まだまだ「アラジン」の幸せマジックは続く
YouTubeいろいろ見て。
「フレンド・ライク・ミー」聞いてうきうき。わくわく。ノリノリ。
「ア・ホール・ニュー・ワールド」聞いてキラキラ。ほわほわ。ふわふわ。
めっちゃしあわせ〜な多幸感
「ハッピーエンド」のお話だからだね!!
以下画像は公式より
好きなミュージカルは「レ・ミゼラブル」がナンバーワン。
劇団四季では「ノートルダムの鐘」と「オペラ座の怪人」。
なんだけど。どれもこれも暗め?
この「アラジン」後の幸せほわほわな気分と言ったら
キラキラゴージャスなものを見たりノリノリな音楽でワクワクするのは幸せなのね〜
さてさて。
幸せとはいうものの。
今回私がコロナ禍を経て歳を重ねたからなのか、はたまた瀧山ジーニーの演技力なのか。
「アラジン」では考えさせられる場面がある
前見たときもふっと思ったけど今回はより強く感じましたよ。
自由はあるけど貧乏なアラジン。
お金はあるけど自由がない王女ジャスミン。
ランプに囚われの身で自由がないジーニー。
・・・「ぼくのほしいのはね。自由だよ」。
そうアラジンに話すときの真面目で寂しげなジーニーの場面。
「あっ!」と胸をしめつけられる思いでした。
そこまでは陽気でおちゃらけていてパワフルなジーニーだっただけにその落差にずきゅん
ジーニーってば・・・自分の望みをひた隠しにしてどれだけ我慢して明るくふるまってたの?
ちっちゃいランプの中に囚われて絶望的な気持ちになる夜をどれだけひとりで超えてきたの??と。
だからこそアラジンのみっつの願いのみっつめの行くえがハラハラドキドキ
ジーニーのために「ジーニーを自由に」って願ってあげて!アラジン!!と強く思う。
でも。ジーニーはあくまでもアラジンを思って「みんなの記憶(アラジンは貧乏な盗人)を消して、って願うんだよ。そうすれば君は(王子様のまま)幸せになれる!」と。
ああーージーニーなんていい人
結果的には。
アラジンは周囲をだまして身分をいつわらなくても。
ジャスミンの愛も周囲の評価もそのままだったんだよね。仲間ともずっといっしょ。
アラジンは「こんな生活していて自分はダメだ。王子じゃないと幸せになれない」と思っていた。
でも偽りの王子様じゃなくてもあるがままで愛される人物だった。
それに気づくきっかけをくれたのがジーニー。
そしてジーニーはめでたく自由に
「ア・ホール・ニュー・ワールド」四季版のサビは「♪自由さー」「♪自由よー」。
幸せなのは自由だってこと!
自分を縛るものから解き放たれることがどれほど幸せか
ジーニーがウキウキでアロハシャツで旅に出る姿、愛おしすぎる!!
そしてハッピーエンド
ん?
いやいや。もうひとつ。
思うことがあるの。
身分違いの恋が愛の力で成就するのは美しいお話。
でもこれで「幸せに暮らしましたとさ」で終わらないことをオトナなわたくしは知ってますの
愛なんてのは永遠じゃないからね。
前回2018〜2019年に「アラジン」見た当時も思った。
折しも某国のプリンセスの身分違いの結婚話が暗礁に乗り上げたころ。
その後、周囲の反対を押し切り結婚して他国に行ってしまった元プリンセス。
お幸せにお暮らしでしょうか?
アラジンとジャスミンもこのあとうまくやれてるかな?
ジャスミンの尻に敷かれてアラジン不自由になってはいないかな?
オバチャンは心配ですよ。などと深読み。
まあそんなこんな含めてぜんぶ楽しい劇団四季「アラジン」でした