」なんだからさ。

はなちゃんの子育て奮闘記は、おてんば雪の様子が
可愛くて微笑ましかった。
やんちゃな姉と内気な弟、という組み合わせもよかった。

引っ越し先の田舎の人との関わりも、温かくてよかった。
はなちゃんの無謀っぷりに、見るに見かねたのか?(笑)

雨も雪も、成長して、それぞれの道を選び取っていく。
どちらの道も、きっと、平坦ではないだろうけれど、
心からエールを送りたい。

86、87.村山由佳『おいしーコーヒーの入れ方』
セカンドシーズン「雲の果て」「彼方の声」


読み始めようとして気付いた。
前に読んだのとの間に、2冊ほど読んでないのが
あるらしい(笑)
ネットで、ざっと、その間にあったらしいことを確認。
なんだか、すごくシリアスな展開になっていてびっくり。

そして、ショーリってば、あいかわらずへたれだわ。
ま、今回のことに関しては、ショーリでなくても、
とことんへこんで当り前のことではあるのだけど、
それで、国外に逃げちゃうってのがね。
逃げて、受け入れてくれる場所があるなんて、
すっごく恵まれてるよね。
なんて、意地悪を言いたくなったり。

なにしろ、冒頭で、いきなり、限度も考えずに
無茶をしてぶっ倒れてるんだもん、こいつは。
おまけに、かれんのことも、拒否ってるしさ。
で、2冊分、たっぷり、ショーリのぼやきを
聞かされたようなものだった。
こいつ、かれんと出会った頃から、成長してないわ。



88.高橋由太『もののけ本所深川事件帖 オサキと江戸の歌姫』


オサキシリーズ新作。
オサキ版『そして誰もいなくなった』(笑)

なんだか、某アイドルグループを彷彿させるグループが登場。
センターで歌う歌姫様の選抜総選挙みたいなことがあって、
グッズ販売まであるところが、いっそう、それっぽい(笑)

そのメンバーの1人が亡くなってしまい、
鵙屋のお嬢さんお琴ちゃんが、強引に巻き込まれてしまう。
で、付き添いで、オサキモチの周吉も、一緒に泊まり込む羽目に。
名目は、彼女たちの歌で、大雨から江戸を守ろうというもの。
そして、彼女たちが歌う「十匹の子狐」の歌は、
「10人のインディアン」の歌を子狐版にしたもの。

その歌の通りに、彼女たちは1人ずつ死んでいき、
人形が1つずつ、、、

伝説のもととなった小糸ちゃんの話も、
今回の事件の真相も、なんだかやりきれない。

オサキと、小太郎の妖怪コンビがやりきれなさを
薄めてくれているのが救い。



89.高橋由太『妖怪泥棒/唐傘小風の幽霊事件帖』


今回も、しずくちゃん、飛ばしてたねぇ(笑)
でも、私の好きな織田信長公を、そんな扱いはやめて(笑)

雲隠れした小風を気にしながらも、一生懸命な伸吉。
口先だけで役に立たない猫妖怪をひきつれて
あたふた、じたばた。

今回の新登場、石川五右衛門!
そして、やりきれないのが、「赤猫」
八百屋お七の話を、そうからめてくるとは。
赤猫とお七の関係に切なくなる。



90.三上延『ビブリア古書堂の事件帖3』


栞子さん、あいかわらず、本に関しては素晴らしい
洞察力を持っている。
なのに、大輔の気持ちには気付かないのかぁ?(笑)

そして、栞子さんの幼馴染という存在も気になるところ。
栞子さんの同級生だという妹さんも、いずれ登場するのかな。

栞子さんの過去、母親のこと、また少し見えてきた。
彼女が、表舞台に出てくるのは、いつのことだろう。
すごく楽しみ。


11.臨場




がっつり語りたいので、ねたばれしてます。


ご注意を。




横山秀夫原作ドラマの映画化。
冒頭、いきなり、雨の中のシーンにびっくり。
だって、あの姿って、あの人だよね?

