ミスティくんの保護主さんについて | 猫詐欺防止のために動き始めた人のブログ。

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川崎猫虐待虐殺事件(廣瀬勝海事件)被害者の一人であるみりんたらのブログです。
裁判終結まで事件の関連情報を掲載していきます。
リンク・転載大歓迎。承諾も不要です。いろんな人にこの事件について知らせてください。

ミスティくんの保護主さん(Kさん)について、私が知ったことをお伝えします。
(今までは、Kさんが中傷をスルーする対応をされてきていたため、私も詳しい経緯を知りませんでした。)

ミスティを引き渡した日の夜中、Kさんに廣瀬からミスティを捨てたとメールが来ました。
Kさんはすぐに麻生警察に電話をして、夜中過ぎに川と廣瀬のアパート周辺を捜索してもらっています。
その日は水はほとんど干上がっていて猫がおぼれることはないよ。と警官にいわれたそうです。

眠れぬ夜をすごし、次の朝、Kさんは麻生区の衛生課に電話をして事情を話しました。
担当の方が幸いにも事態を重く見てくださり、すぐに現地で会いましょう、という話しになったそうです。
Kさんは、お嫁さんと妹さんとで廣瀬のアパートに駆けつけました。

そこで衛生課の担当の方(Aさん)と一緒に猫の死体をみつけました。
これは異常だということで、Kさんたちはすぐに警察に通報しました。
Kさんはその日も捜索したかったそうですが、夕方まで警察の現場検証などに時間がかかり、
捜索ができなかったそうです。

私のところに、警察で私の存在を知った保健所のAさんから連絡があったのは、11月7日の夕方のことです。
ですので、ここまでのことは、事件発覚からわずか1日の間の出来事ということになります。

私は4日に子猫たちを取り返しに行く直前、岡上の交番に立ち寄り事態の説明をし、その日の夜には警察にも電話しています。
いつ里の管理人さんにも通報しています。
ですが、翌々日の6日には、廣瀬の手にミスティが渡っています。
ミスティについては取り返しのつかないことになりましたが、Kさんの対応がとても速かったため、さらなる被害の拡大を防ぐことができたのです。
(廣瀬はこの間にも、他の人に里親希望のメールを送り続けています。)

その後、集まってきた被害者も、現地での捜索を繰り返しています。
毎日捜索する人もいれば、距離的、時間的制限からそうしょっちゅう行けなかった人もいますが、それでも現地付近のボランティアさんに協力をお願いするなどして捜索を続けていました。

Kさんも、いろんな人との連絡に追われながらも、夜暗くなるまで現地周辺の家を尋ねて歩き、ちらしを渡しながら、見かけたら知らせてくださいと話して歩いたり、川の捜索もされています。

私が自分のブログでミスティくんの捜索協力をお願いしたのは11月13日です。
それにこたえる形で来てくれたのがマスターです。
11月14日、Kさんはマスターや他の協力者の方(Nさん、Bさん)と一緒に、川の捜索を始めました。

Kさんが批判の対象になっているのは、この時の些細な行き違いがきっかけです。

その日は二手に分かれて捜索していたそうです。
Kさんと妹さんは、実際に長靴を履いて川に入って歩きました。
ミスティくんが発見されたときにお茶していたわけではないそうです。
マスターとNさんは組みになって下流へ探しに行っていたので、Kさんと妹さんが川に入って探していたことを知らないようです。

猫の遺体を見つけましたと連絡が入ったのは、現場付近の協力者のBさん宅に到着する直前のことでした。
Kさんたちがずぶ濡れだったので、Bさんが気をきかせて、寒くなってきたので家で休んでくださいと申し出てくれていたそうです。
 
Kさんはすぐに現地に戻りましたが、濡れたままの状態で、疲労困憊していました。
ミスティくんのところまではかなり距離があり、暗くなってきていたこともあり、降りることに危険を感じたそうです。

ミスティをみつけたら「絶対さわってはいけない」と警察から強く言われていたので、それをマスターに伝え引き上げるのを待ってもらったそうです。
そしてミスティをKさんが確認し、誰かが警察に連絡しました。
(誰が通報したのかはよく覚えていないそうです。)

警察を待っている間、「あんなに元気だったのに。」と思うと涙が溢れてきたそうです。
マスターも静かに泣いていたそうです。
ですが、川の上でNさんが、Kさんが泣く前に大声で泣き出したので、Kさんは驚いてしまって、感情を表に出すタイミングを逃してしまったようです。

