ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 ~(米・英) | 映画とcoffee、ときどき妄想

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     ≪そろそろ映画館に行きたい・・・・≫ 

監督:デヴィッド・イェーツ
製作:デヴィッド・ハイマン/J・K・ローリング/スティーヴ・クローヴス/ライオネル・ウィグラム/ティム・ルイス
製作総指揮:ニール・ブレア/ダニー・コーエン/ジョシュ・バーガー/コートニー・バレンティ/マイケル・シャープ
原案:J・K・ローリング
出演:エディ・レッドメイン/ジュード・ロウ/エズラ・ミラー/ダン・フォグラー/アリソン・スドル/カラム・ターナー/ジェシカ・ウィリアムズ/キャサリン・ウォーターストン他



史上最悪の魔法使い“グリンデルバルド”の阻止に立ち上がったニュートと個性豊かな仲間たちの運命を、ダンブルドアとその一族に隠された秘密とともに描き出す。



評価★★★★☆



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[STORY]

魔法動物学者のニュート・スキャマンダーはダンブルドア先生から、グリンデルバルドの野望を阻止しろと命じられる。やがて、魔法使いの仲間とマグルの凸凹チームがグリンデルバルドへと立ち向かっていく。



[IMPRESSION]ネタバレ注意!

今回、ジョニー・デップは、妻のアンバー・ハードに対するDV疑惑と離婚裁判でグリンデルバルド役を降板、マッツ・ミケルセンがグリンデルバルドを演じることになりました♪
でもマッツ・ミケルセン、大好きな俳優なので結果オーライ♪
ちなみに、公開直前にはエズラ・ミラーがハワイで治安紊乱で逮捕騒動あり、次回作は「死んだ」ことになって降板かしら?(^^;)

さてさて、ネタバレありでのレビューでし♪



魔法生物学者のニュートは、今も世界中を旅しながら魔法動物の保護活動を行っていた。
彼の著書はホグワーツでは参考書になるほどの著書となっていた。

そんな彼は、密林の奥深くでキリンの出産に立ち会う。
母キリンが赤ちゃんキリンを出産し、赤ちゃんキリンが必死で立とうとしていたところ、クリーデンス達がニュートに襲い掛かり、赤ちゃんキリンを奪い去ってしまった。

クリーデンスはグリンデルバルドに、自身がダンブルドア家の血を引く者と言われ、ダンブルドア家に捨てられたことで不遇な人生を強いられたと思いこまされ、復讐を誓っていた。

赤ちゃんキリンを奪われてしまったニュートが母キリンの元に戻ると、なんともう1頭赤ちゃんキリンが生まれていた。
涙を流しながら母キリンは力尽き、ニュートは赤ちゃんキリンを保護するのだった。



キリンを手に入れたグリンデルバルドは、容赦なくキリンの首を斬ってしまう。
そして流れた血の中に浮かぶ顔はダンブルドアの顔だった。
キリンは、未来を視通す力があるとされていたのだ。

その様子を見ていたクイニーは複雑な思い・・・。

世界を支配することを目的とするグリンデルバルドを阻止するため、ダンブルドアはニュートと兄テセウスを、弟アバーフォースの店に呼び出す。



ダンブルドアは、かつてグリンデルバルドと「血の誓い」を交わしていたことを打ち明け、互いに裏切りと戦いを許さない強い絆が結ばれていることを話した。
誓いを破ろうとするだけで、鎖が体を縛り上げ苦しみが与えられる。



そこでダンブルドアは、ニュート、テセウス、防衛術教師ユーラリー、リタ・レストレンジの兄ユスフ、ニュートの助手のバンティ、そして人間(ノーマジ)ジェイコブの6人を招集する。

キリンを手に入れたグリンデルバルドは未来を見ることができるため、出発したらその後は行き当たりばったり。

皆はダンブルドアの指示どおりに作戦を実行。
テセウスには金の刺繍のネクタイを渡される。
ユスフはグリンデルバルドの信奉者として潜入。
ユーラリーには移動装置になる本を渡され、ジェイコブには魔法が使えるという杖、そしてバンティには内緒の手紙が渡される。

彼らが向かった先はベルリン。
そこではドイツ魔法省が魔法使い連盟の新リーダーを決める選挙の真っただ中だった。
候補者が集うパーティーでニュートは、現在のリーダーであるフォーゲルにダンブルドアからの伝言、「正しい道を、楽ではない道を選べ」と伝えた。
しかしフォーゲルは、「グリンデルバルドの罪は問わない」と宣言し、さらに選挙への立候補を促してしまう。



するとテセウスが魔法警察に取り押さえられてしまい、魔法刑務所に捕らえられてしまった。
ニュートは魔法刑務所に面会に行く。
そこで、所持品の杖、ニフラー(所持品?)、ピケット(所持品?)を預け、ランプだけを渡され、テセウスの救出に向かう。
そこには大量のサソリのような気持ち悪い動物が!!