そして、白昼いきなりの無差別通り魔事件。
あまりにも悲惨で、目を覆うばかり。
赤ん坊を守ろうとする母親や、「やめて!」と
叫んだ少女の姿が痛ましすぎる。
その後の展開も、あまりにも悲しくて。
倉石のぶっきらぼうな優しさにも、
涙を誘われてしまった。

それにしても、ね。
ああいう事件を見ると、フィクションの中のことでも、
刑法第39条がなんぼのものじゃいって言いたくなる。
あんな重大な、取り返しのつかない犯罪の責任を、
誰もとらないってどういうこと。
本人に責任能力がないなら、保護監督をする責任のある
人間がその責任をとれよ、あんたが野放しにするから
だろうがってね。
分かってる。
他人のした行動の責任を取らされるなんてことはないって。

私の気持ちは、単なる報復感情なのかもしれないけど、
あんなのって、遺族はやりきれないよ。
映画のことではあるけど、あんな犯人を優しく治療して
理解を示す女医の市毛良枝さんに反感を抱いてしまった。
あんな奴をのうのうとさせておくんだもの。

その上、被害者遺族は、その事件で被告側関係者が
殺害された事件で容疑を受けるなんていう追い討ちを
かけられてしまう。
まったく、さ。
当の犯人は病院でぬくぬくだっていうのに。

本当に、あの犯人だけは許せない。
絶対に詐病だと確信していたし、どこかで、
一瞬でもこっそりニヤリと笑うだろうと思って、
登場シーンは目を凝らして注目してた。
ええ、もちろん、詐病。
「お前を殺しても、また病気のフリをする」って
言いやがった。

そして、正当防衛でもなんでもなく、落ちたナイフを
拾って襲いかかってきた。
ナイフを落とした時、ヤバイと思ったら案の定だもの。
心底腐ってる、あいつ。

腐ってると言えば、そいつを無罪にした精神科医も、
弁護士も同罪。
そいつらのせいで、過去に息子を失った警察官は、
今回も容疑をかけられて、苦渋をなめる。
息子の復讐をしようとして、やはり人は殺せず、
自らを撃ち抜いたその苦悩を思うと。。。
深い深い憎しみを抱きながら、殺人という一線を
超えることができなかった彼が、どれだけまっとうな
人間であることか。

途中、倉石が、体調を周囲に心配されるシーンが
何度もあって、実際、倒れて病院に担ぎ込まれてもいる。
それでも、本当に深刻な病気ではないと願っていた。
でも、余命少ない人と同じ薬を飲んでいると言うし。
ラストの、部屋の片付き具合が、倉石の覚悟を
表しているかのようで。

まるで、死ぬ時に姿を隠す動物みたいじゃない。。。
このまま、ドラマシリーズも映画もなしの完結というのも、
倉石らしくて潔くていいのかもしれない。
つらっとして新ドラマ作ってくれちゃうのも、
それはそれで嬉しい気はするんだけどね。

83、84綾辻行人『Another』(上下巻)



文庫の上下巻で再読。
ハードカバーで出た時に読んでたのだけど、
見事なまでに忘れていた。
もちろん、「誰が死者か」についても。

綾辻先生、本当に素晴らしい。
ホラーなのに、ミステリ要素もあり、
まず、上巻で、三崎鳴とは何者か、
という大きな謎の提起。
これは、中盤には明らかになるのだけど、
そこで、さらなる謎が浮上してくるわけで。

そういう、筋書きももちろんなのだけど、
綾辻先生の作品に漂うゴシックホラー調のムード。
これが、たまらなく魅力的。


アニメ版も、キャラ造形に若干の疑問がなくもないけど、
かなりうまく作り込まれていると思う。
話が進むほど、そう感じる。
こちらは、まだラスとまでは観ていないのだけども。
アレは、どう扱っているのか、すごく楽しみ。



85.近藤史恵『ダークルーム』



1番怖かったのは、「SWEET BOYS」。
彼女の死の真相は、、、
人の世には、こんな悪意が存在するのか。

表題作の「ダークルーム」は、かなり意外な展開だった。
そのタイトルの意味も含めて。
でも、こういう展開は、かなり私好み。

「北緯60度の恋」
どんな落とし穴があるのかと思っていたら、
そうくるとは。
北欧の街の雰囲気が、よく似合うお話。