なまずとらべる Reported by 鯰 -4ページ目

なまずとらべる Reported by 鯰

鯰blogの旅行記です。

■ミッキーバースPart.5 ~ランチタイム~
 
お昼ごはんをいただきます。家から持ってきたサンドイッチと、俺はホットドック(ロングサイズ)を、嫁ちゃんはチュロスを、倫太朗君はパンを。そんでもって、誕生日ということでケーキを買いました。ミッキーの顔の形をしたケーキで、去年も食べました。去年はコレを食べるのが暗くなってしまったときで寒かったので、今回は昼ゴハン後に食べました。割と大きめなのですが、4分の3は1人で食べました。誕生日なので特別です。
 
この時、ちょいと俺は席を外して、【バズ・ライトイヤーのアストロブラスター】のファストパスを取得しに出掛けました。遠いなーとか思いながらもまぁディズニー内を散歩するのは悪くないので。シンデレラ城の遠近法とかって本当にあるのかなーとか思いながら。ちなみにシンデレラ城のミステリーツアーってのが以前はありましたね、2006年に終了してしまいましたが。アレをモチーフにしたコントをキング・オブ・コント2010で演じたラバーガールはおもしろかったですが、今は関係ないですね。
 
あと、シンデレラ城といえば確か…Caffy's#7もっちっちがWILLOWS#10みかちゃんに結婚プロポーズをしたのもこの日だったのではないかと。「ほら、君のガラスの靴だよ。俺のシンデレラになってくれ。」と(勝手に予想)。
 
さて、ファストパスは取れました。2枚のチケットを入れたのに1枚しかファストパスが取れなかったときには焦りましたが、スタッフに伝えたらパパッと普通に出来ました。何でやねん!あと散歩中に思ったこと。「カルガモ多っ!」
 
お昼ごはんを食べ終わり、少し散歩していると、何やらまたもやパレードが始まりました。【ジュビレーション!】というやつ。ジュビレーション(Jubilation)は『歓喜・歓声』という意味の言葉らしいです。元々はTDL25周年記念のパレードだったみたいだけど、現在も継続して公演しているのは、きっと作ったパレード部隊が勿体無いからだろうなと。パレードはミニーマウスから始まってミッキーマウスで締められる構成になっていました。運よく群衆の中で座れる場所を見つけたので、嫁ちゃんと倫太朗君はそちらで鑑賞。俺は後ろから立って見えるので、むしろ立って見た方がラクなので、そちらで鑑賞。
 
超大音量の中、なんと倫太朗君はママの腕の中で寝てしまいました。さすがに朝早かったし、アトラクションとか楽しすぎてかなりの集中力&体力を使っただろうからね。疲れて当然です。ま、倫太朗君が寝てしまってパレード中身動き取れなかった嫁ちゃんの足が痺れたのはご愛嬌(笑)
 
さて、倫太朗君が寝てしまいましたので、パレード終了と共にお土産を見に行くことに。ワールドバザールって言うんだけ?あの入り口付近のお土産屋さん。「超混むのわかってるくせに、なんで入り口付近に設置したんだよー!」と昔はかなり思っていました。いや、今も思っているが。バザールでゴザール。昼過ぎでも混んでました、割と。けどまぁ夜よりはマシか。
 
色んな店があるくせに、割と売ってる物は同じ。パーク内にもアトラクションに併設され、そのメインのキャラクターグッズが置かれるショップがたくさんあるが、やはりこのワールドバザールでも買えちゃったりもする。要は「ドコでも買える」のだ。
 
色々とお土産を見る時間があり、「じゃあ全部お土産買っちゃって、倫太朗が寝ているスキに俺が駐車場まで往復して車にお土産の荷物を置いてきちゃうよ!」と決め、とりあえずお土産を1つ買ったところで、倫太朗君起床。うーん、なんとも親の話を良く聞く子どもだこと(笑)
 