そもそも、Kさんは元看護士さんです。
職業柄、怪我や死体を見ることに慣れています。
動揺しないよう訓練されているのです。
一般の人とは受け止め方が違いますし、感情的になるより先に、やるべきことをやるという冷静な方です。
 
川から上がったらすぐ、Bさんがとにかくうちへとおっしゃってくださったようです。
ずぶ濡れで、寒さも増していました。
このままでは体を壊すと心配してくださったのです。
マスターたちにもどうぞお立ち寄りくださいと電話したそうですが、このまま帰りますとのお返事だったそうです。
ミスティくんの居た場所にお花を手向けてくださったことを聞き、それについてお礼を言い、ミスティくんを見つけてくださったことにも、Kさんとしては何度も感謝の言葉を伝えたつもりだったようです。

その後、Kさんと妹さんは、Bさんに着替えを借りて、少し休ませていただいてから帰宅されたそうです。

以上が、私がKさんからお聞きしたことです。
私には、おかしなところは微塵も感じられません。
寒い中、できるだけのことをされたという印象です。
これだけのことをできる人がどれだけいるか、逆にそっちの方が疑問です。

Kさんに関しては、捜査に協力的でないという誤った情報も流れています。
Kさんは、何度も警察や検察に足を運び、可能な限りの資料と情報を提供しています。

民事訴訟に関して消極的という話は事実かもしれませんが、それも理由があってのことですし、結果的に訴訟に参加される決意をしてくださっていました。
また、民事訴訟に関しては、最初とずいぶん状況が変わってきましたので、今は私自身も消極的な気持ちです。
詐欺罪で刑事的に有罪、実刑となれば、後は他のもっと重要なことに力を注いだ方がよいように思われるからです。
他の被害者の方のお気持ちはまだ分かりませんので、今後どうするかはまた皆さんと相談するつもりです。

Kさんが傍聴にも来なかったと文句を言っている人もいますが、だから何なんでしょうか。
上げ足とりにしか聞こえません。
とても廣瀬の顔を直視できなかったそうです。
その気持ちが分かりませんか?

それから傍聴での被害者の言動についてですが、笑っていたとかおっしゃってる方がいますが、それは私のことではないでしょうか。
私は協力してくださっている皆さんにお会いできて、心からうれしいと思いました。
こんなにたくさんの方が力を貸してくれて、気持ちを一つにしてくれて、本当にありがたく、思わず笑みがこぼれました。
今後お会いした時にまたそう思われたら、その場で指摘していただけたら助かります。
その方の前では笑わないよう努力します。

法廷では、私以外の被害者の皆さんは泣いていました。
私よりも心の傷が深い方ばかりです。
私は猫たちを生きて取り戻すことができたため、法廷でも比較的冷静にメモを取ることができましたが、自分の猫を殺されていたら、とてもメモなど取ることはできませんでした。

ユーモアで悲しみを覆い隠そうとする人もいます。
みんなそれぞれの方法で苦しみや悲しみを乗り越えて、何とか前進しようとしています。
それが悪いことだとは言わないでいただきたいです。
ここで一人猫ボラが打ちひしがれ、活動を止めてしまえば、それだけ助けられる猫も減るんですから。
そんな人たちには猫保護やる資格はないとか言っている人がいますが、何十年もこつこつと骨身を削って続けてこられた人に、面と向かって同じことが言えますか?
ご自分はどれだけ完璧なんですか?

今もまだ、被害者の皆さんは毎日後悔の日々を送ってらっしゃいますよ。
その姿を外で見せなくても、誰もいない部屋で、毎晩泣いてますよ。
批判者の皆さんは、その悲痛な姿を白日のもとにさらさない限り納得しないんですか?
だとしたら、それは「いじめ」以外の何物でもないです。

私は今後被害者の会のまとめ役を降りて、後のことは会のホームページを管理してくださっている方にお任せしようと思っています。
仕事の事情もあり、しばらくはこのサイトの更新もできないかもしれません。

ですが、一息ついたらまた活動を始めます。
その際には、ぜひ皆さんのお力を貸して下さい。
猫詐欺・虐待撲滅サイトをご覧になって、そこに書かれていることに賛同してくださる方は、ぜひご連絡ください。