監督:ジョセフ・コシンスキー
製作:ジェリー・ブラッカイマー、トム・クルーズ、クリストファー・マッカリー、デヴィッド・エリソン
製作総指揮:トミー・ハーパー、デイナ・ゴールドバーグ、ドン・グレンジャー、チャド・オマン、マイク・ステンソン
脚本:アーレン・クルーガー、エリック・ウォーレン・シンガー、クリストファー・マッカリー
編集:エディ・ハミルトン
音楽:ハロルド・フォルターメイヤー、ハンス・ジマー、ローン・バルフェ
出演:トム・クルーズ、、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、ジョン・ハム、グレン・パウエル、ルイス・プルマン、エド・ハリス、ヴァル・キルマー他
トム・クルーズのスカイ・アクション「トップガン」の36年ぶり続編。共演はマーヴェリックのかつての相棒グースの息子役で「セッション」のマイルズ・テラー、ほかにジェニファー・コネリー、さらにマーヴェリックのライバル「アイスマン」を演じたヴァル・キルマーも登場する。
評価★★★★★
--------------------------------------------------------
[STORY]
アメリカのエリート・パイロット・チーム“トップガン”に達成困難な任務が立ちはだかる中、教官として迎えられたのが伝説のパイロット、マーヴェリック。若いパイロットたちの中には、マーヴェリックに敵意を向けるかつての親友グースの息子ルースターがいたのだった
[IMPRESSION]ネタバレ注意!
前作から36年。
続編映画がいまいちパッとしない近年、この作品は稀にみる秀逸な作品と感じます。
オープニング、クルーが空母で戦闘機の整備をしている間には、「You’ve Been Called Back to Top Gun」が流れる。
このままこの良い雰囲気、余韻で映画が始まっていくのかと思いきや、空母から戦闘機が飛び立つ瞬間にケニー・ロギンスの「デンジャー・ゾーン」が流れる。
前作とほぼ同じ演出にではあるが、この演出にはやはり鳥肌もん(^-^;
完全ネタバレなので、これから見ようという方はご遠慮くださいね(^-^;
舞台は前作から30年後。
ピート・“マーヴェリック”・ミッチェルは昇進も拒みながら、海軍のテストパイロットを続けていた。
そんな中、ケイン海軍少将は有人の超音速機「ダークスター」計画を中止し、その資金を無人機計画に切り替えようとしていた。
「ダークスター」計画の成功を示すためにはマッハ10を出す必要があったが、いまだマッハ9までしか達していない。
ケイン海軍少将が計画中止を言い渡しに向かっていたが、マーヴェリックは、少将が来る前にテストを開始。
見事、マッハ10に到達したが、機体は空中分解。
不時着したマーヴェリックは基地に戻され、ケイン少将から地上勤務を言い渡されそうになる。
しかし、かつてのライバルで、今はアメリカ太平洋艦隊司令官となっているトム・”アイスマン”・カザンスキーによって、トップガンの教官に任命されることになる。
そこで、サイクロン中将から任務の説明を受ける。
それは某国の地下ウラン濃縮プラントを破壊するという非常に危険なミッションで、確実に死人が出ると思われた。
トップガンを卒業した12人のエリートを訓練し、そのうちの6人を戦場に送り出すことがマーヴェリックの任務だった。
そのなかにはグースの息子であるルースターも・・・。
ルースターは未だマーヴェリックを恨み、彼と目を合わせようともしない。
そして海軍が集うバーの店主となっていたペニー・ベンジャミンとも苦い再会を果たす(^-^;
訓練初日、
マーヴェリックはレーダーに映らない低高度で峡谷に侵入、3分で攻撃するという作戦を提案。
そして皆に「実力を見せてくれ」とドッグファイト訓練を始める。
訓練生2機とマーヴェリックで飛び立ち、マーヴェリックを撃墜したら訓練生の勝ち。
できなければ腕立て200回。
しかし訓練生達はことごとく撃墜されていく。
その後も、峡谷を蛇行しながら低高度で3分以内に目的地までたどり着く訓練も訓練生たちは次々に失敗。