なので午後の行動開始です。ちなみに寝起きの倫太朗君は、「あれ?俺、なんでこんなとこにいるんだ?」という明らかに困惑している顔でした。
 
余談ですが、ベビーカーが小さくなったなーと。たった2年なのに大きくなりました。昔はすっぽりと入って寝ていたのに、今ではキツいというか窮屈というか…足もだらーんってしちゃう感じでかわいそうでした。まぁ成長ってそういうことですから、嬉しい限りです。あ、ちなみに今回初めて気付いたのですが、ランド内にはベビールームという施設がありました。超ハイテクといいますか、ディズニーの「やりすぎじゃね?」的なサービスがここにもありました。まぁありがたいハナシですね。オムツや離乳食も販売しているみたいだし、授乳室とか超キレイだし(入ってねーけど)、ミルク用のお湯もいただけるみたいだし、オムツ替えコーナーには付きっきりで掃除員みたいな人がいるし。いいっすね~あーゆー施設。今まであったのかな?子ども連れで行く方は是非ご利用を!(入り口右手の方に進み、モンスターズ・インクのアトラクションの横です、たぶん。)
 
さて。
 
ここで朝一で取得したファストパスを使用して【モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”】に乗りたいと思います!前述の通り、「乗ったことないなー」「初めて乗るなー」と思っていたら実は乗ったことがあったコチラのアトラクションでございます。乗り物に乗って懐中電灯みたいのを持って、映画の登場人物である「ブー」という少女を探すもの。特に得点制とかではないのだが、見つかると割と面白い。こちらも前述したが、乗り物の動きも機敏で、グルグルと回る感じだったり、時にはスピードを出したり、と。もちろん僕は酔いました。倫太朗君はまたもや、きょとんとしていました。
 
ファストパスはいいですね。並ばずに10分くらいの待ち時間で乗ることが出来ました。ってそれがファストパスの役目じゃー!とツッコミを入れたところで、続く。。。
■ミッキーバースPart.4 ~カントリーロード~
 
園内をさらに奥に向かいます。天気はとても良く、気張って厚着してきたパパが残念な感じになっています。ちなみに今回の服装は、ワザと今年4月にシーに行った時と同じ服装にしてあります。何故かって?そりゃあ内緒。
 
というか、実は勘違いで、「あ、去年の12月1日にランドに行ったときと同じ服装で行こーっと」って思って着てみたら、それがランドではなくてシーだったってことだけなハナシです。ジャケット着ていきましたが、そういえば去年の12月はこのジャケットは持ってなかったなと(1月31日、佐野アウトレットにて購入したもの故)。出発前にアルバム引っ張り出してきて、「あ、間違えた」と思っていたが、このシー行ったときの服装はお気に入りの服装なのでまぁいいやと思っていたら、嫁ちゃんからは「ランドのときの服装の方がイイ」と言われてしまう始末。まぁ着替えませんでしたけど。
 
あ、防寒グッズとして僕は、倫太朗君と同じ12月1日に誕生日を迎えたDOS君のアンダーアーマーをインナーに着込んでいました。バカにしてたけど、割と暖かいなと実感しました。
 
さて。
 
次は、西部劇チックなカントリー雰囲気をガンガン匂わせているアドベンチャーランドという場所へ。ディズニーリゾート内で最も危険で最もハイテンションなあそこへ向かうことになりました。「ハイテンションな」でわかるでしょうね。そう、【ジャングルクルーズ】です。アマゾン川、ナイル川、イラワジ川という世界の大河を巡りながら歴史を学べる最高のアトラクションです。船は全部で13隻ありまして、そのすべてが川の名前+女性の名前という組合せになっている。1隻を除いて頭文字のイニシャルが同じになっていることもトリビアです。
 
人気アトラクションなので1時間は待つことが常々なのですが、この日はどんな影響があったのかは知りませんが、なんと5分待ち!そりゃー乗るっきゃないっしょー。5分って…ポップコーン買うよりも早いわ。というわけでハイテンション号に乗船、船長はビビル大木(みたいな人)。
 
いやー、船長のベシャリ、全部拾うのは無理だなー。そしてこのブログで全部説明するのは無理だなー。とにかくふんだんにネタを混ぜ混ぜして喋ってくる。おいおい、許容範囲ってもんがあるだろ。けど、このビビル大木さん(偽名)はかーなーりーレベルが高かった。今までの人生で30回は乗っただろうジャングルクルーズの中で、たぶんベスト3に入りました。ランク高っ!
 
