Heavy is the head when you chasin’  true

真実を追いかける時、頭が重い。

 

“Heavy is the head”という言い回しは、シェイクスピアの「ヘンリー4世」の”Heavy is the head that wears the crown”に由来してるらしい。大きな権力や責任を持つものにつきまとうプレッシャーや苦悩を意味してるんだそう。

シェイクスピアのセリフは、翻訳小説やドラマでたまに出くわすけど(多分気づかないだけできっとほんとはもっとたくさん使われてるんだろうなあ。教養が天から降ってくればいいのにと思う)、ネイティブの人なら、ただ頭が重いというこの言い回しに、ナムジュンさんが抱える責任や重圧の重さも同時に感じることができるのかもしれない。

 

このラインの後に、赤に染める気?青に染める気?ときて

”Two sides of a coin, and they both ain’t true”

ピーんとコインを指で弾いて、コインが落ちる。落ちたコインは裏か表しかないけど、そこに真実はない。空中で回転している時、クルクルと揺らいでいる時が真実なのかもしれない。曖昧でコイン自身にも自分が今裏なのか表なのかわからない状態。

 

逃げたいし、視界外れたいし、スイッチオフにしたいし

何をしたいのか、どうしていいのかわからないし

 

鋼の心を持っていたはずの僕が

揺らぐ本音を繰り返し繰り返し繰り返し、、

 

”Now I understand the truth, some pain don’t heal

If  everything’s just happy, that ain’t real”

 

そしてついに理解した

癒えない痛みもあるし、全てがただハッピーならそれは現実じゃない

 

英語が苦手なのでダラダラと時間かけて歌詞を読んでるうちに、なんだか自分まで逃げ出したくなってきてしまった。これを書いた人の、逃げ出したいという思いに引き摺られたのか、逆か。

理由もなくただ逃げ出したいという微かな思いが心のどこかに小さな小さな種火のように燻っているのかも。それがこの詩をそう読ませてしまうのかもしれない。今の生活に不満があるわけでもなんでもないけれど。