特例により、6歳3月を過ぎても現役を継続していたプリュムドールですが、先週、右前繋靭帯に張りが出てきて、今週、獣医の診察の結果、体部繋靭帯炎を発症しており、協議の結果、引退の決断が下された。
大変残念ではありますが、彼女には繁殖牝馬の仕事も待っている為、やむを得ない決断だと思います。
プリュムドールは、ノルマンディに入会するきっかけになった馬で、ゴールドシップの仔に出資したいと思っていたところに、一口4万円という安い価格ながら、非常に好感の持てる馬体をしている牝馬を見つけ、出資申込をしたところ、運良く抽選を通過し、出資確定しました。
募集価格から、1勝してそこそこ走ってくれれば元が取れると思っていたら、なんと4勝もしてくれてオープン馬になり、重賞どころか春の天皇賞にも出走するなど、本当に頑張ってくれました。
本日、更新されたクラブの近況は以下の通り。
プリュムドール
2024/7/25 (引退)
ここまで様子を見てきましたが、右前肢がなかなかすっきりしてこず繋靭帯内側に触診痛も認められたことから、昨日24日(水)にエコー検査を実施したところ、同肢の体部繋靭帯炎を発症していることが判明しました。
全治には時間を要する見込みで、再発のリスクも踏まえて管理する奥村豊調教師と協議をおこなった結果、誠に残念ではございますが、ここで中央競馬登録を抹消し、匿名組合契約を終了することといたしました。今後はオカダスタッドにて繁殖牝馬となる予定です。
プリュムドール号にお送りいただいたこれまでの温かいご声援、誠にありがとうございました。
「脚元のケアをおこないながら、何とか良化を見せてほしいと祈るような気持ちで様子を見てきましたが、なかなか良くなってこなかったため、昨日エコー検査をおこないました。管骨の真ん中付近から種子骨付着部にかけて繋靭帯に損傷が確認され、獣医師からはリハビリに半年以上は掛かりそうとの見解を示されています。その過程でまた頓挫があった際には1年以上の時間を要す可能性もありうるとのことで、復帰を含めたあらゆるパターンを模索してクラブ側とも話し合いを重ねましたが、断腸の思いで引退という決断に至りました。一昨年のステイヤーズステークスで2着になった後は、その後の長距離戦線での活躍を夢見たものですが、そこから脚元との戦いが始まったところ。能力の高さゆえに、長距離レースを走った後の脚元への反動は他の馬よりも大きく、細心の注意を払いながら進めてきたものの、このような結果となってしまって本当に悔しい限りです。ここからという時にプリュムドールの本来の走りをさせられなかったことが心残りですし、楽しみにされていた会員の皆様にも申し訳ない気持ちでいっぱい。それでも、プリュムドールはここまでよく頑張ってくれましたし、厩舎にとってもいろいろ経験、勉強させてもらった大切な馬。次はお母さんとしての仕事も待っていますし、自身の成し得なかったことを果たしてくれるような子を産んでほしいですね。また機会があり、その一助となれれば嬉しい限りです」(奥村豊調教師)
来年の春、どんな種牡馬の種付けをして、再来年の春、どんな仔を産むのか楽しみに待ちたいと思います。
さて、話は変わりますが、現在、申込が始まっているシルクの1歳馬募集。 密かに狙えるかもと思っていたシャトーブランシュの23 、昨日の1回目の出資申し込み受付状況にて、250口以上の申込馬にランクインされ瞬殺でしたね。
昨年、ローブティサージュの22に一頭入魂し、敢え無く落選したこともあり、今年は出資の可能性の高い馬を確実に獲りに行きたいと思っているので、今後の中間発表を考慮の上、抽優を使いたいと思います。