ちょいちょいなんか言ってくるし、ヘコむし、そう思ったらいきなりハイテンションに戻るし、ってかハイテンションというかシュールだし。アトラクションの締めに「次回のパレードで、僕が前から3列目に登場しまーす」というビビル大木のコメントには騙されましたしね(←あとで嘘だと判明する…後述参照)。
 
そうそう、主役である倫太朗君はと言いますと、このアトラクションは動物とかがかなり登場するので相当おもしろかったみたいでした。そりゃそーだよな~象とか結構リアルだしな。相変わらずの無表情で、反応は薄かったんですが、きっと頭ん中グルングルンさせて色々考えてたんじゃないかなーって感じで、目をまん丸に見開いて見てました。
 
ちなみにまたもやトリビアですが、最後の方に出てくる?原住民のサムという人がいるんですが、その人が持っているのが人間の生首からバナナに変更されていました。そりゃそーだよな、こんな過保護な世の中で何十年もクレームが来なかった方がおかしいわ。
 
で、ジャングルクルーズに満足した僕ら。はてさてお昼ご飯にでもしようかと思いきや倫太朗君は何やらキョロキョロ。どうやらジャングルクルーズのアトラクションの頭上を走っていた汽車が気になる模様。こちらは【ウエスタンリバー鉄道】というアトラクションで、全長1,610mの線路で園内を回る蒸気機関車。ちなみに本物の蒸気で走っているらしい。移動手段とかではなくあくまでアトラクションなので、駅は1つしかない。
 
「園内を回る」と書いたが、再度言うが、あくまでアトラクションなので、音声ガイドが流れたり、道の途中にはちゃんと景色なんかも作ってあったりする。インディアンとか、恐竜地帯とか(タイムスリップの設定?白亜紀世界通過の設定?)。
 
ちなみに俺も嫁ちゃんも倫太朗君も、このアトラクションは初めて乗った。初めのほうは森林地帯を通過しているとかいう設定なのか景色も全然見えず、全く面白くなかった。途中からランド内の景色も見えてきたり(カヌーとかマークトウェイン号とかも見える)するし、「金鉱がどうこう~」ってアナウンスと共にビッグサンダー・マウンテンの真横を通過したりもする。ビッグサンダーのジェットコースター路線上に恐竜の化石みたいのがあるなんてのは初めて知った(きっとビッグサンダー乗車中には見えなかった)。
 
約10分間、この鉄道に揺られていて、再度駅付近に到着するくらいのときに先ほどのジャングルクルーズの川が見えてきて、倫太朗君が「ゾ!」と指を差して叫びました。象のことです。つまり「ジャングルクルーズにもう1回乗りたい」(訳:パパ)ってことです。倫太朗君が行きたいなら、さぁ行きましょう、ってことで【ジャングルクルーズ】2回目でございます。またもや何かしらの影響かは知りませんが、待ち時間10分っつーことでスイスイと乗れてしまう。
 
ここで、アトラクションの入り口手前でベビーカーを整理していたのが、先ほどの船長だったビビル大木さんで、「あぁこんな仕事もやるんだな~」と思いつつ、最後のコメントのパレード云々が気になったので嫁ちゃんに聞いてきてもらうと、「嘘です」とのことでした(←ここで嘘だと判明)。
 
2回目の船長はビビル大木ではなかったものの、同じような顔の系統でした。ビビル2と名づけましょう。動きも同じ、声も似てる、テンションも同じ、シュールさも同じ。違うのは、今回のビビル2は動きが大きいということで、「隠れろ~」ってときは最前列の女性の足元に近づくくらいのセクハラをかますくらい、身体を沿っていました。あと、最後尾の女子高生2人組にも身体を乗り出して絡むくらいの…まぁ言ってみればオッサンサラリーマンみたいな感じでした。
 
ジャングルクルーズのスタッフ、予想ですが、きっと概略的なマニュアル(ココはツッコむ!)みたいのはあると思うんですが、細かいセリフ内容まではマニュアル化されていないんだなーって思いました。ビビル1とビビル2では割と違いましたしね、顔は一緒でも。例としては、滝の裏を通るときがあるんですが、ビビル1は「滝の裏を通るときに願い事を言うと1つだけ叶う…あ、もう滝は過ぎてしまいましたけどね(ドヒャヒャヒャ~w)」ってので、ビビル2は「皆さんに僕からのプレゼントがあります!それは…マイナスイオンー!滝の水しぶきを浴びろー!(ドヒャヒャヒャ~w)」っての。まぁその方が何回も乗った時に面白さが違うっていう醍醐味がありますけどね。
 
