浪人生⇔大学生
彼女がいない⇔彼女がいる
非リア充⇔超リア充
ひとりで勉強⇔彼女と勉強
娘胡にそそのかされてこれまでの日記とかチャットとかを洗いざらいぶちまけます。
僕が未来の彼女となる女の子に望むものを暇つぶしがてら一覧にしてみた
昨晩
[0:36:01] 俺: 大学生も春だったら浮かれてラブラブしているんだろうがぁっっっっ!
[0:38:56] IKD: 大学生すべてが浮かれてラブラブしてると思ったら大間違いだから安心して下さいね!
[0:40:50] 俺: おれだって休日に美術館にふたりでいかせろや!
家電選びで新宿のヨドバシカメラとかに買い物付きあわせていいところ見させろや!
彼女が予約したフレンチの店で「これはシェフからあなたさまに」ってボーイが持ってきたワッフルとかをみて嫉妬させろや!
春風でスカート抑えながら歩く肩にそっと長めのコートをかけさせろや!
じゃあおそろいで、ってiPhoneの恋人契約させろや!
ホワイトデー忘れているふりして真紅のバラの花束渡して彼女がそれをぎゅっと抱きしめるお返しさせろや!
[0:41:00] 俺: (まだまだあるよ)
[0:41:30] 娘胡:どんだけ彼女欲しいんだよ!
2月1日
来年は、ほら、その日あたりは試験とかだろうけど彼女が一人暮らしのマンションにやってきてゴディバとかそんな感じの外国のいい感じのチョコレートを「はい」って渡してくれたあと(ツンデレ展開はない)に持ってきたワインでディナー(でも和食)
って感じですかね。
彼女は机の上に6冊積んであった文庫本を見て言う。
彼女「あら、またラノベ?」
俺「べ、別にいいだろ」
彼女「そうじゃなくて、文学とかあまりないのねー、この部屋」
俺「いや、その電撃大賞作品の下にいっぱいあるぜ。文庫本だけれどね」
有川浩や海堂尊、いわゆる文学ではないが秀でた本が30冊程度顔を出す。
彼女「本当だ。有川浩もあるんだー」
俺「デビューはラノベだからね。もっともラノベには収まらない作家さんだと思うぜ。売れてるし。読む?」
彼女「前に話題になったときに読んだ」
自分も色々読むのよ、えっへん!と彼女は胸を張る。
俺「今何読んでるの?」
彼女「実はね」
とグッチだかエルメスだか俺には区別のつかないバッグからオレンジ色の文庫本カバーに包まれた’それ’が出てきた。
彼女「面白そうなラノベを○○に紹介されたからあなたも好きだし買ってみたの」
ほら、と扉絵を見せてくる。
どうにもどっかで見たことのある絵だ。嫌というほど見た絵。自分の希望を遠慮しつつ、それでもいろいろと注文を付けた三枚折り畳みピンナップ。その裏には10冊くらいの海外資料と模型をこちらから提供して書いてもらった編成図と地図。
彼女はブックカバーを外して表紙の銀髪の女の子を指さしながら、
彼女「この娘、たぶんあなたが好きな娘だと思うの」
俺「嫉妬してるのかい?」
彼女「いいえ?この娘にはきちんと相手がいるもの。読んだ?」
青い背表紙のその本は出たばかりの電撃大賞入選作品であった。
俺「いや、読んでないけど全部分かっている」
彼女「どーいうことよー」
俺「教えないーぜっ!」
と俺は彼女の手からその本を取り上げてテーブルに裏表紙を上に乗せた。
ペン立てからは油性のマジック。キャップを取るとさらさら、とペンをはしらせた。
俺「お買い上げまいど!」
彼女「!?」
たぶん来年はこんなバレンタインになるから今年は仕方ないな。
でもね、バレンタインはチョコよりも気持ち、心、愛情なんですよ
今考えたんだけれど彼女が乗っている車ベスト3
第三位 NISSAN シルビアS15
オシャレなデザイン、きれいな名前(シルビアは妖精の名前です)、そして2シーターのスポーツクーペ。お嬢様らしい上品さと大学生という活発さ、そしてお嬢様らしい非常識さを兼ね備えた一台です。
(今のNISSANとはなんか違うよね)
第二位 MAZDA RX-7
日本の誇る名車。これも2シーター。シルビアよりずっと高性能。超人気車。デザイン最高。
もうこれを越えるエレガントスポーツカーは日本に誕生しないことでしょう。
(痛車!)
そして第一位 MINI
元イギリス車、今ドイツ車。堅実なボディにBMのエンジンをぶっこんで、どこかポルシェなどに通ずるカエルの目玉。屋根にユニオンジャックをいれているイメージもありますねー。
(ま
あ楽器を運ぶんだし、4シーターのMINIが一番現実的だよな。お嬢様だから金はあるんだ。大学に受かったから、って「じいや」とかが買い与えたに違いな
い。「お父様」はフェラーリ612スカリエッティとか買い与えようとして「お母様」に諌められた感じですかね。ちなみに「お父様」の愛車はたぶんベンツ
300SLマクラーレン。普段はプレジデントのリムジンかな)
1月25日
そこのあなた、三次元の世界に愛情を向けましょう。二次元に大してはどう頑張っても一方通行です(あなたがその作品の作者でない限りは。たとえ作者だったとしても結婚はできないからな!……泣くなよオマエ。)
12月25日
「クリスマス展望」
1 野郎と一緒のクリスマス
2 彼女と一緒のクリスマス(無機編)
3 彼女と一緒のクリスマス(有機編)
なんか、
娘hu-→ドキッ、男だらけのクリスマスパーティ
IKD→チキンを食べているそうで
BOSS→定番の女子飲み
らしいです。
1 野郎と一緒のクリスマス
浮かれた街は寒波を跳ね除けるようなジングルベルに包まれていた。
俺は一路自宅へと向かっていたのだった。どいつもこいつもうかれくさりやがって。全人類の半分が野郎で半分が女の子だというのに、大学生になってもなぜ一人なんだ。浪人をしていた去年ならまだしも、もう大学生なのだからさぁ……。
俺は意識の外で何度も何度も溜息をつく。別に人肌が恋しいというわけではないのだ。ただ周囲の甘ったるい遅れた空気がひたすら頭に来る。
交差点。通りを転がる車に乗るのはパパにママに娘に息子。もしくは野郎と女の子。
信号の向こうに居るは手を絡めるバカップル。学生だっているじゃねーか、くそう。
ついつい癖で携帯電話を開くとメールが来ていたのだった。受信時刻……3分前?続けて4通来ている。
いづれもほぼ似た内容で、要約すると飲むから来い。つまみを買ってきて欲しい。
どうせ、暇なんだろ?
