残業日本一を駆け上がるやのーんです。
今日は、前回埴菌した実験の結果の考察と、今日埴菌した実験の見通しをまとめたので報告します。
11/24の実験結果についての考察
結果
青梅、熟梅に関しては、シャーレに繁殖していた菌はやはり「梅の表面に元来存在する菌である」という結論が下りました。ちなみにS先生の助言を受けて今回の考察をまとめています。
0.22mol/l試料クエン酸は用意した3つとも抗菌効果を発揮しませんでした。一つに、半径1.5㎝ほどの青カビの大きなコロニーが発生していた。濃度の他二つのシャーレにも、これまでの実験結果で確認したことのない菌のコロニーが発生していました。
0.28mol/l試料クエン酸も、同じように抗菌効果が見られませんでした。こちらのシャーレにも、小規模ながら納豆菌とは別の菌のコロニーが見られました。
総合して、今回チェックしたところ、私たちが望むデータが取れなかったので失敗したと判断することができるでしょう。ではこれより、11/24日の実験が失敗したと考えられる理由を挙げていきます。
其の壱:今回使用したシャーレ(特に0.22mol/l試料クエン酸で使用したもの)の、上蓋と皿部分がピッタリ合わず、隙間が出来ていた。その隙間から菌が侵入しコンタミしたのだと考えられる。
其の弐:シャーレに結露した水分が、上蓋と皿部分の間に浸り、外気と接触。その水を伝ってシャーレ内に侵入した可能性が考えられる。
其の参:納豆菌以外の一部の菌の繁殖の仕方が、シャーレの外側に偏っている傾向があるため、埴菌した時に、納豆菌が全範囲に至らなかったのではないか。そして其の壱か其の弐と併発して、試料クエン酸のシャーレについてはコンタミが著しかったと考えられる。
これらの可能性はあくまで可能性です。また、先生と手順のミスについて予測できる範囲で検討したところ、これと言ったものが思い当たりませんでした。そうして、今回の実験を「成功」とみなした場合の考察を以下に挙げます。
○11/24付けの実験結果より、
「梅果汁に含まれるクエン酸量だけでは、明らかに抗菌作用がないと結論付けられる。」
……まあ、この結論は先生が導き出したので、私個人としては「失敗」とみなしたいところですが、如何せん、これと言った理由が思い当たりません。
12/4の実験に賭ける、今後の未来
今日埴菌したシャーレは、全部で六枚です。
・0.22mol/l試料クエン酸 ・0.28mol/l試料クエン酸 ・青梅果汁 ・熟梅果汁 ・7/7付飽和クエン酸 ・納豆菌のみ
これらの結果がどのようであればどういった事実を浮き彫りにするか? 脳内シミュレートしたので解説していきます。
シミュレート①
「納豆菌のみ」が、コンタミを見せずに納豆菌だけが繁殖した場合、埴菌の作業自体には問題がないと言える。しかし、「納豆菌のみ」にコンタミが起これば、【試験管の滅菌作業】を終えてから、【菌を植える作業】までに問題があると考えられる。
シミュレート②
「納豆菌のみ」に納豆菌が無事繁殖し、「濾紙を設置したシャーレ」にコンタミが確認できた場合は、【菌を植える作業】の終了から【抗菌物質を染み込ませた濾紙を置く作業】を終えるまでに何かの手違いがあると考えることができる。
シミュレート③
「納豆菌のみ」及び「濾紙を設置したシャーレ」にコンタミが見られれば、納豆菌の混濁液を作る過程に何らかの問題があると考えられる。
シミュレート④
シミュレート③のように、どれもコンタミしたものの、「7/7付飽和クエン酸」だけにハローができた場合、11/24の実験結果より導いた結論
「梅果汁に含まれるクエン酸量だけでは、明らかに抗菌作用がないと結論付けられる。」
が証明される。
シミュレートはこれで終わりです。
最後に、今後またハロー試験に芳しい結果が見られなければ、次の条件を追加して実験を再度してみたいと考えています。
○追加条件
「温度管理をする」
これの理由は以下の通りです。
「夏は温度が高いため、必然的に菌が繁殖しやすい温度環境が与えられていた。でも今は冬であり、栄養があっても気温が低いためどの菌においても繁殖しにくい環境である。(因みに、食物を腐敗させるような代表的な菌にあてはまる、繁殖の条件三カ条 ・栄養が豊富 ・適温である ・酸素がある)
7/7という条件下は、繁殖の三カ条をどれも満たしている。その為、たとえ埴菌する際に他の菌が混ざったとしても、人為的に寒天培地に植え付けた納豆菌の方が圧倒的に数が多いわけだから、他の雑菌に押し負けることなく納豆菌はうまく繁殖してハローを作ったと考えられる。
しかし、今は冬季で夏と違って室温が極端に低い。だから納豆菌と比べて寒さにいささか強い雑菌がシャーレに紛れ込んだとすれば、納豆菌が活動を始めるより早く繁殖を開始して、人為的に大量に植えられた納豆菌を圧倒して雑菌だけが繁殖することになる。」
この理由から、この夏と冬の温度変化の差をなくして、条件をそろえるために「温度管理ができる装置に保管しよう」ということなのです。
今回の報告はこれで以上ですが、なにか質問があれば受け付けます。出来る限り私が挙げた事柄について解説します。お疲れ様でした。