倫太朗君はこのマイクパフォーマンスがどれだけ理解できているのかはわかりませんが、黒めを丸く見開いて動物たち景色を見ていました。最後の暗闇のトンネルを通過する際も特に怖がった様子は見られませんでしたし(ライオン見て「ガー」とか言ってました)。あ、ちなみにビビル2はこのトンネルの暗闇の中で、不気味な声で、「みんな・・・生きてる・・・?・・・みんな・・・起きてる・・・?」と爆笑を誘っていました。このトンネルの中では船長アナウンスが入らないのがマニュアルだと思ってたので、初めて聞きました。
 
俺は実はこのトンネル、怖いっす。特に最後の仏像?みたいなやつが。ありゃ無理だろー。ここの夜間清掃員なんかに任命された日にゃ絶対に逃亡してやる。
 
さて、2回は楽しみすぎでしょうか?俺もジャングルクルーズの船長になれますでしょうか?…いや、無理だな。テンション的にはもう1回乗れたなと思っていたが、さすがにもうお昼の時間になったことと、ジャングルクルーズもさすがにもう混んできたということで、バイナラ。続く。。。
■ミッキーバースPart.3 ~馬と象とトナカイと~
 
んでもって、次はちょいと場所を移動して、ファンタジーランドという場所へ。ちょうど時間的に45分後くらいに始まるパレード【ホワイトホリデーパレード】の場所取りをするためです。パレードの入り口付近が割とゆっくり見えるんです。独身の時にはわからなかったし、わざわざ場所取りなんかしなかったなーって思うと、大人になったんだなって感じます。
 
ってそんなシンミリしている時間はありません。ディズニーランドは時間との勝負なんです。場所取りは嫁ちゃん(=ママ)に確保してもらい、パパと倫太朗君は【キャッスルカルーセル】へ。あ、わからない?「メリーゴーランド」です。倫太朗いわく「んま!(=馬)」なんですが、これに並ぶこと3分間。「ママ!ママ!」とママと乗りたい気分を爆発させ、もはや目の前にいるパパは他人同然みたいな扱いになり、それでも馬に乗せれば喜ぶかなと思いながら待ち、ようやく順番が来たと思ったら…大泣き。やっぱりママがいないとダメみたいですね。なのでパレード見学の好位置をキープしたママの元へ。
 
と、ここで思い出したのが【誕生日シール】。そうです、ディズニーのテーマパークでは誕生日シールというものが無料配布されており、こちらから「欲しい」とスタッフに言えば誰でももらえます。これを貼っていると、園内のスタッフが皆「おめでとう!」と声をかけてくれます。アトラクションによってはマイクパフォーマンスで紹介してくれるところもあり、特別な誕生日になること間違いなしでしょう。シールはアトラクションの係員からももちろんもらえますが、清掃員が持ってる率100%なので確実なのと、掃除がメインの仕事っつーことで割と話しかけやすいのでPOINTかも。あ、ちなみに誕生日シールは『誕生日当日でなくても貰える』というのが最大のポイントでして、要は自分が申告すればシールは貰え、証明書を提示するとかそんなんはありません。誕生日じゃなくても特別な日に行くことがあったら、シールを貰ってみてもいいかもしれませんね。倫太朗君は誕生日当日でしたので、胸を張ってシールを貼らせていただきました。
 
余談ですが、テーマパーク内の清掃員に「何を拾っているのか?」と尋ねると、「夢のカケラです」と答えることは有名ですね。
 
さて、【ホワイトホリデーパレード】というパレード絶景ポイントをゲットした僕らは、パレード開始時間まであと30分あるということでどうしようかと。そこで、真後ろにあった倫太朗君いわく「ゾ」こと「象」、そう、【空飛ぶダンボ】に乗ることに。先ほどのキャッスルカルセール(=メリーゴーランド)にてママ大好き病になってしまったので、今度はママと倫太朗君が一緒に行くことに。その間、僕はパレード絶景ポイント、もちろん最前列にて1人で待つことに。空飛ぶダンボは30分待ち…果たして間に合うのだろうか?
 
