ジミンさんのダンス run bts
「run bts」は、22年6月リリースの、アンソロジーアルバム「proof」に収録された新曲3曲のうちの1曲。
月一の会社からの電話が怖かったという練習生時代。そこにはもう2度と戻りたくないという思い出話から始まり、なぜ俺たちが売れたかって?ただ夢中で走ってきただけ、、そして君を捕まえた
if we live fast,let us die young
2本の裸足が俺たちのガソリン、走れバンタン、走れバンタン
という感じの歌詞で、ダンスパフォーマンスはデビューしたての若手グループか?ってくらいの全力しか感じない。9年間を駆け抜けてきたバンタンが、第2章を迎える前に、その存在を見せつける感じの曲なのかなあと、個人的には感じました。
ダンスの全力感はピチピチに跳ね回る勢いの新人グループ並み。
でも、これまでのキャリアのなせる技なのか、一人一人のこなれ感は、さすが10年選手って感じ。
メンバーそれぞれ見せ場があるんだけど、ユンギさんからナムさんへ繋がるラップのパートに漂うオーラがハンパない。
このパフォーマンス中、ジミンさんはほとんどカメラと目を合わせないというか、前髪がほぼ目にかかってるというのもあってか、微妙に視線を合わせない感じ?それでいて、首がもげるんじゃないかって勢いでブンブン振り回すし、床を蹴るようなステップの時1人だけ多分空中を蹴ってるし、腕の振り大きすぎてお腹見せまくるし。
お前らこんだけ踊れるか?って見せつけてくる感がすごくて、その振り切り方が気持ち良い。ダンス後半はアスリートみたいな表情で踊り切ったのが印象的だった。
プラクティスでこれだけカッコ良いものを、釜山コンサートの時は、mic dropからの流れだからもう。
ここでもジミンさんは、全力疾走で、漆黒の衣装だけに余計に白い肌が浮かび上がる。
ただやっぱり、観客のいるステージの上でのパフォーマンスは、プラクティスとは全然別物みたいだ。体がバラバラになるんじゃ?って感じるほどのダンスをしてるのに、時に笑みさえ見えた(気がする)。
最後の追い込みはほんと笑顔で、みんなが決めポーズをとるラスト、ライトが落ちる一瞬前、ポーズを取る代わりに同じく笑顔のVさんの首をがっと抱き寄せるという。
全然ジャンル違いなんだけど、ジャズピアニストのビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビー」というアルバムにライブ演奏の「マイ・フーリッシュ・ハート」という曲が入ってて、それを聴くたびに、この演奏に立ち会えたお客さんたちはなんてラッキーで幸せ者なんだろうと思ってる。
同じように、クオズのこのラストシーンを見るたび、この瞬間に立ち会えたお客さんたちはなんてラッキーなんだろうと羨ましく思う。
ライブステージって、時にそういう瞬間があるんだろうなと思う。