訓練が上手く進まない中、マーヴェリックはアイスマンに呼ばれて彼の自宅へ。
彼は喉頭がんのため声が出せず、余命もわずかと知らされる。
アイスマンはルースターとの確執に「過去は忘れろ」と伝えるのだった。
(現実にも、アイスマンことヴァル・キルマーは、喉頭がんで闘病中です。現在はAIによる発語を使っているとのこと。この作品で、彼の声が少しでも聴けたのが嬉しく本当に涙が溢れました・・・)
その後、マーヴェリックはチームワークを養うために、ある日、飛行訓練を中止し、皆で海辺でフットボールを楽しむ♪
しかしその後の訓練で、訓練生の乗った戦闘機がバードストライクによって墜落(命に別状はありませんでしたが)。
マーヴェリックを恨んでいたルースターも彼に不満をぶつけた。
そんな中、いつもマーヴェリックの後ろ盾となって傍にいてくれたアイスマンが帰らぬ人となってしまう。
更に、これを機にとサイクロン中将がマーヴェリックに飛行を禁止し、教官をクビにしてしまう。
失意のどん底マーヴェリックは、ペニーの家で2人きりになった時、「ルースターの母親に頼まれて彼の海軍の願書を捨てたんだ」と告白。
そのせいで入隊が遅れたルースターは、マーヴェリック恨んでいたのでした。
そして「飛べないのであれば除隊するしかない」と気を落とす彼に、ペニーは「自分が育てたパイロットに何かあったら自分を許せないはず」と、彼を引き留める。
マーヴェリックに代わり指揮を執るサイクロン中将の作戦は、レーダー感知高度を真っ向から進み、ミサイルの包囲網と敵機の攻撃を突っ切るという、明らかに無謀な作戦だった。
するとマーヴェリックは、自らF18戦闘機に乗り込み、自身の立てた作戦で、任務が達成可能であることを示したのだった。
これにはサイクロン中将も彼の実力を認めざるを得ず、彼を編隊長として任命。
そして2機1組となり、2組で行動。
残る3機の中に、迷いながらもルースターを選出した。
ついに作戦開始。
マーヴェリックたち4機は峡谷に侵入。
慎重派のルースターたち後続2機はやや遅れを取っていた。
マーヴェリックは「考えるな。お前はやれる!」と喝を入れる。
マーヴェリックたちは目標にミサイルを命中させ、地下への穴を開け、追いついたルースターたちもミサイルを命中させ、プラントは大爆発。
その後、9Gの加速に耐えながら山頂を超えた彼らだったが、想定内のレーダーに捉えられミサイル攻撃を受けることに。
何とかミサイル攻撃をかわしながら帰還を目指す4機だったが、ルースター機にミサイルが撃ち込まれていき、あわやというとき、マーヴェリックが自ら囮になりミサイルを受け墜落。
助けに向かおうとするルースター達に対し、サイクロン中将は帰還を命じるのだった。
雪原で目を覚ましたマーヴェリックは敵のヘリに攻撃を受けるが、そこに戻って来たルースターがヘリを撃墜。
しかし彼も地対空ミサイルで撃墜されてしまう。
ルースターの元に駆け寄ったマーヴェリックは、「何してんだ」と激怒。
ルースターは「考えるな、動けって言ったろ!」と親子喧嘩みたいに(^-^;
2人は帰還するため、敵機の保管庫に侵入。
そこでかつてマーヴェリックが乗っていたポンコツのF-14を奪って帰る計画を立てる。
何とか離陸させたものの、すぐに敵機の攻撃を受ける。
しかも相手は最新型戦闘機で勝ち目はない。
2機は何とかマーヴェリックの腕で撃墜したものの、既に弾薬は切れ、絶体絶命。
しかし目の前で敵機が突然撃墜される。
そこには、ルースターと犬猿の仲だったハングマンが(^-^;
空母に帰還すると、それまでいがみ合っていたハングマンとルースターは握手を交わし、ルースターはマーヴェリックと抱き合うのだった。
というお話です。
作戦実行からエンディングまでは一気です(笑)。
恋愛はほどほど、誰も死なない、展開が早い(近年の作品で2時間ちょっとというのは短い)、ただのスカイアクションじゃない意外にドラマがある、とてもスカッとする作品でした。
まぁ強いて言うなら、バイクで颯爽と走るシーンは多すぎた感ある(^-^;
あ、それと、内容が良すぎて、正直、レディ・ガガの曲は全く入ってこなかったww