こういうときにナミズちゃんがいるといいですね。家族旅行には必ずナミズ、携帯・財布・鍵・ナミズ。けど「ミス・クールビューティー」ことナミズちゃんはディズニーランドがあまりお好きではないみたいでして、今回の参戦は断固拒否でした。残念。
 
まぁ結果から言ってしまうと、間に合いませんでした。つまり、俺1人でパレードを最前列で見ることに。1畳分のレジャーシートを1人で独占してました。パレード始まる前にダンスの練習みたいのがありまして、周りの家族連れとかカップルは真剣に覚えようとスタッフをガン見していましたが、俺は目の行き所に困るくらいのKYっぷり。もはや寝てしまおうかと思っていました。とりあえず鯰blogを更新したり、嫁ちゃんに催促のヘルプサインをメールしたり…と。
 
ちなみに、今回の魔法の言葉は「スノウ(=snow)」だそうです。「雪!」と叫ぶと願いが叶うのか?
 
で、結局パレードは始まってしまいます。僕はまだ1人です。まぁ一応パレード自体はチラ見しながら、ワザとらしく「あれ?まだかなぁ?」という人を待つ仕草を全力で演技していました。いや、本当に全力で嫁ちゃん&倫太朗君が帰ってくるのを待っていました。パレードはどんどん進み、さて、最後の部隊が到着しました。ここで一旦パレードの流れは止まり、その場でのダンスタイムとなります。遂に嫁ちゃんからメール。「今から乗ります」。
 
遅ぇ~!!!俺は1人でダンスするのかっ!?
 
と、まぁやりませんよね。で、後ろのダンボを見てみると、ちょっと怖いのか無表情な倫太朗君と、俺のこの1人ぼっちの空気をわかってくれてるのかわからない笑顔を振りまいて手を振る嫁ちゃんが乗っていました。小さく「ごめーん」とやっている感じもしました。
 
あ、ちなみに空飛ぶダンボがどんな物語かは知りません。唯一知ってる映画キャッチコピーは『飛べないゾウは、ただのゾウ』(嘘)。
 
で、ようやく帰ってきて、パレードというかダンスを見ました。倫太朗君もジッと見ていました。ちょうど目の前はサンタとかトナカイとかの部隊だったので、クリスマス雰囲気を感じることはできました。というか、サンタは乗り物の上の方にいたので、目の前にいたトナカイ5匹くらいの集団がメインでした。トナカイたちは途中、男子大学生の居酒屋ノリみたいな感じになってました。今夜は合コンにでも行くのでしょうか?
 
俺も安堵で気分がかーなーりーラクになりました。で、無事に終了。俺は1人でガッツリ観賞しました。嫁ちゃん&倫太朗君はまさかのダンボからの空中遊覧で、貴重な体験になったことでしょう。
 
あ、そうそう、パレードの最終列ってスタッフの人がちゃんと列を成して歩いて壁みたいのを作って「ココで終わりですよ~」的な感じになるんですが、俺から言わせてみればそれがまた滑稽で…プププッ。まるで映画アルマゲドンの1シーンみたいな感じになり、『俺が…俺たちが、地球を守り抜く最後の砦だ…』的なセリフが似合う列になっています、プププッ。
 
馬をイヤがり、象に乗り、トナカイと戯れ、アルマゲドン。ドーン!ここまで遊んでも実はまだお昼前なんです。さすがは夢の国ですね(カンケーねー!)。続く。。。
■ミッキーバースPart.2 ~入園~
 
前置きが長すぎましたね、失礼しました。さて、いたしました。
 
チケット出して、電車の改札みたいのに入れる。このシステム、懐かしいな。俺が高3のときに導入されたSuicaで、もうかれこれ10年間弱もタッチ式で通過しているから、こうやって紙のチケットをシュって入れるって方式がなんか懐かしい。レトロな感じがするのは気のせいか…
 
はっ!もしかして既にここから夢の国へと連れ去られる暗示がかけられているのだろうか?このチケットIN方式も夢の国ならではの策略か?
 
…というのは深く考えすぎで、よーく考えてみれば自販機のお札も同じような入れ方だったのを忘れていました。ちなみにベビーカーを押しているとこのチケットをシュってやらなくても係員に渡すだけで広い入り口から入れます。
 
さて、ようやく入園(ホンマに)。
 
まるで野菜の10円均一セールがやっているかのように走り出す同胞。グワーッってなりふり構わず走る姿を見て、俺一言。よし、オマイラとは決別だっちゃにょーん。
 
ここで俺が若い血みなぎる活力系男子であれば、「ファストパスをゲットだぜ!」と汗水鼻水垂れ流しで走りまくるのですが、ご存知の通り俺はどちらかと言うとノラリクラリなので、とりあえず入場すると目の前にある景色を傍観してから進みます。今回はクリスマスバージョンということもあり、入り口中央にはクリスマスツリーが。他人の反応に漏れず、俺も「あぁ…」と感嘆すること10秒間、そして写真を(無駄に)撮ること30秒間。
 
