筆者が所有した経験があるテニスボールの紹介の2回目です。
今回は、4大大会[グランドスラム]の公式試合球です。すべて国際テニス連盟公認球の試合球です。[国際主要大会で使用されるタイプです]


※すべて、筆者が所有しているか、以前所有していたボールです。
※一部写真にブレが生じて見にくいものもあります。ご了承ください。
※ボールの説明はすべて他サイトや書籍等からの引用、およびその要約などです。

 



🎾australian open(全豪オープン)

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左が表、右が裏です。
写真のボールは2012年モデルのもので、2006年モデルのものは、裏の文字の書体が異なっています。

日本テニス協会公認球です。
2006年からオーストラリアンオープンの公式球となった、高品質で耐久性に優れるテニスボールです。
さらに、フェルトには視認性の高い「HI-VIS加工」を施しています。
[※2005年以前のオーストラリアンオープンでは、スラセンジャーのボールが使用されていました。]

 



🎾FRENCH OPEN(全仏オープン)

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【左】BabolaT FRENCH OPEN(バボラ フレンチオープン) フレンチオープン使用球
表面のメルトンはウール・ナイロン・コットン、中のコアは天然ゴム・合成ゴムで構成されています。
【右】1990年代(?)のフレンチオープン使用球
メーカーは不明です。

2011年からバボラのボールがフレンチオープンの公式球となりました。
[※2010年以前のフレンチオープンでは、ダンロップのボールが使用されていたようです。]


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BabolaT FRENCH OPEN ALL COURT(バボラ フレンチオープン オールコート)

※このボールは以前所有していましたが、売却し現在は所有していません。

上記のフレンチオープン使用球のテイクダウンモデル(練習球)だと思われます。
 



🎾WIMBLEDON(全英オープン)

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【左】THE WINBLEDON BALL_2013(2013年全英オープン公式球)
【右】WINBLEDON 125th YEAR LIMITED EDITION(ウィンブルドン大会125周年記念デザイン缶)[2011年]
表面のメルトンはウール・ナイロン・コットン、中のコアはゴムで構成されています。


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【左】WIMBLEDON ULTRA VIS[2006年モデル]
※このボールは以前所有していましたが、売却し現在は所有していません。
表面にはHydroguardという撥水加工が施され、水を吸収しにくいうえ、吸っても15分程度で乾くようです。
【右】WINBLEDON 100YEARS LIMITEDEDITION(全英オープン大会使用100周年記念缶)[2002年]
表面にはHydroguardという撥水加工が施され、水を吸収しにくいうえ、吸っても15分程度で乾くようです。


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WINBLEDON ULTRA VIS MILLENNIUM YEAR LIMITED EDITION(ミレニアムイヤー[2000年]限定モデル)
ボールの視認性を高めるフェルトを採用しているようです。

 



🎾US OPEN(全米オープン)

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US Open Extra Duty(USオープン・エクストラデューティー) 男子使用球
左が表、右が裏です。
写真のボールは2012年モデルのもので、2005年モデルのものは、裏の文字の書体が異なっています。


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US Open Regular Duty(USオープン・レギュラーデューティ) 女子使用球
左が表、右が裏です。
写真のボールは2012年モデルのもので、2005年モデルのものは、裏の文字の書体が異なっています。


エクストラデューティー・レギュラーデューティーともに、日本テニス協会公認球です。インターハイ[全国高等学校総合体育大会]や全国選抜高等学校テニス大会でも使用されます。
エクストラデューティー[男子用]は、レギュラーデューティー[女子用]に比べ、少し重く、フェルト量も多いので、レギュラーデューティーに比べてボールにスピードが出にくくなっています。

 



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