飽きたというか(飽きたわけじゃない)時間もないわけで(仮にも受験生)
停滞しました。
本当のところ、気分が乗らないだけなんですけどね。
じゃあいまどこまで出来ているの?
って思ったから写真をとってみた(デジカメで)
公式側。
ヴェランス(流線型の車輪覆いのこと。スポーツカーで言うところのフェンダースパッツか)取り付けているから見慣れた(?)マラード号と同じ感じ。
めんどうだからまだロッド類を取り付けてないですそのうちします。
あと炭水車の板バネもいちばん前部しか付けていないという。
あとまだいろいろ付けてないや。
ぼちぼち、ね。
今年の一年の目標は「特急Silver jubilee編成の完成」
じゃなくて「国立大学に受かる」
なんで。(作っている場合か?)
非公式側。
ヴェランスなし。こっち側には給水温め機がないんですね。(給水温め装置だと思う)
見た目酷いからロッド類を申し訳程度にはつけています。完成させるとは思う。
こっちはヴェランスつけるかどうかわかんない。これはこれでA4のひとつの形態だからな。この姿で活躍していた期間の方が長いっぽいし。
炭水車にLNERのマークすら入れてなければ、機関車の愛称板もとりつけていない。完成は遠いなあ。
で、アマゾンで今日注文した本が届いたんですよね。
Deutsche Lokomotiven/Klaus J. Vetter
¥1,650
ドイツ語なんて読めないけど何か?
いや、日本の鉄どもは日本の「~が廃止になる」だの「~系が◯◯へ移動になる」だの「近江鉄道でけいおん!!の記念きっぷが発売される」だの、そんなことばっかりにしか興味がないから日本の鉄道のことを書いた本しかないんだよ!
外国の資料が少ないのなんのって酷すぎですよ。
だから海外から買ったんだけどね
本当はこの本が欲しかったんだ
全盛時代のドイツ蒸気機関車 (1971年)/著者不明
¥act
およそ40年前に刊行された本。
ドイツの蒸気機関車について国内唯一無二な本らしく、しかも数量限定。神保町に秋葉のついでにいってもなかったという本。
ずっと探している(ここ2年くらい)けどオークションとかじゃリスクが高くて手が出ません。だから本国の資料を輸入した。エキサイト翻訳って便利ですね。
本当にね、C62が木曽川鉄橋の上で129km出したからって狭軌世界一イイイイイイイ!!!
なんて思っていたらあかんよ。
そんなの日本の鉄道雑誌(鉄道◯ァンや鉄道ピ◯トリアルやRail ◯agazine)の情操教育の賜物さ。
おなじ狭軌(1067mm)を採用している南アフリカ共和国の蒸気機関車の方が絶対的に日本の蒸気機関車よりもアグレッシブな進歩をしたことは明らかだし、
おなじ狭軌を採用しているインドネシアのスマトラ島を戦前の超特急「燕」が走るより以前にオランダから機関車を輸入して最高時速120kmではしらせていたなんてこともある。
そりゃあ、C51が水槽車引っ張って横浜-名古屋ノンストップ走行は英国本国に比べてすごい進歩だとは思うが
東京ー広島の距離をラインゴルト引っ張っていた20世紀00年代生まれのS3/6(DRG18)やロンドン-エディンバラノンストップな「フライングスコッツマン」のほうがどんだけすごいか。
世界の蒸気機関車を知って、それで日本の蒸気機関車の良さを知ったほうがいいと思うんだ。
同じ流線型機関車でもLNER A4だけじゃないぜ(マラード号とくらいしか知らないんじゃないか?日本人鉄は)。LMS Class PrincessにBR Class Merchant navy 他にもイギリスにはいっぱいあるし、ドイツはゼロイチのバリエーション、03に05。ヘンシェル・ヴェーグマンや「ミッキーマウス」だっている。
フランスには232Uってバケモンがいたり。
ビッグボーイやチャレンジャーみたいなデカブツばっかりと思われがちなアメリカにだって、ペンシーのデュプレックスにハイアワサに20世紀特急に。
これらの流線型機関車はガチでディーゼルや電車に張り合っていたからね。
ドイツの「フリーゲンターハンブルガー」の成功に頭に来てLNERはA4を世に送り出して、ドイツがヘンシェル・ヴェーグマンの成功から05作って200kmだしたらLNERが突然高速試験したからね
えーっとこれらのことは以下の書籍に掲載されてたりしますー。
日本で手に入る数少ないというかたぶん唯一の外国の資料ですねー。
蒸気機関車の興亡/斎藤 晃
¥3,568
蒸気機関車の挑戦/斎藤 晃
¥3,150
(あ、絶版になってる……)
蒸気機関車200年史/齋藤 晃
¥4,410
まじで世界が一気に広がるね。それでもやっぱり日本型が好き、とかが本当の鉄道ファンなんじゃないかな。
井の中の蛙のままなんて、女の子にモテない上に嫌われ蔑まれ迷惑と言われ友達もいなければデブで見た目はアキバにいそうな日本の多くの鉄はかわいそうね。
まあ、上記な理由は近年ゆとりが×××××だからなんだけど(これ以上暴言は……な。自分の首を苦しめることにだってなるんだし)
脱線しすぎた。
そうだ、ドイツの本を買った話だった。
ドイツ語は読めないけど、DB(ドイツ国鉄、というか西ドイツ国鉄)の所属する蒸気機関車がみんな載っていたし、
卵形電気機関車こと103型(詳しくはこれを見てください。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10828629
作った人マジ尊敬)
ちっちゃいころに観た電車のビデオにこいつがインターシティ引っ張ってライン川の脇を走っている,ってのがあった。ラインゴルトじゃん。
あとかわいいディーゼルね。
機関車トーマス、特に原作の汽車のえほんを読むとディーゼル機関車大嫌いになるのが普通だけど
まあ、こういうかわいいのはいいんじゃない?(黒ディーゼルの声優、郷里大輔さんのご冥福をお祈りします)
DD51なんかよりずっと親しみげのある感じじゃん。
ほかにもICEとかTEEとか7000両くらいは作られた貨物用蒸気機関車DRG52とかスーパーレールカーゴよろしく貨物ディーゼル車とか(これは初めて知った)写真がいっぱいだった。
いい買い物をしたね! 円高だし買っていいと思う。日本の鉄道の図鑑でこの値段でこの厚さはそうそうないと思うし。
紙で作る蒸気機関車、こんどはドイツ型もいいのかもしれない。