で、ようやくクリスマスツリーを通過しようとしたところ…
 
くまのプーさんかっ!?と思いきや、伊集院光(本名:篠岡建)が完璧プライベートで来ていました。一緒に来ていたのは奥さんと友達夫婦なのかな?写真せがまれていましたが、その後の反応はオフレコってことで。(ウチも倫太朗と一緒に撮影してもらおうと思いましたが、伊集院さんの連れの人たちがお土産屋さんに入っていき、伊集院さんもそちらに行ってしまわれたので、断念。ま、プライベートを邪魔しちゃいかんしね。)奥さんは元タレントの篠岡美佳さんという方で、1995年に結婚し、婿養子となっているみたい。超関係ないけど、伊集院光は昔、オールナイトニッポンで「ディズニーランドでこういうアトラクションがあったらいいな」というのを公募するコーナーがあったみたい。どーでもいいが。
 
さらにちなみに、俺は伊集院光よりも石塚英彦の方が好き。同じ○○タレントなら、ね。
 
さて、伊集院から離れましょう。例に漏れず、俺らもとりあえずファストパスをゲットすることを最優先と考え、歩き出した。まぁ取っておいて損はないだろうと。
 
このファストパスというのはご存知であろうが、日本においては2000年7月から導入されたアトラクション優先入場案内システムのことであり、現在ランド8個、シー8個の人気アトラクションにて採用されている。なお、2011年1月24日よりランドに新しく設置されるアトラクション【ミッキーのフィルハーマジック】にもファストパスが導入される予定。
 
なお、ファストパスを発券した際に2枚綴りであったら、それは「サプライズ・ファストパス」である。シーのみで起こりうる。さらに、以前は過去のチケットでもファストパスを発券できたみたいだが、今はその問題は解決されているとのことなのだが、過去のチケットを発券機に入れたときは「発券できません」的なチケットらしき紙が出てくるとのことで、通なファンは一度やってみてもいかがだろうか?もちろん持っていても何にも使えないが。
 
裏技というか、ファストパスの長蛇の列は、意外とゴチャゴチャになったりしてる場所もあったりするので、うまく割り込みすれば早くファストパスが取れます。ま、マナー云々の問題がありますけどね。
 
さらに裏技ちっくなことを教えるなら、2人で行った場合、2人別々のアトラクションにファストパスを取りに行き、1枚でアトラクションに入るときに「もう1枚のファストパスを紛失した」と言えば、夢の国では入れます。
 
さらにさらに裏技的なことを教えるなら、ファストパスは要するにパスポートがあれば何枚でも取得できるわけでして…パスポートはパーク内で再発行できるんです。その元のパスポートと再発行のパスポートがあれば、一気に2倍のファストパスが取れるんです。ここまで出来ればもはや達人(というか非道人?)ですね。マナーは守りましょう。
 
さて。
 
まず始めに、「乗ったことがない」という理由から、【モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”】のファストパスをゲットしに行きます。入り口から右手のトゥモローランドって言う場所にありました。ま、よくよく考えて結果的には2年前に嫁ちゃんと2人で訪れたときに乗っているということは後で判明するんですけどね。こちらは2009年4月から導入されたアトラクションであり、モンスターズ・インクの映画同様、少女ブーが隠れている場所をモンスターが探すという流れで、客も探すというもの。
 
ライドするカプセルの動きはとても機敏であり、ちょっと間違えば酔ってしまうほどなのだが、まぁそのくらいの方が楽しい。そして、僕はこの映画を少しだけしか見たことがないが、ブー(本名:メリー・ギブス)はカワイイ(映画を見てから行けばよかったなと後悔)。
 
2010年5月にリニューアルオープンされたらしいが、前述したように以前に乗った経験があることすら忘却していたので、当然ながら何が変わっているのかも覚えていない。ちなみにモンスターズ・インクの「インク」はInc.=incorporated=株式会社」という意味であり、色どうこうのインク(ink)ではないと、今回初めて知る俺。
 
さて、早く乗り物に乗りましょう。
 
ということで、園内右手にあるもので、小さな子どもと一緒に乗れて、待ち時間が短くて済むものと言えば…
 
そうです、ゴーカートこと【グランドサーキット・レースウェイ】です。実は俺が昔、1番好きだったアトラクションです。友達は皆言います…「ディズニーじゃなくても乗れるんじゃね?」と。確かに!確かにそうかもしれませんけど、違うんです。敢えて、ココで乗るんです。
 
というのは嘘で、ただ単純に好きだったから乗っていただけでした。すんません。けど好きなものに乗って何が悪ぃーんだ!
 
