製作:ジョン・アヴネット/ サディ・フロスト/ジュード・ロウ/マーシャ・オグレズビー/
製作総指揮:オーレリオ・デ・ラウレンティス/ラファエラ・デ・ラウレンティス/ビル・ヘイバー
脚本:ケリー・コンラン
撮影:エリック・アドキンス
美術:ケヴィン・コンラン
衣装:ステラ・マッカートニー
編集:サブリナ・プリスコ
音楽:エドワード・シェアマー
VFXディレクター:スコット・E・アンダーソン
出演:ジュード・ロウ/グウィネス・パルトロー/アンジェリーナ・ジョリー/ジョヴァンニ・リビシ/マイケル・ガンボン他
1939年、ニューヨーク、巨大ロボット襲撃――。1939年のニューヨークを舞台に、巨大ロボットの襲撃と科学者連続失踪事件の謎に立ち向かう女性新聞記者と天才パイロットの活躍を描くSFアクション・アドベンチャー。

評価★★★★☆
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[STORY]
1939年、ニューヨーク。エンパイアステートビルに巨大な飛行船ヒンデンブルグ3号が停泊する中、またしても著名な科学者失踪のニュースが報じられる。それからまもなく、事件の独自調査を開始したNYクロニクルの女性記者ポリーは、街で驚くべき光景を目撃する。ニューヨークの上空を巨大なロボットの大群が飛来し、人間を襲い始めたのだ。人々が逃げまどう中、無謀にもその模様をカメラに収めようとしたポリーは間一髪のところで、元恋人で空軍のエースパイロット、スカイキャプテンことジョーに救われる。その後、この事件の調査を任されたジョーは、科学者失踪事件と今回のロボット襲撃事件に関連を見出した。好奇心旺盛なポリーは記事のネタ提供を条件に協力すると買ってでて二人で事件の謎を追いはじめる。やがて一人のドイツ人科学者トーテンコフ博士の存在に行き着いた。
[IMPRESSION]ネタバレ注意!
いやぁ良かった!実に心地いい終わり方で。グウィネスははっきり言ってキライなんだが、実に微笑ましい心地よい感じでよかった。ハッピーエンドには違いないけど、ラブロマンスとはまた違うからイイ!
≪CGと実写の融合と宮崎駿作品≫
監督のケリー・コンランは、この作品の前に、たったの6分間の映像を4年かけて作っていた。その映像を見たプロデューサーが気に入り、この映画が作られたそう。
最初は『目が疲れそう』で敬遠していたが、見始めると何てことは無い。レトロな感じが良く出ていてイイ。時代は古いのに、近未来的な感じが、『未来少年コナン』を思わせる。またこのスカイキャプテンに登場する巨大ロボットも宮崎駿監督作品に出てきそうなロボット。それには理由があった。
コンラン監督も宮崎監督も実は、「ポパイ」を生み出したフライシャー兄弟の影響を受けていた。このフライシャー兄弟は1941~42年、TVシリーズ「スーパーマン」を手がけ、その中に“メカニカル・モンスター”という巨大ロボットを登場させた。『スカイキャプテン~』の巨大ロボットは、まさにこのメカニカル・モンスターをモデルとしている。スカイキャプテンが宮崎監督作品に似た雰囲気に仕上がったのはそういうわけだった。
映像が凄いのは先述のとおり。だが、内容も単純ではあるが、おもしろい。いや実は深いかも?トーテンコフの野望というか自己中心的な考え方が、人類を滅ぼそうとしている事は言うまでもないが、そんな内容よりも、それを阻止しようとするスカイキャプテンとポリ―の随所に見られるコメディタッチな掛け合いが面白い。出番はトータルで15分ほどしかないアンジーも、少ない見せ場にもかかわらず、めちゃめちゃカッコいい役で、イイ仕事してる。
ジュードはやっぱりチョーカッコいいし、あんな目で見つめられたら、フツーの女は簡単に落ちるでしょ。アタシなら秒殺(笑)。
トータルで見てもかなりイイ出来だと思います!ハイ。