製作:トム・クルーズ/J・J・エイブラムス/ブライアン・バーク
製作総指揮:ジェフリー・チャーノフ/デヴィッド・エリソン/ポール・シュウェイク /デイナ・ゴールドバーグ
原作:ブルース・ゲラー
脚本:ジョシュ・アッペルバウム
アンドレ・ネメック
撮影:ロバート・エルスウィット
出演:トム・クルーズ/ジェレミー・レナー/サイモン・ペッグ/ポーラ・パットン/ミカエル・ニクヴィスト/ウラジミール・マシコフ/ジョシュ・ホロウェイ/アニル・カプール/レア・セドゥー/ミラジ・グルビッチ/サムリ・エーデルマン
「ミッション:インポッシブル」シリーズの第4弾。爆弾テロ犯の濡れ衣を着せられたイーサンとそのチームが、事件の黒幕を突き止めるべく過酷なミッションに挑む姿を描き出す。

評価★★★☆☆
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[STORY]
モスクワの刑務所に収監されていたイーサン・ハントはIMF(米国極秘諜報機関)チームの手引きで脱獄を果たし、新たな任務に就く。それは、核テロを目論む“コバルト”という人物の情報を入手すること。そして、ロシアの中枢クレムリンへ侵入するイーサンたちだったが、突然爆破事件が発生、その容疑がイーサンのチームにかけられる。さらに、米国大統領は政府の関与を否定するべく“ゴースト・プロトコル”を発令、イーサンらはIMFから登録を抹消されてしまう。孤立無援の中で事件の黒幕を追い、核によるテロを防ぐという過酷なミッションの遂行を余儀なくされる。
[IMPRESSION]ネタバレ注意!
まぁそれなりに面白かったんじゃねーの?(笑)
ハイテク機器を駆使するかと思いきや、全くローテクな場面もあってチグハグな感じもネタとして。
最近、大活躍のジェレミー・レナー、ただの分析官で終わらないと思ったら案の定!
期待通りの活躍で嬉しい。
さて、ストーリーですが、そもそもイーサンは、何かの罪で刑務所に収監。
それをIMFのチームが助けに来る。

以前、IMFが、コバルトと呼ばれる人物が核兵器を起動させるコードと装置を探していると言う情報を得て、協力者からコードを奪った。
しかし、サビーヌ・モローという女暗殺者にそのコードを奪われた上に、ハナウェイというエージェントが殺されてしまう。

そこでイーサンにその任務を引き継いで欲しいというものだった。
イーサンは脱獄時に、使えると思った情報屋のボグダンを一緒に逃がしておく。
早速、チームは、クレムリンに忍び込み、コバルトの正体を突き止めようとした。
が、何者かが同じようにクレムリンに忍び込み、金庫から何かを盗んで、クレムリンを爆破してしまう。
その罪を着せられたイーサンらチームは、後にロシア諜報部のシディロフらに追われることとなる。
IMF長官はイーサンに接触。
今回の爆破はIMFによるものだとロシアは誤解しており、アメリカ大統領はゴースト・プロトコルを発令したと言う。
つまり、IMFを見捨て、アメリカは関与していない!と言う気だ。
しかし長官は、ここでイーサンが逃げて、チームと合流し、独自に動けば私は何も言わない、知らないと言い出す。
同席していた分析官のブラントは唖然とする。
そんな時、シディロフらロシア部隊に襲撃され、IMF長官は射殺されてしまう。
イーサンとブラントはチームに合流し、孤立無援の中、コバルトを追う事に。

ブラントによれば、コバルトの本名はカート・ヘンドリクス。
彼は核兵器を起動するためのコードを必要としており、そのコードをサビーヌ・モローから買うつもりなのだ。
そこで、イーサンとブラントはサビーヌに接触し、ジェーンとベンジーはコバルトの腹心ウィストロムに接触する。
しかしブラントが諜報員であることがバレ、銃撃戦になり、サビーヌに逃げられ、コードもウィストロムに渡してしまう。
またウィストロムは、ヘンドリクスが変装していたことも判明。
ジェーンはサビーヌを捕えるが、格闘になり、ビルから突き落としてしまい、ブラントから責められる羽目に。

それよりイーサンは、この時のブラントの身のこなしを見て、ただの分析官ではないと気付く。

が、その話は後にして、イーサンはかつて脱獄させたボグダンに連絡を入れ、武器商人との仲介を頼む。
一人武器商人の元へ行き、彼にヘンドリクスの情報を与え、見返りに情報を貰う。
そんな時、ヘンドリクスが今度はインドへ行き、衛星を売ろうとしていることが分かり、チームは武器商人の協力の元、インドへ向かう。
一方で、その武器商人は、イーサンとヘンドリクスの情報をロシア諜報部のシディロフに話していた。

舞台はインド、ムンバイ。
ジェーンは、衛星を買うという事業家に接触し、衛星を無効にするコードを聞き出そうとし、ブラントとベンジーはサーバールームに侵入、コードの入力を待っている。

そんな時、ヘンドリクスがミサイルを発射する信号を潜水艦に出し、ミサイルが発射される。
ヘンドリクスが持つアタッシュケースかサーバーをいじれば、ミサイルが無効になるかもしれないと思ったチーム。

イーサンはヘンドリクスのアタッシュケースを奪い、ボタンを押し、ベンジーらはサーバーを復旧させてミサイルを無効にした。

そこにシディロフが現れ、イーサンが味方であったことを知り、彼を病院へ。
後日、シアトルで合流した4人。
また一緒に仕事しようと言うイーサン。
ブラントは最後まで迷い、自分がかつてイーサンの妻の護衛担当だったことを告白する。
そして彼女を死なせてしまったことに負い目を感じ、エージェントを辞めたことも。

しかし、イーサンはそれを知っており、しかも彼の妻は実は死んでいなかったことをブラントに伝える。
死んだと見せかけ、イーサンがその復讐の為に6人を殺し、刑務所に収監される。
全てが計画だったことをブラントに告白した。
彼女を守るために仕方なかったと。
恨みっこなしで、またブラントとイーサンは仕事を一緒にすることになる。
そしてそのシアトルでイーサンは妻の姿を遠くから見ているのでした・・・・
というエンディングでした。
続くんでしょーな、コレ(笑)
ここらで終わらせておいたほうがイイかと思いますね。
ブラント役のジェレミー、イイね!

サーバー室に行く前に換気口?かなんかに飛び込むシーン。
汗かき、テンパりながら、準備体操しちゃったりして。おちゃめでした♪