週末、函館で「トータル・リコール」を観ようと思って、
映画館のサイトで上映時間をチェック。
あれ?
あれれ???
ない?
よくよく見たら、上映はあるのだけど、来月だった。
がび~ん。
ということで、図書館に行って、ちょっと買い物をしただけで、
後は家でオリンピック&高校野球三昧の週末。
甲子園は、北海道からの両校が、どちらも1回戦を
突破できなくて残念。
でも、いい試合だった、うん。


96.辻村深月『サクラ咲く』


素晴らしかった。
1話目は、不思議を絡めた友情ものという
だけかと思って読んでいた。
もちろん、これ、単独で読んでも、微笑ましい、
辻村さんらしい、いい作品だと思う。

でも、2話目、3話目を読んで、それぞれのつながりの
素晴らしさにぎゅっと心をつかまれてしまった。
つながりに気付かなくても、それぞれが単独で
物語として、きっちり成立している。
その上で、ちりばめられたつながりに気付くと、
物語は一気に深みを増す。

なんて、なんて、素晴らしい。
最後まで読んで、かみしめながら、もう1回読む。
ゆっくり、じっくり。
そういう読み方がぴったりくる作品。


97.坂木司『青空の卵』


ドラマの放送に合わせての再読。

読んでみると、ドラマはなかなか原作に忠実。
ただ、原作では鳥井はマンション住まいのようだけど、
ドラマでは一軒家だったような。
実際、その方が鳥井のイメージだな。

坂木が持ち込んだ謎を鳥井が解決していく。
その都度、引きこもりの鳥井に知人・友人が増えていく。

口も態度も悪いけど、ダブルスタンダードではないし。
だから、結局のところ、誰も鳥井を嫌ったりしない。
呼んでもないのにやってくる警官コンビもいるぐらい(笑)

最終話は、「親子」がキーワード。
鳥井と父親。
マリオと父親。

よかったね。みんな。

あと、問題があるとすれば、坂木の鳥井への依存かな。
がんばれ~。