製作:ケヴィン・ファイギ
製作総指揮:ルイス・デスポジート/ヴィクトリア・アロンソ/パトリシア・ウィッチャー/ネイト・ムーア/スタン・リー
脚本:クリストファー・マルクス /スティーヴン・マクフィーリー
音楽:ヘンリー・ジャックマン
出演:クリス・エヴァンス/ロバート・ダウニー・Jr/スカーレット・ヨハンソン/セバスチャン・スタン/アンソニー・マッキー/ドン・チードル/ジェレミー・レナー/チャドウィック・ボーズマン/ポール・ベタニー 他
マーベル原作の大ヒット・シリーズ「キャプテン・アメリカ」の第3弾。“アベンジャーズ”が意見の対立から2つに分裂、それぞれが信じる正義を胸に壮絶な戦いを繰り広げる。

評価★★★☆☆
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[STORY]
世界の危機を何度も救ってきた“アベンジャーズ”。しかし、その強大な力を危険視する声が高まり、彼らを国連の監視下に置くことが議論され、アイアンマンとキャプテン・アメリカは意見が対立。そんな中、新たなテロ事件が発生し、キャプテン・アメリカの旧友バッキーが容疑者として指名手配されてしまう。
[IMPRESSION]ネタバレ注意!
個人的に、キャプテンアメリカ、好きくないんやけど、バッキーを演じるセバスチャン・スタンが大好きなので、仕方なく見ています(笑)。
セバ、今回、ちょい筋力アップされてたくましくなっておりまする♪
さらに、バッキー贔屓の画像ばかりになりますのでご了承ください!(笑)。
作品としてはまぁまぁです。
想定内の展開と言ったところでしょうか(^_^;)
アベンジャーズのリーダーとなり世界の危機を何度も救って来たキャプテン・アメリカとその仲間達だったが、彼らの戦いが及ぼした被害は甚大・・・・・。
当然、その力を危険視する声も高まってきた。

そこで、アベンジャーズを国家の管理下に置き、世界170前後の国により「ソコヴィア協定」が調印され、活動を制限しようという動きが出てくる。
アイアンマンことトニー・スタークは、多くの人々の命を救う一方で、一般市民を危険にさらしてしまった事に罪の意識を感じ、この処置をやむを得ないと同意する。
一方で自分の行動に対する責任は自分自身が持つべきだ!政府の犬にはならない!と反対するキャプテンアメリカことスティーブン・ロジャーズ。
数日後、「ソコヴィア協定」の調印式が開催。
そこでワカンダ王国の国王が演説している最中にテロが発生、国王が亡くなってしまう。
その容疑者として浮上したのが、キャプテンアメリカのかつての親友ウィンターソルジャーことバッキ―バーンズだったのだ。

そこで政府の支持を受けてアイアンマンとブラックウィンドウがウィンターソルジャーの捜索を開始。
そこにトニーの友人のローズ、人工知能ヴィジョン、そしてテロ事件で父を殺されたワカンダ王国の皇太子ティ・チャラことブラックパンサーが加わる。
一方で、キャプテンアメリカは、親友のバッキーを救うべきか、アイアンマンらと共に政府につくべきか?悩んでいる。
そこにファルコン、ホークアイ、ワンダが加勢。
バッキーを何としても守りたいと思うキャプテンアメリカは、バッキーの居場所を突き止め、彼と二人きりで話す事に。

しかしすぐに特殊部隊が突入してくる。
二人は特殊部隊の攻撃を受け応戦。
バッキーを追いかけていたブラック・パンサーも参戦し、バッキーに攻撃を仕掛ける。

激しくカーチェイスの中、バッキーが走るバイクをアイアンアームで奪い取るシーンはサイコー!ヽ(^。^)ノ
今まで見たことないアクションシーン満載で気分爽快!(笑)