というわけで、パパと倫太朗君で乗ってきました。待ち時間は10分。嫁ちゃんは妊婦なので今回は見学。並んでいる最中、「ママは?」と倫太朗君は聞いてきまして、さらには「ママ~!」と帰りたくなっちゃってましたが、なんとか10分間待ってもらっていざ搭乗。乗ってみると「あれ?こんなに遅かったっけな?」とか「ハンドル重くねぇか?」と超現実的なことを考えてしまいますが、それもそのはず、現実の車の運転をするようになってからコレに乗ったのは初めてで、そりゃあ現実とオモチャ(っつーかアトラクション)の違いってのは明確に痛感させられます。
 
比べちゃいけませんね、ここは夢の国ですから。所詮は時給制の雇われスタッフたちも、このサーキットにおいては唯一無二の存在のカーオペレーターでありピットクルーなのでありますから。それでもこれらは本物のガソリン自動車なんですよ、知ってましたか?事故れば爆発します。けど2003年からは車間センサーが装備されたので、カマ掘ることはありません。もちろん相当変なことをしなければ脱線もしない造りになってます。ボディカラーは7色あり、それぞれ数台ずつあるんですが、なんとオレンジだけは1台しか存在しないということもあり、それに乗った人は…特に何もありません。
 
乗車中、倫太朗君はビビってるのか緊張してるのか、終始固まっていました(←あとでわかるんですが、別に面白くても怖くても、どんな乗り物でも常に固まってました。たぶん集中しているのでしょう)。途中で監視員みたいなスタッフが手を振っていたのを1度だけ手を振り返したくらいの動きしかありませんでした。いつもなら車のハンドルが隣にあれば掴まりたがるはずなのに。そしてコースを回り終えた後、スタッフが「終わりでーす」と言った途端に倫太朗君は「ふぅ~」ってため息ついてました(笑)
 
さて、倫太朗君2歳バースデーの記念すべき一発目のアトラクションを終えました。けど、ミッキーバースな1日はまだまだこれからです!続く。。。
■ミッキーバースPart.1 ~出発~
 
2010年12月1日(水)は、倫太朗君2歳の誕生日でございます。天候良好の快晴。冬の寒さを吹き飛ばす青空。そんな中、僕らは出発。いざ、東京ディズニーランドへ。ディズニーランドで過ごすバースデー、ミッキーマウスと過ごすバースデー、略して『ミッキーバース』。今年で2回目です(去年の12月1日にもココに来ましたw)。
 
さて、早起きをして出発。まだまだ寝たりない倫太朗君であったが、すぐにご機嫌になり、大好きなボールを持って車に着席。寒いので毛布に包まったままの出発。
 
この日、初めて寄ってみたガソリンスタンド「MITSUI」。その名のとおり、スリーポイントが良く入る…ではなくて、戦前の財閥の流れを汲んだ日本を代表する大商社、三井グループのエネルギー部門である三井石油株式会社が経営するガソリンスタンド。緑色の看板で知られており、JOMOとカブっているが、JOMOよりは薄く明るい緑色をしている。最近、かなりの進出率を見せており、また値段も割と安いということで、今後JOMOもといENEOSからの鞍替えも考えている、そんなMITSUIにてガソリンを入れてから出発。八潮~小菅間が混雑している(鯰Xperia調べ)と承知で三郷ICに乗り込むWISH。「I wish~♪」と軽快なEXILEのmusicが流れ…はしない。
 
朝8時50分に到着。早起きした眠気を抑えながら、そして渋滞する首都高への苛立ちを隠しながらも無事到着した。渋滞を考慮した到着時間だったので、8:50というのはまずまずの出来である。最後に首都高の降り口をちょいと間違えなければカンペキでしたが、まぁそこでのロスタイムは5分程度なので問題なしとしよう。
 
