その2 360°ビューモニター スイッチ増設 市販リモコンを使用する場合 | 甘えん坊将軍の自転車&ガジェットログ

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自転車旅行の記録をとっていたブログでした。
※ルートラボ終了に伴い、ルート情報が消えてしまいました。

現在はニッチなガジェットに関するブログになっています。

⚪︎ワイヤレスリモコンリレー

最も重要な部材の一つであるリモコンリレーです。

リレーはAmazonやAliExpress等で複数種類が販売されていますが、リレーの設定がモーメンタリー(押している間だけ)の物、または設定変更可能な物を選びます。


AliExpressの

であれば、リレー基板に載っているスイッチを押すことでモードを切り替えできます。

またボタンを押すことで新たにリモコンを追加、ペアリングすることも可能です。

ケースも付属します。


Amazonでは下記のような物が売られています。


こちらは基板上にスイッチはないですが、はんだ付けで抵抗の位置を載せ替えることでモード変更できるようです。

ケースは付属しません。


購入する前に確認をして瞬時モードや瞬間モード、モーメンタリ等の表記であれば変更不要と思います。


リレー自体は受信機能のみなので、AliExpressのものでもAmazonでも技適については関係なく、使用は問題ないです。

リレー(レシーバー)は主に315MHzと433MHzの2種の対応周波数があるようですが、日本国内では433MHzのリモコンは使用できませんので、315MHz対応のものを選ぶようにしてください。


付属してくるリモコンについて、こちらは電波を送信する機能があるので、日本国内で使用するためには技適に対応したものでなければなりません。

AliExpressから購入したものには技適シールは貼られていないため使用不可、Amazon販売のリモコン(AK-J207)には技適シールが貼られていたため、国内で使用しても問題ありませんでした(ロットによるかもしれません)。


Amazon入手リモコン(AK-J207)の表面


裏面。技適シール付き


リモコンには技適シールが必要なので、Amazonのリモコンをそのままで利用しましょう。

ちなみにAliExpressのスイッチ付きのリレーにもAmazonのリモコン(AK-J207)はペアリングできました。

スイッチ付きリレーの方がいいという方は、スイッチ付きリレーにAK-J207をペアリングしましょう。


左: Amazon、右:AliExpress入手


⚪︎リモコン(リレー付属)

Amazon付属のリモコン(AK-J207)はサイズ的にも大きく、ステアリングに直接取り付けるには不便な形状をしています。

リモコンを分解して、スイッチ部分の配線を取り出し、好みのスイッチに取り換えることができればいいのですが、技適シールの貼られた製品を分解、改造すると技適が無効になることから、日本国内で法に則ってリモコンを使用するためには分解・改造は御法度となります…。

ステアリングスイッチの下側の空いたところに両面テープ等でとめるしかないと思います。



このほか、ワイヤレスリレーは動作にアクセサリー電源(ACC電源)が必要なので、

⚪︎ACC電源取り出し用カプラー住友電装060型TS 非防水 4極メス


で、純正ETC用電源カプラーからACC電源を取り出します。

位置的にクラスタースイッチに近いので、ここから取るのが便利です。


このほか

各種接続に

・ケーブル

・ギボシ

・電工ペンチ

等を使用します。


  加工・設置

まずクラスタースイッチの加工について、

こちらを参考に

してクラスタースイッチを加工しました。

車体の内張りパネルを剥がしてクラスタースイッチを取り外し、分解。




この矢印部分に


0.2sqの線をはんだ付けしました。

線は隣の穴から奥に出し、写真奥に見えている白ケースに穴を開けて配線を出せるようにします。

また線を付けたことで手前側、黒いシリコンや黒ケース(スイッチ)も干渉するので、干渉する部分は切り取ったり、リューターで削ります。


クラスタースイッチのケースに納めて押し心地が問題なければ、OKです。


⚪︎リモコンリレー

リレーには5つの端子があります。

まずリレーその物の電源としてV+とV-、こちらはACC電源と車体アースにそれぞれ接続します。

次にNO(Normally Open)は通常(リモコンのスイッチを押していない時)回路がオープン(通電しない)ことを示しています。

対するNC(Nomally Close)は通常時に回路が閉じている(通電している)ことを示します。

今回はリモコンのスイッチを押した時だけ通電させたいので、NCではなく、NOを使用します。

クラスタースイッチから伸ばした配線とこのNOを繋ぎます。

最後にCOM(Common)はリモコンのスイッチが押された際にNOと接触する線で、今回はV-と共に車体アースに接続しておきます。


ケースに入ったリモコンリレー。クッションテープを後から貼ってます。


⚪︎リモコン



サイズが大きいため、付ける場所が見つかりません…。


とりあえず動作テスト…。

リモコンを押すと360°ビューモニターの画面が無事切り替わりました。


ただ、リモコンはどこに付けても位置がしっくり来なかったので、私は市販リレー&リモコンの方法はやめました。


その3へ続く…。


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