今回の騒動について | 猫詐欺防止のために動き始めた人のブログ。

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川崎猫虐待虐殺事件(廣瀬勝海事件)被害者の一人であるみりんたらのブログです。
裁判終結まで事件の関連情報を掲載していきます。
リンク・転載大歓迎。承諾も不要です。いろんな人にこの事件について知らせてください。

マスターや私のブログで被害者を擁護してくださっているみなさん、本当にありがとうございます。
分かってくださる方がいるということが、被害者の心の支えになっています。

昨日の記事を最後にしばらく休もうと思っていましたが、もう少し説明が必要な部分があると思いましたので追記します。

マスターとは、事件発覚以来、何かあると電話でお話しさせていただいています。
私が言うまでもありませんが、大変に正義感の強い方で、確たる信念を持って活動されている方です。
動物救済所を立ち上げたり、今回の件でも身分を明かして署名活動されていて、普通の人にはできないことをされています。
人にできないことをする人というのは、ある意味天才ですので、普通の人には理解できない部分もお持ちです。
自分がこうだと思ったらけして譲らないところもあり、意見の合わない人とは衝突することもあるでしょう。
実際私も意見が対立したことがありました。
でもなんだかんだ言っても、やはりお世話になっている方です。
マスターなしでは、これほど事件が世間に知れ渡り、署名があれほど集まることもなかったはずです。
突き詰めれば同じ動物を愛する人間同士、小さなことで争っている場合ではないと思い、お互いに歩み寄り、私個人としてはマスターとはうまくやっていっていると思っていました。

ですので、今回このようなことになり、戸惑いました。
私としては、これはマスターの本音なのだろうか?と感じています。
他の被害者の人たちが表に出て来ない(ように見える)ので、そこが問題なのかなぁとか、考えていますが。。。
ブログで情報発信している方も私の他に数名いらっしゃいますが、他の皆さんは、ブログって何?という感じですので、まず、ネットを使って情報発信をすることは不可能です。。。

それでも、現地での捜索や各メディアへの訴えかけ、署名活動や情報拡散、情報収集、警察への情報提供、聴取など、みなさんできるだけのことをしてきました。
毎日必死でした。
それが表に出て来なかったのは、私がブログに事細かに書かなかったせいだと思うのですが、私はそういう細かいことを書く必要があるとは思っていなかったのです。
そもそも会の代表という意識もありませんでしたので、そういう義務があるとは思っていませんでした。
当時非常に忙しかったため、他の方の活動を確認して書くだけの余裕がなかったということもあります。
毎日が追われるようにして過ぎて行きました。

ともかく、分かっていただきたいのは、被害者が何もしてこなかったわけではないということです。
最初は廣瀬に怯えて小さくなっていた方も、みんなに励まされ、勇気を出して事件に向き合い、何度も警察、検察に出向いて捜査に協力して来られました。
正面から向き合うにはあまりにも過酷な現実です。
中には、いまだに隠れている被害者だっているはずなのです。
今回集まってきている人たちは、少なくとも、自分が犯した過ちを反省し、このようなことが二度と起こらないよう行動をしている人たちです。

今回、訳のわからない一本のメールがきっかけでマスターの堪忍袋の緒が切れましたが、あれも被害者が出したものではありません。
私は今まで、マスターにブログで何か言われても反応しないでくださいと被害者の皆さんに言ってきました。
マスターは熱い人なので、思ったことをすぐに表に出されますが、それに対してこちらが一々反応していては、うまくいくものもうまくいかなくなってしまいます。
ですので、マスターに対して被害者側が何かをしかけるということはまずなかったはずです。

これだけ協力してくださっているマスターに、傍聴の際に被害者の誰も挨拶に来なかったという点については、本当に申し訳なく思っています。
私は個人的に電話でやりとりしていたので、あ、マスターだと思ってご挨拶しましたが、他の方はそうではありません。
必要に迫られて連絡役をしてきただけの私ですが、他の被害者の皆さんから見たら私は会のまとめ役であり、その私が紹介もしないのに、率先してマスターのところに挨拶に行くのは気が引けたのではないでしょうか。

そもそも、会の存在自体、便宜的なものです。
メディアに対応する際や、署名活動の際に必要だからそう名乗っているだけです。
民事訴訟でも団結する必要がありましたので、会として先生にお願いもして来ましたが、それ以上の実態はないに等しいのです。

会としてのホームページ作りに関しても、私は消極的でした。
必要な情報はいくつかの個人ブログで発信しているので、とりあえずそれでいいと思っていました。
何より、会の存在自体が私の中ではあやふやなものでしたので、ホームページで会として情報発信することに対する躊躇がありました。
確かに、速やかに情報提供するという点で便利だとは思いますが、会として情報発信するには書き手にそれなりの責任が伴いますし、誰がそれを継続して管理するのかという問題もあります。
先日ようやくホームページが立ちあがりましたが、それも引き受けてくれる被害者の方がいらっしゃったからできたことです。
必然的に、今後はその方にホームページの管理やまとめ役をお願いすることになりましたが、おかげで私は肩の荷が降りたように感じています。

みなさんご自分にできることをできる限りやっていらっしゃいます。
それが外部に十分伝わっていなかったとしたら、それはまとめ役である私が会を漠然としたものとしてとらえ、会としての発言を控えてきたせいではないかと思います。

次の公判では、改めてマスターにご挨拶に伺います。
他のみなさんも、遺恨なく公判に立ち会ってくださるようお願いいたします。


それから、被害者への責任追及とかおっしゃってる人がいますが、そういうことを言うから被害者はなかなか表に出て来れないんですよ。
そんなことを言われて、おそらくそういうことを言っているであろう人に囲まれているマスターに、ほいほい挨拶に行けますか?
何しろ、文革並みに吊るし上げられそうな勢いですからね。
猫ボラやめろ!なんてのは、非国民、日本から出ていけ!と言ってるのと一緒ですよ。
今のままじゃ、とてもじゃないけど被害者です~なんて言ってのこのこ出て行けません。

私たちの責任を追及できるのは、犠牲になった猫たちと、その元親さんだけです。
他の誰にも何物にも、私たちの責任を追及する権利はありません。
責任追及に躍起になっている人たちは、その点履き違えないようお願いいたします。