処刑人 ~99(米) | 映画とcoffee、ときどき妄想

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     ≪そろそろ映画館に行きたい・・・・≫ 

監督:トロイ・ダフィー
製作:クリス・ブリンカー/ロバート・N・フリード/ジェームズ・ジャックス/エリー・サマハ/ロイド・セーガン
製作総指揮:アショク・アムリトラジ/ドン・カーモディ/デヴィッド・デラ・ロッコ/アンドリュー・スティーヴンス
脚本:トロイ・ダフィー
撮影:アダム・ケイン
音楽:ジェフ・ダナ
出演:ウィレム・デフォー/ショーン・パトリック・フラナリー/ノーマン・リーダス/デヴィッド・デラ・ロッコ/ビリー・コノリー/デヴィッド・フェリー/ドット・ジョーンズ


敬虔な二人の兄弟が悪人を処刑せよとの神の啓示を受け、その通り行動するバイオレンス・アクション。
365日中、50日は映画館!-処刑人 ~99(米)
評価★★★★☆

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[STORY]
サウスボストンに住むコナーとマーフィーのマクマナス兄弟。二人は行きつけのバーでロシアン・マフィアとトラブルを起こし、自宅を襲撃され相手を殺してしてしまう。事件は正当防衛が認められ無事釈放されるが、留置場の中で彼らは、神から“悪人を処刑せよ”との啓示を受けていた。出所した兄弟は早速大量の武器を調達し、ロシアン・マフィアのボスが集まるホテルへ向かう。

[IMPRESSION]ネタバレ注意!

ちょうどこの映画が放送された1年後くらいに見た記憶があるんだけど、ほとんど覚えてなかったですわ。
WOWOWでやってたので、久しぶりに見た次第です。
10年後の2009年には『処刑人Ⅱ』が公開。
改めて見たけど、・・・・やっぱ面白いなぁ(^。^)
ナニが面白いって?
ストーリーの展開です。
全ての犯行が、FBI捜査官スメッカーの目線で回想シーンのように描かれていきます。

さてさて、作品の内容ですが、
序盤、素人感満載でイイです♪(笑)
徐々にプロっぽくなっていく?(か?)感じがイイ!

聖パトリックの祭日に湧くサウスボストン。
精肉工場に務める兄弟、コナーとマーフィーは教会で祈りを済ませ、いつものように行き付けのバーで仲間と飲んでいた。

365日中、50日は映画館!-処刑人 ~99(米)

そこへ、店の買収を狙うロシアン・マフィアのイワン・チェコフが部下を連れて現れる。
コナーとマーフィーは彼らと乱闘になり、その場は勝利。
しかし翌日、イワン・チェコフとその部下が、ボストンの路地裏で死体として発見された。

365日中、50日は映画館!-処刑人 ~99(米)

捜査の指揮をとるのはFBI捜査官のスメッカー。
彼がイイ味だしてます。
だってウィレム・デフォーなんだもの(^。^)

彼は事件をプロファイリング。
その場で、的確な推理を立て、この事件はマフィアの抗争ではないとした。
そう、彼らを殺したのはコナーとマーフィー。

こないだの乱闘のあと、彼らが襲ってきただけだとし、正当防衛だとして、翌日、自首した二人。
スメッカーにそれが認められ無罪放免となった。
留置所で一晩を過ごした彼らは、神から啓示を受ける。

365日中、50日は映画館!-処刑人 ~99(米)

人の血を流した者は男により報いを受ける
その男とは神に許された者なり
悪なる者を滅ぼし、善なる者を栄えさせよ


うむ・・・・難しい・・・・(+o+)

さっそく二人は大量の武器を持ち、ロシアン・マフィアが集まるホテルを襲撃。

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そこへ親友のイタリアン・マフィアのロッコがやってきて、彼も加わり、次々と悪人どもを殺して行くのだった。

365日中、50日は映画館!-処刑人 ~99(米)

スメッカーは相変わらず素晴らしい推理で犯人に近づいていくが、まだこの時は、マクマナス兄弟が「聖人」とは思っていない。

一方、自分の身も危ないと感じたイタリアン・マフィアのボス、ヤカヴェッタは、史上最強の殺し屋で終身刑となって収監されているエル・ドゥーチェを仮釈放させる。

365日中、50日は映画館!-処刑人 ~99(米)

エル・ドゥーチェは、殺し屋を襲った後のコナー、マーフィー、ロッコを殺しにやってくる。
そこで、3人とも負傷。
ロッコは指を落としてしまう。

365日中、50日は映画館!-処刑人 ~99(米)

その現場検証に来たスメッカーは、落ちていた指から、ロッコであることを突き止め、マクマナス兄妹が世間を騒がせている「聖人」であると確信するのだった。
だが、スメッカーは悪人を退治していく兄弟の行為に共感を覚え、法の番人としての自分の立場と対峙していく。

やがてヤカヴェッタを襲おうとしていた3人は、逆にヤカヴェッタの手下に囚われ、ロッコは射殺されてしまう。

365日中、50日は映画館!-処刑人 ~99(米)

二人は何とかその場から脱出を図る。
そして、ヤカヴェッタの手下の一人を射殺する時、頭に銃を突きつけながら祈りを唱えた。

その時、エル・ドゥーチェが二人を殺しにやってくる。
だが、その祈りを聞いた瞬間、その二人が自分の息子であることを悟ったのだった。

数カ月後、17人の殺害を命じた容疑でヤカヴェッタの裁判が行われていた。
だが証人もなく無罪は確実だった。
そのとき、裁判所のドアが開き、完全武装したマクナマス兄弟とその父エル・ドゥーチェが現れ、公衆の面前でヤカヴェッタを射殺。

というあり得ない結末ですが、スカッとします(笑)

とにかく、スメッカーがイイ!
彼の敏腕ぶりも凄いけど、キショク悪さこの上ない(笑)

365日中、50日は映画館!-処刑人 ~99(米)

デフォーだから仕方ない(笑)

『処刑人Ⅱ』でもメインキャストとして出てほしかったけど、今度は『デクスター』のリタ役がメインキャストですね(^_^;)
『処刑人Ⅱ』のレビューは次回・・・・。