リムジンの車内で見つかったグルーピーらしき女の死体。遺体の胸に残されたサインと灰皿で溶けていたギターピックはキッスのジーン・シモンズのものだった。素人が大金を払って大物と共演できる企画があり、彼は昨夜、素人バンドの3人と共演したと言う。演奏後のパーティーで合流したタンジェリンと言う女が姿を消しており、ライブスタジオを調べると2カ所で大量の血痕が浮かび上がる。そこで殺されたもうひとりとは?

リムジンの中から、緑のガムボールや、灰皿で溶けたギターピックなどが回収された。
被害者であるマーシーには売春の犯歴があり、ギターピックとマーシーの胸のサインがハードロックバンドKISSのジーン・シモンズのものと確認された。
ジーン・シモンズを署に呼んで事情を聞くと、素人が金を払ってスターと共演できるという『スター体験コース』に出演していたと言う。
共演したメンバーは、会計士のアーノルド、ネットビジネスで成功したレックス、ビール製造業を営むエドの3人だと話す。

ニックとサラはイベント会場を調べに行く。
そこで主催者のマーティー・カーチに話を聞く。
彼はアーノルド、レックス、エドの3人を「とんでもない連中」で、スタジオを荒らしまくったと言う。
サラがマーシーの写真を見せると、彼女をグルーピーとして雇ったことを認めるが、タンジェリンは知らないと言う。
現場の鑑識で、血の付いたナイフ、2カ所に大量の血痕を見つける。
そのうち1カ所はマーシーの血が付着しており、ここが殺害現場と考えられた。
しかしもう一つのドーナツ型の血痕は?
ブラスはまず会計士のアーノルドを呼び話を聞く。
彼はレックスに話を持ちかけられて、体験コースに参加したと言い、マーシーの死については知らないと。
フィンはエドを尋問するが、エドは「いつもレックスがイイとこ取りをする」と言い、マーシーとタンジェリンをクラブから連れ出していたと言う。
そして現場にあったナイフはレックスの物であり、その彼に今、連絡がつかないと言う。
さらにレックスはレーベルとの契約があると言っていたと・・・。
ニックはドーナツ型の血痕が、ドラムた叩いたことによる飛び散りであると推測。
インクをかけたドラムを叩いて、そのインクの飛び散り具合でドーナツ型のインクが出来たのだ。
グレッグとモーガンはスタジオ周辺で、血まみれのドラムとレックスの死体を発見する。
ドーナツ型の血痕はレックスのものだったのだ。

検視によると、レックスは少なくとも8カ所刺されており、現場のナイフが凶器と思われた。
彼の携帯からタンジェリンとの写真が見つかり、財布からタンジェリンに捧げる歌詞が書かれた紙が見つかる。
その紙からタンジェリンこと売春婦アンジェラ・グレンの指紋が検出された。
さらにレックスが契約しようとしていたレーベルのオーナーはアレックス・グラデンコと判明。
しかもこのグラデンコが、イベントの主催者マーティー・カーチであり、彼がレックスから金をだまし取っていたことが分かる。
ブラスはスタジオへ行き、レックスを尋問すると、彼は詐欺は認めたものの、殺人については否定し、タンジェリンとレックスが口論していたことを話す。
しかもタンジェリンを雇ったのはレックスだったと・・・。

そんな時、ジーン・シモンズがタンジェリンを見つけて署へと連れてくる。
CSIが彼女のDNA鑑定を実施すると、彼女はレックスの実の娘であることが分かる。
ラッセルとブラスは、マーシーとレックスの遺体写真を見せ、レックスが父親であることを話す。
すると彼女は、レックスとは寝てないし殺してもいないと言う。
そして1週間雇われただけだと思っていたが、実はレックスが実の父親であったと聞かされたと。
母を捨てて出て行ったと告白し、気持ちを伝えるために歌を書いたと。
そしてレックスが歌を歌ってくれたと言う。

マーティ―・カーチからレックスのレコーディング音源を押収すると、バックコーラスの声が入っていたことが分かる。
その時使われたマイクを調べると、そこにアーノルドのDNAが。
さらに緑色のガムボールの欠片がたくさんマイクに入っていたことが分かり、彼がレックスとマーシーの殺害時、現場にいたことを示していた。
アーノルドは、自分をいつもバックコーラスに追いやるレックスに腹を立てて彼を刺殺、その場にいたマーシーも殺し、ドラムをひたすら叩き続けたことを認めたのだった。
事件解決後、ブラスはタンジェリンを気遣い、「助けがいるときは連絡をくれ」と自分の名刺を渡すのだった。