CAGEMAN ch. さんです。
今日の記事は、
先日の記事
タッピングビスは悪か?軸力(引張力)に対する雌のネジ山の強度とピッチと材質の関係についての疑問?
※リンク先はアメブロ内の過去の記事です。
の補足的な?
補強する?内容に
なります。
前の記事を
読んでいただいて
いない方のために
はじめに少し
説明させてください。
前の記事と
この記事の焦点は、
「おネジ(金属)」
に作用する引張力
に対する
「めネジ(樹脂)」
の耐性です。
ネジのピッチが
樹脂パーツの締結強度
(引張外力に対する耐性)
に影響するのではないか?
という疑問を
以前の記事に書きました。
もっと具体的に書くならば、
ピッチが大きい
タッピングビスを利用すると、
RCカーのクラッシュなどによって
強い引き抜き外力が作用した時に
樹脂パーツの「めネジ」が
破壊しにくくなるのではないか?
ということです。
上の記事の投稿後、
takuzo1213 さんから
丁寧なコメントを
いただきました。
そのコメントの一部に、
「それぞれのネジ山の高さが異なる」
というご指摘がありました。
当然、CAGEMAN ch. さんは
おぉ~~~♪
ということに
なりまして。。。
そもそも、前の記事で
ピッチだけに着目した理由は
上の2種のネジ山の高さが
同程度に見えてしまい、
見誤ったためでした。
そこで、
この記事では、
もう少し丁寧に
ネジ山の高さを
比較してみました。
丁寧と言いましても
絶対的にはラフです、
完全に。。。
ラフな比較ですので、
数値は示しません。
細かな画なので
スマートフォンなどでは
見辛いかもしれません。
すみません。
青線と赤線の距離が
六角チタンのネジ山の高さ、
青線と緑線の距離が
タッピングビスのネジ山の高さ
に相当します。
やはり、
ネジ山の高さが
異なっているようです。
タッピングビスの方が
高めです。
となりますと、
「めネジ」の強度を
だしにくい
樹脂製パーツの
締結(引張外力への耐性)には、
ネジ山の高さ
という視点では
タッピングビスの方が有利
ではないか?
といえそうですよね。
この記事は、あくまでも、
手元のタミヤ製のネジを
比較することを前提にした
視野の狭い話として
まとめました。
各ネジのネジ山の
形状や各所寸法は
JIS に定められていますので
そちらを参照していただくのも
面白いのではないかと思います。
本当は
引張試験機などを用いて
定量的なネジの締結力の
比較(破壊試験)をしてしまえば、
明快(爽快)なのですが。。。
実は、
まだ報告していませんでしたが、
年末から年始にかけての
デッキの最終交換時に、
上の画の赤矢印で示すような
大きな外力にさらされる部分の
ビスは、すでに、
タッピングビスに
戻しています。
復権!です!!
それでは、今日はこの辺で。
CAGEMAN ch.