「うるせーバカ、お前らも暇だから飲むんだろうが!」
「で、来るのか?こないのか?」
「十分で行く」
こんなクリスマスだっていいじゃないか。
2 彼女と一緒のクリスマス(無機編)
浮かれた街は寒波を跳ね除けるようなジングルベルに包まれていた。
デパ地下で買い込みそのまま家へ。周りなんて見えていない。ただ「彼女」の生誕祭に間に合うことだけを考えなければならない。
俺が彼女と出会ったのは奇跡以外の何ものでもなかった。なにせ、人類64億人の中のたった一人がこの俺なのだから
悠久を超越した時を生き、縁をつくり畏れを司る。
昼の世界を厳しみ、夜の世界をただただ愛でる、そんな彼女だ。
もう家だ。今夜は彼女と一晩語り明かそう。
ちなみに人は俺をこう呼ぶ。
「厨二病」
3 彼女と一緒のクリスマス(有機編)
浮かれた街は寒波を跳ね除けるようなジングルベルに包まれていた。
先程からちらちらと雪が舞い落ちてきている。まだ彼女はやってこない。俺は今一度今日のシミュレーションをし直した。
「待ったー?」
いやいや、待っていない。そう繕おうとしたがその笑みよりさきに彼女を見とれるニヤケ顔が出てしまっていた。
普段の清楚な音大生なはずなのに、どうして今日はこんなにも輝いているのだろうか。高貴な一輪の牡丹。まさに紅一点。
俺はコートの内ポケットから封筒を取り出す。
「ほら、今のうちに渡しておくよ」
そこにあったのはクリスマス・ハレルヤコンサートのチケットだ。ヘンデル作曲のオラトリオ、クリスマスにはまったくもってぴったりな演目だった。
まさか、彼女が俺以上のクラシックキチと知ったのは10月のことだった。その時に音大生ということもわかった。類は友を呼ぶと言うが彼女を俺と同類にするなんてたとえ神が許したとしても俺は許さない。彼女に追いつけるためにただただ精進しているのだからして。
二度の休憩を挟んで3時間を超えたコンサートのあと、彼女はずっとメサイアについて語り続け、しまいには有名なアレルヤ・コーラスを歌い始めた。俺はその姿にとけそうになる。
彼女はその賛美の歌詞を歌い終えると、ただこう言ったのだった。
「メリー・クリスマス!」
俺はその笑顔にできるだけ答えられるようにこう返す。
「メリー・クリスマス!」
クリスマスデートはこれでおしまい。周囲から見たら呆気無いと思うだろうが、熱心なカトリックの彼女は聖夜を過ごす家族がいるのでまだ客の少ない電車に乗り込んだ。
俺はというと、浮かれながらも友達のところに押しかけて飲む算段なのだった。
8月23日
総合大っていいな。
なぜかって?女の子もいるんだってさ
(井守の想像する大学生活) 君も当てはまる項目にチェックを入れてみよう!
○ 起こされずとも自ら起床する(目覚まし時計使用可)
○ 朝食、家事をきちんとこなし、それなりにバランスの取れた朝食をして家を出る(寮にいる場合このプロセスは略です)
◯ 授業。高校までのようなきっちりとしたようなものではないが分かる程度にノートをとる。その際様々なメモを取る(アイディア帳をいつも所持)
◯ 昼食。友人と議論しながら駄べりながら。
◯ 午後の授業。理系なのでPCとか電卓とかをシャープに使いこなす。
◯ 部活。とある日は最低限のトレーニングだけをやって大学を出る。
◯ 商店街と大通りの間にある喫茶店。そこに向かう。コーヒーを一杯飲みながらレポートの下書きを。
◯ 30分ほど経過すると「待たせた?」って彼女(他の大学。清楚。メガネ。女子大か音大か、しかも私立)登場。座りがけにコーヒーを頼んで一服すると二人してでかけます
以上より総合して言える女の子の条件
・音大生(楽器はフルートかヴァイオリン)
・メガネっ娘だが普段からかけているわけではない程度の視力
・べったりくっついてくるわけじゃない。個人や友人との時間も大切にする
・サブカルチャーにあまり抵抗はない。でも好きな小説家は日本のミステリ作家
・車は赤のMINI。身長は150後半。ふわふわのロングヘア、栗色。ナイスバディ。しかしエロさはない。
・即物的なものが欲しいわけではない。お花に詳しい。ちょっとセンスが変。
・外語に堪能。ドイツ語イタリア語英語日本語のテトリンガル。オペラが大好き。
・スポーツもするよ。テニスとか乗馬とか。
Etc.