忙しい。兎にも角にも忙しい。
何せ『退職』とか『転職』なんて響きが頭を掠ったことすらないので、どうなると何が違うのか、どうなったら何をしなければいけないのか、等の知識がゼロ!!
まずは退職勧奨についての一般知識をお勉強。すると、私は既に『ロックアウト型退職勧奨』の状況にかなり近い事が判明。なぜなら、社内に机なし、社内のメールアドレス凍結、社内の情報ネットワークに自力で接続不能の状況だったからだ。ロックアウト型退職勧奨の場合、社内に自由に出入りできないようにされた上で自宅待機を命ぜられ、隔離したところで解雇通告というパターンがあるらしい。
これはヤバい。自由に社内に出入りできるものの、情報ネットワークからは隔離されている。勤務規定の確認すらままならない。解雇規定はどうなってたっけ?
じゃじゃーん、数年前のだけど、会社の規則一式、印刷したモノを持っているではありませんか!!!そういえば、数年前のお仕事の関係で、全部印刷させられたんだった。会社の規定は3年一度見直しが入るけど、直近の見直しは反映されていないものの、大まかには参考になりそうだ。えぇと、ナニナニ?解職に関する規定によると、死亡した時や定年、自己都合の他、無断欠勤が×日以上などの条件を伴う場合があるようだ。一般的には、そう簡単に従業員を辞めさせる事はできないと聞いた事があるので、退職勧奨であるなら、絶対に「辞めます」口にしなければいいような気もする。
が、ここで最後の一文がひっかかる。「事業上その他やむを得ない事由のある時」。なんだソレ。
ゔーん。あの新任の人事部長、「女なんて、ちょっと高圧的強引に押せば、みんな引っ込むに決まってる」と本気で思ってそうだったなぁ。
「退職勧奨もしてみたけど、残念ながら合意に至らず、仕方なく解雇通告」しかねないなぁ、などという不穏な空気を感じてしまうなぁ。出るとこに出たら勝てないけど、そもそも女が労基署に駆け込むなんて無いだろうからやってしまえ!とか言いそうだなぁ。
なーんて事を考えながら、今度は退職前後の手続きに関することをお勉強。通常の退職だと自己都合で、会社の都合で辞める場合は会社都合ねぇ。でも会社都合にしたがらない会社が多いみたいな記述を見かけますね。そして一応退職後の手続きも確認。私の場合は、転職先が決まっていないから、国民年金やら健康保険やら、自分で手続きしなきゃいけないのか。ああそうかぁ。退職するということは、健康保険証を返却するということだから、長年使ってきた身分証としての保険証が無くなるってことなのね。そりゃ早く手続きしなきゃね。運転免許を持ってない身としては、パスポートの他にカード型の身分証が欲しいなぁと思い立ち、マイナンバーカードの発行を思いつく。えぇと、ぺらっぺらのカードが家族分送られてきた中に、ネットでのカード発行申請の方法が書いてあったな。うん、ちょうど写真もあるから、送ってみちゃえ、ということで申請をしてみる。ぺらっぺらのカードにあるバーコードから、おぉ、なんか写真をアップロードして、あっという間に申請完了。簡単。
モロモロのお勉強を一通りしてから、一番相談に乗ってくれている担当者のおじちゃんの所に出向き、再度方向性やら戦い方を再確認。そこで、基本的な方向性、つまり会社に残るか辞めるかを確認する。うん、頑張って残ってもあの上司の下じゃねぇ。ということで、『なるべく多くの何かを貰って辞める』ということに。条件としては、年休の消化、早期退職制度の適用、退職理由を会社都合とすること、再就職支援サービスを付ける事などを希望することとした。担当のおじちゃんによると、人事としての見方からすると、年休消化は難しいだろう、との事。再就職支援サービスを付けるというのは、おじちゃんアドバイスによる。
そして、ここでおじちゃん出血大サービス。「オレが話そうか?」
もうありがたいです。私の上司を呼び出し、おじちゃんが上記の条件を話してくれるというのだ。自分の命運を他人に任せるのはどうかと思いつつ、ここはゼヒともお願いした。