彼らに擬態し、ゆらゆらしたダンスで操り、従順なピケットとニフラーの協力もあり何とかテセウスを救出することができた。



一方で、キリンが入ったトランクを抱えたバンティは、鞄屋で同じトランクを6つ作るように依頼。



選挙パーティーの席に潜り込んでいたユーラリーとジェイコブ。
目を合わさないクイニーに腹をたてたジェイコブは、グリンデルバルドに杖をむけ「クイニーを返せ」と迫る。



何の効力もない杖と思っていたが、ユーラリーがとっさに魔法を放ったことで、ジェイコブがやったように見えてしまい、暗殺者に仕立て上げられてしまう。
しかし間一髪で逃げ出すことに成功。



その頃、ダンブルドアは、弟アバーフォースの店のガラス窓に文字が浮き上がってくるのを目にする。
クリーデンスの仕業とわかったダンブルドアは彼に会いに行くことに。
そして不死鳥とともに姿を現すクリーデンスは、ダンブルドアに自分を捨てた怒りをぶつける。



応戦するダンブルドアは、どんどん弱っていく不死鳥を見て、彼の死が近いことを悟り、クリーデンスに声をかける。
「私とは直接つながってはいないが、君はダンブルドア家の一員だ。私も知らなかったのだ・・・」と。
アバーフォースの店のガラス窓に浮き上がる文字は、クリーデンスの心の声。
クリーデンスはアバーフォースがゴドリックの谷の娘と恋に落ちて産まれた子だったのだ。
ダンブルドアはアバーフォースに、「彼の死は近い、一度会ってやれ」と伝えるのだった。



その後、ニュート達は皆、無事にホグワーツ魔法魔術学校に戻り、次の作戦、選挙会場となるブータン王国へ乗り込む。



双子のキリンを持ち込むために、敵を攪乱するため6つのトランクを各自が持ち、出発。
ニュートとテセウスは捕まってしまうが、トランクにはキリンは入っておらず、さらに寝返ったユスフに助けられる!



ユーラリーとジェイコブのも偽物。
さらにクイニーと再会したジェイコブは、彼女への愛を語り続け、クイニーの心を改心させるのことに成功。
しかし彼らも捕まってしまう。

そして選挙会場では、未来が予知でき神聖な心の持ち主の前にひざまずくとされるキリンにより新リーダーが決められる。

キリンがひれ伏したのは、グリンデルバルド。
彼がリーダーに当選してしまう。
魔法使い連盟のリーダーに選ばれたグリンデルバルドは、皆の前で人間であるジェイコブを「磔の呪文/クルーシオ」で瀕死の状態に。



すると空から不死鳥が舞い降り、クリーデンスが現れる。
そして「キリンは偽物だ。このキリンは彼に殺され、再び生き返らされて言いなりにされたんだ」と指摘。

そこに、バンティがトランクを持って現れる。
本物のキリンが入ったトランクはバンティが密かに持ち込んでいたのだった。

トランクから姿を現したキリンは、よちよちと歩き、ダンブルドアの前でひざまずいた。
しかしダンブルドアは「光栄です」と伝えながらも辞退をすると、キリンは次に上級大魔法使いのサントスの前でひざまずいた。

怒ったグリンデルバルドはクリーデンスに対し魔法を放つが、阻止しようとするダンブルドアと弟アバーフォース。
そしてサントスがジェイコブにかけられた魔法を解いてくれる。



ここからはダンブルドアとグリンデルバルドの一騎打ち。
血の誓いのペンダントがある限り、戦えないはずの二人だったが、攻撃しようとするグリンデルバルドに対し、守ろうとするダンブルドアの防御術は「間接的に」戦ったことで、ペンダントが破壊される結果となった。
しかし決着はつかず、グリンデルバルドはひとまずその場から立ち去ることになった。

瀕死のクリーデンスの元には、アバーフォース。
「家に帰ろう」と彼を抱え上げるが、空には不死鳥が・・・。
ファンタビ4にはクリーデンスはもう出てこないのかしら?と心配になります。
そもそも、芸能界追放される可能性もあるので、このままフェードアウトしちゃうかも・・・。

場面変わり、今日は人間のジェイコブと魔法使いクイニーの結婚パーティー。
ダンブルドアは、「歴史的な日」と表現している。

ニュートは、久しぶりにティナに会えるとそわそわ(小学生か)。
今回、ティナの出番はありませんでしたね。
あと2作で完結。
そこの伏線なのでしょうか?(^-^;