2019年のワールドツアーのビハインド、世界各地で熱狂的に迎えられるBTS、ステージ映像、メンバーへのインタビューで構成されたドキュメンタリー映画、Break the silence。
そのワンシーン。25歳のジミンさんが、ライブ会場のARMY達が映る場面で言っていた。
「そうですね。この人たちがどんな存在かというよりも
この瞬間を共にしたことには変わりがないから
僕の人生において
ある意味一番大切で
輝いて幸せな瞬間を共にする人たち
そう言えると思います」
ジミンさんにとって、公演のステージは、単に自分達のパフォーマンスを披露する場ではない。
メンバー、バックダンサー、バンド、スタッフ、そしてもちろんARMYが、一体となって作り上げ、感情を交流する場、なんだろうと思う。
それは、人生という長いタームで見れば、ジミンさんにとってもファンにとっても、ほんのわずかな時間に過ぎないけれど、その瞬間においては、ジミンさんは確かにファンのためだけに存在する1人の人間になるのだろう。文字通りARMYが彼の全てになるんだろう。そう思う。
人生の一番大切で輝いて幸せな時間を共にする人たち、と思ってもらえるって、ファン冥利に尽きると思う。