5日(日)の53分近いRMさんのwライブ、アルバム制作や昔の思い出の場所巡りや近況などいろいろ話してくれた中、今のナムジュンさんの結婚観について、結構時間を割いていた。

アイドルの結婚、当然その難しさについて語ることは山ほどあるんだろうけど、彼はそれには触れず、同世代の結婚観という形で考えを話した。


小学校の同級生だったというナムジュンさんのお母さんとお父さん。9年間の恋愛を経て結婚したという。幼い頃、田舎に遊びに行くたび、父母が知り合った小学校で遊び、自然と自分もいつか結婚するんだろうと感じていたというナムジュンさん。

あんまり早く結婚したら皆さんが悲しむだろうから、と笑っていた。


1人でいる時間をどう過ごすか。

「僕が1人で寂しいから、これに対する解決回避の手段として」結婚を選ぶのか。でもそれでうまくいくんだろうか、とナムジュンさんは懐疑的だった。

子供にしても、「自分自身を育てるのも大変なのに」新しい命に向き合うことができるのか。(ナムさんが、子供の頃の自分を引き合いにして、どれだけ憎たらしい子供だったかと言ってたのがなんだかおかしかった)


今の韓国は日本よりも少子化の問題が深刻で、そんな意味でも社会的なプレッシャーが大きいんだろう。

ナムジュンさんは、特にその重圧がかかるのが女性だということをきちんと認識して、

「子供とかそういう いろんな問題があって、社会やメディアがずっと、プレッシャーをかけてるみたいだけど、僕たちにプレッシャーをかけてるみたいだけど ただ自分のままに生きて欲しいです」(一部日本語訳の意味がわからない箇所があってそこはカットしました)


結婚してる人たちはその立場から話すしかないし、してない人はその立場から話す。この問題に正解はないけれどとしながらも、

「90年代生まれから、僕たちが初めて、結婚というのはオプションになった世代だと思って ただ自分の選択通りに行くべきだと思います」と、言っていた。


結婚がオプションになった(とナムジュンさんはいう)90年代以降の世代と、結婚がオプションではなかった私の世代で何が決定的に違うんだろう。

オプションであるかどうかを考える選択肢さえなく、かといって個人的には周囲や社会の圧力を感じたこともなく、さして先のことも考えず結婚し、子供についてもさして先のこと(自分の仕事については考えたけど)を考えることなく産み育ててきた。

そんな自分が振り返って言えることは、ただ案外、案ずるより産むが易しだよ、しかないけど、それは、ナムジュンさんがいう通り結婚してる人のその立場からの言葉でしかない。


ナムジュンさんは正解はないと言ったけど、「自分の選択通りに行くべきだと思います」と言う彼の言葉は、私が採点者なら、丸にする。自分の選択を、自分で認めてあげるのが一番いいと思う。


それにしても、「僕たち一緒にかっこよく老いていきましょう」というナムジュンさんの言葉。ジミンさんも同じようなこと言ってたと思うけど、こんな風に言ってくれる人たちのファンでいられて、ARMYは幸せ者だとホントに思う。