ギルバートろう者大学で奨学生候補者決定パーティーが開かれた。グリッソムの母ベティがその大学の教授なのでサラも出席するが、サラは姑と打ち解けることができない。ベティは、息子グリッソムと離れて暮らすサラに批判的なのだ。息が詰まったサラは気分転換に外へ出るが、突然大きな爆発音。炎上する車のもとへサラが駆け付けると、教授のジュリアが必死に車内の運転者を救おうとしていた。

被害者はランバートで、検視の結果、車が炎上する前に死んでいたことが分かる。
車には爆弾が仕掛けられていたが、グレッグの検証で、爆発の衝撃で車にかけつけたと言うジュリアの証言に矛盾が生じていることが判明する。

サラがジュリアに話を聞くが、サラとは利害の対立があると言い出す。
彼女は以前、グリッソムと付き合っていたというのだ。
初耳のサラは、イイ気しないが、捜査に支障はないと尋問を続ける。

一方で、ラングストンとニックが炎上した車を調べると、中から爆弾の部品に使われたと思われるろう者用の火災報知器が見つかる。
そこで一人だけ他の寮生と違う火災報知器を設置しているマイケルという学生を見つける。
彼は、ジュリアの助手で、自分が奨学生に選ばれると思っていたが、ショーンという学生に最終候補者の座を奪われたと言う。
またそのショーンとランバートが口論していたとも証言。
ショーンに話を聞くと、彼はジュリアと関係があったことを認めたが、ランバート殺害は否定。
その1時間前までジュリアと一緒だったと言う。

ジュリアと仲の良いグリッソムの母ベティは、サラがジュリアを尋問することに反感を示すが、再びジュリアに話を聞きにいくサラ。
すると彼女は、弁護士同席じゃないと話さないと言い、オフィスに戻ろうとした。
その時、オフィスが爆発し、彼女は脳しんとうで病院に運ばれる。
爆発したのは、マイケルが持ちこんだ小包と判明。
マイケルが研究用に注文した抵抗器の一つが爆弾の部品に使われていたことも判明するが、彼自身は犯行を否定。
さらに分析すると、爆弾はクリック音で作動していたことが分かり、ろう者の犯行ではないと分かる。

一方で、病院に行ったサラは、ジュリアの見舞いに来ていたショーンが見た事のない手話でジュリアと会話するのを目撃し、グリッソムの母ベティに聞いてみる。
するとケベックで使われている手話で、方言のようなものと言うが、ショーンはイギリス出身。
サラはショーンをウソ発見器にかけ、ろう者に成りすましていたことを証明する。
さらに彼はショーン・ワイヤット・ルブランと言い、カナダ出身と身分を偽っていたことも分かる。
ジュリアが協力者ではないか?と疑ったCSIは、彼女を再び尋問。
彼女はショーンがろう者で無い事も知らなかったと言い、ショーンが普段使わないメールアドレスを教えてくれた。
そのアドレスを調べると、大学の手話通訳者のデニスと判明。
彼はショーンのいとこでもあったのだ。
彼は、安月給なのに、障害者には待遇がいい事に付け込んで、いとこのショーンにろう者のフリをさせて、奨学金詐欺を働こうとしていたのだ。
しかしこの計画にランバートが気づいたため、彼を殺したと言う。

今回のエピではグリッソムの母が出てきました♪
しかも久々にグリッソムも。
帰ってきてほしいなぁ・・・・。
だって次のシーズンは、ラングストンも居ないんでしょ??
CSI、大丈夫ですかね???
だんだんキャスティングが薄くなっていくような・・・・