親をフォローする子どもはしんどい。
解離とうつ病と共に生きるへなちょこです。
空間浄化に
高校生の娘が適齢だった頃、当たり前のようにプリキュアにはまりました。その頃の父親が言ったこと「プリキュアってなんだ?」
これをどんな風に聞き取るかは人それぞれですが、私は、悲しくなりました。ドラえもんってなんだって聞くみたいなこと。当たり前にそこにあるものが人と同じようには受け取れない人。
悲しいと思ったことなど意識もせずに、この人に分かる言い方を瞬時に探して「月光仮面みたいなものだよ」と答えました。
私にとって当たり前のその「説明するという労力は、殆どの子どもが親に対して持たなくても良い労力である」と言語化できたのはここ数年です。
私の不調の原因は母親だと思ってきたので父親が本格的にずれていることに三年ほど前まで気がついていませんでした。
でも、この会話をして嫌な気持ちになったことは忘れていません。
親に対して世の中の通訳をしてきたこと。自分の体験すら親に伝わる言葉に翻訳する必要があったこと。そりゃ、精神を病むよねと小さいワタシを心の中でナデナデします。
こうして思い出して書いている今も、ヤルセナイキモチがあふれでてきます。
あんた、(私は音信不通の)姉のとこにもっと大きな孫いるじゃん。プリキュアについて初めて知ったのかよとも思いました。でもたぶん、この会話をしたことも本人は覚えてないです。
親に対しては気持ち悪さがあふれでてきて、邪気咳とげっぷが止まらなくなるアラフィフです。小さなワタシをナデナデできる時が生きている間に来て良かったです。
大丈夫。あなたの未来は素敵な家族に恵まれるよーと未来から過去の自分へエールを送り続けます。