しかし結局、特殊部隊やウォーマシンのローズに捕まってしまい、拘束されてしまう。

バッキーは施設で拘束され、ある博士から精神鑑定を受ける。

しかしこの博士は、バッキーに何やら暗号のようなものを唱え始め、それを聞いたバッキーは洗脳されたように暴れ出すのだった。

のちの調べで、この博士の正体はソコヴィアの元諜報員ジモであることが分かる。
ジモはウィンター・ソルジャーの秘密を知る為に彼の洗脳を復活させて自分の服従させたのだった。
暴れ出したバッキーは施設を脱走、追いかけるキャプテンアメリカとファルコン。
トニーやロマノフ、ブラック・パンサーも追尾!
バッキーの逞しき死闘をご覧ください(笑)。




そしてようやくキャプテンアメリカがバッキーを捕まえ、腕を機械に挟んでプチ拘束。
正気に戻ったバッキーからテロ事件の真実を聞くのだった。

テロを起こしたのはバッキーではなく、精神鑑定をしたジモで、バッキーは彼にはめられたと。
そして、バッキー以外にも超人的な5人のウィンター・ソルジャーが存在する事などを話した。
キャプテンアメリカたちは、ジモの目的が5人のウィンター・ソルジャーであると考え、アントマンとホークアイをスカウトして、バッキーがウィンターソルジャーとなった施設に向かう。
一方、トニーは、スパイダーマンを誘って味方につけキャプテンアメリカらを追う。
施設へ向う途中、空港でアイアンマンチームがキャプテンチームに追いつき、ヒーロー軍団同士の一騎討ち。

意外と小僧のスパイダーマンが強かったり、アントマンが巨人になったりと、やりたい放題のヒーロー軍団でしたが、激しい戦いの中、クインジェットを奪ってキャプテンとバッキーはシベリアへ向かう。
その頃、ドイツのホテルでは、バッキーの精神鑑定をするはずだった本物の博士が死体で見つかり、警察の調べでジモの仕業だと判明。
テロもジモの犯行だと知ったトニーは自分が間違っていたと、1人シベリアの施設に向かい、キャプテンアメリカとバッキーに合流。

そこで三人は5人のウィンター・ソルジャーが銃で撃たれているのを発見する。
おそらく撃ったのはジモ。
彼の目的は5人のソルジャーではなく、アベンジャーズの分裂だった。
ジモの家族がソコヴィアの戦いで巻き添えをくらって死んだため、彼はアベンジャーズを恨んでいたのだった。

その施設でジモから1991年のビデオを見せられた3人。
そこには、ヒドラに洗脳されたバッキーが、車で移動中の老夫婦を襲うシーンが映っていた。
その老夫婦こそが何とトニーの両親だったのだ。

両親は事故死したと思っていたトニーは、怒りを爆発させバッキーに襲いかかる。

実はキャプテンアメリカもその事実を知っていた事が判明し、トニーはキャプテンアメリカにも攻撃をしかける。
しかしなかなか勝負はつかず・・・・。
だって、超人的なパワーの人間と、スーツを着た人間と、鉄の腕を持つ人間の戦いでしょ?
誰が優勢なのかもよう分からん戦いの中で、バッキーが負傷し、キャプテンアメリカは彼を連れ出して消えて行くのだった。
3人の様子を実はじっと見ていたブラック・パンサーは、テロの真実を知り、キャプテンアメリカとバッキーを保護。
とてもイイ人(*^_^*)
そして謎の巨大な施設を造り上げている(^_^;)

アイアンアームを失ったバッキーは、洗脳が解ける方法が分かるまで冬眠することを選ぶ。
それを悲しげな表情で見守るキャプテンアメリカ・・・・。
切ないシーンでした。
トニーはアベンジャーズの訓練施設に戻り、新たなリーダーとなり、空港の戦闘で負傷したローズのリハビリを手伝う。
そこへキャプテンアメリカから携帯と手紙が届く。
そこには謝罪の言葉と、何かあればすぐに呼んでくれ!と言った内容が書かれていたのだった。
というエンディングです。
まぁバッキーが「死」ではなく、冬眠という形で終わって何よりです(^_^;)
もっとバッキーの活躍を見たいのでね(*^_^*)