駐車場からは勝負が始まる…いや夢の時間が始まります。駐車場管理人室から出てきたのはテンション高い夢の国の住人。ただ1万円出してお釣りの8,000円を貰うだけであるのだが、とにかくウザ…いや、楽しそう。で、締めの言葉にゃー「いってらっしゃーい♪」と、まるで往年の桂三枝を髣髴させるような掛け声で送り出される。思わず「あ…ども」と言ってしまう僕。
 
これをモチーフにもっとヒド…素晴らしくしたのが、20世紀少年の映画に出てきた小池栄子です。トモダチランドというネズミーランドを模したテーマパークのガイド役を務めているのですが、これがもうヒドイくらいウザイ!(あ、言っちゃったw)
 
詳しくは20世紀少年(映画版)を見てください。小池栄子もこういうキャラクターを演じて自暴自棄に陥らないところがプロだなと、なんかしみじみと感心してしまった。
 
さて。
 
駐車場内でも油断ならねーそんな感じで、この寒空の中で管理人たちがカーブを曲がる毎に1人現れる。後述するが、これがもし【バズ・ライトイヤーのアストロブラスター】のアトラクションだったら、俺はバキュンバキュンとこの管理人を打ってしまうだろうな、と、運転中に余計なことを考えてしまう始末。これら管理人の策略により、駐車場の位置は勝手には決められず、全て指定されます。俺は入り口から遠くてもいいから、比較的ゆったりとした場所に停めたいって考えを持ってる人なのに、勿論そんな意見は考慮されません。しかも、俺はバックで駐車する派なのですが、そんなことをしたらアストロブラスターを逆噴射させられて俺らは木っ端微塵になってしまうでしょうね。
 
ちなみに、夢の国の駐車料金は1日2,000円。こちらの値段とパスポート料金5,500円は、現実から夢に逃げる初期費用であると考えても良い。
 
さて。
 
「到着時刻は8:50」と上記したが、実は園入場口に到着したのが8:50というわけなんです。駐車場にINしたのは8:30ちょい前くらい、ってそんな情報はどうでもいいか。
 
入り口付近は長蛇の列。ここ毎年TDLに訪れているが、過去に例を見ないほどの行列。その先にはラーメン屋があるわけでもないし、当然ながら法律相談所も無いのだが、とにかく「行列のできる入り口」となっていた。
 
あれ?今日、なんかあるのか?
 
という気分にさせる入り口の行列。というのも8時開園を予想していたので、開園1時間を過ぎてこの行列だったら、平日のくせにどんだけ混んでんだってハナシになるわけなんですけど…ま、お察しの通り、この日は9時開園だったってだけのハナシでした。ちゃんちゃん。
 
ちなみに、これはランド内でもしきりに思うことなんですけど、とにかく人との距離が近い!てめぇら、間合いってもんを知らねーのか!?そんなんじゃ日本の諸々の古武術を習得できねーぞ!敵と対峙するときってのは間合いが必要なんじゃ!
 
というのは置いといて、とにかく後ろのやーつが近くに寄り過ぎてくる。あわよくばバッグ等が知らず知らずの内に当たってくる。こりゃウザイ。ちなみにオーラは当たってる。ひどいときは吐息が当たってくる。「園内突入」という同じ志を胸に持つ同胞でなければ、間違いなくフルボッコだろうな、と。
 
ってか前置き長ーい!早く園内に入れ!
 
と言われましてもさすがは夢の国ですから、園内入らずともネタは豊富なわけですよ、先輩。まぁそう焦らずとも。
 
ちなみに入園前にいつしか始まった持ち物チェックがあるのだが、そちらに関しては、俺が言わずとも世間全般でそう感じてるだろうが仕方ねぇから俺が代弁すると、まぁ「意味ないよね~」って。バッグ開いて終わり。チラ見して終わり。もうちょっと見るだろー普通。興味ない女子のスカートがめくれたって、この持ち物チェックよりは見るだろ。あわよくばバッグを2個持ってたとしても1個しか見ないしね。テロ起きたときどうすんだろ…「あんなんやってるからやー!」と言われるのがオチなんだろうか。
 
それか、実は園にはすべて赤外線での管理システムが導入されていて、もはやあんなカバンのチェックはカモフラージュでしかなく、本当は別の場所できちんと統制されているのかなって。未来型超ハイテク機器。MADE IN AKIHABARA。
 
それか、俺ら以外の入場客は皆エキストラ(サクラ)か、だな。これやられたら、本当にあそこが夢の国だと認めてやろう。
 
さて、ようやく入園。続く。。。