ブレイド ~98(米) | 映画とcoffee、ときどき妄想

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     ≪そろそろ映画館に行きたい・・・・≫ 

監督:スティーヴン・ノリントン
製作:ピーター・フランクフルト/ウェズリー・スナイプス/ロバート・エンゲルマン
原作:マーヴ・ウォルフマン/ジーン・コーラン
脚本:デヴィッド・S・ゴイヤー
撮影:テオ・ヴァン・デ・サンデ
音楽:マーク・アイシャム
出演:ウェズリー・スナイプス/スティーヴン・ドーフ/クリス・クリストファーソン/ウンブッシュ・ライト他

その肉体は不死身。その魂は人間。彼は血を流すヴァンパイア。新たなヒーロー、黒いヴァンパイアが誕生!まさに新世紀にふさわしいアクション・スリラー超大作だ!

評価★★★★☆

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[STORY]
近未来、若者たちが暗闇の街に集結する。精肉工場の扉の向こうは音楽にあわせて踊り狂う若者たちが集うクラブ。ここは、天井から人間の血液が降り注ぐヴァンパイアたちのクラブだったのだ。女に誘われた男が襲われようとしたその時、場内が異様な雰囲気に変わる。現れたのは防御コートを着こなし、不敵な笑みを浮かべた黒人、ヴァンパイア・ハンターの"ブレイド"だ。
人間杜会を配下に置こうと目ろむ純血ヴァンパイアのリーダー、ドラゴネッティは、密かに世界制覇の野望を持つフロストに警告を与えるが、彼が暗黒院の書庫で古代予言書「マルガの君臨」をコンピュータで解読し、12人のヴァンパイアを生け賛に全能の力を得ようと企んでいる事を知る。
フロストの世界制覇を阻止するために、今ブレイドは刀を抜いて最後の戦いに挑む…。

[IMPRESSION]
90%スタントなしにアクションをこなし、プロデューサーとしても参加したウェズリー・スナイプスの意気込みは相当なもの。また演技派であるゆえに主人公が持つ心の中の苦悩と葛藤を見事に演じていて◎
この頃のアクション映画として、感覚的に、また映像的にも斬新であったのは事実。その昔、「ヴァンパイア」を取り上げた作品としては、トム・クルーズの『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』なんか、かなりウケがよく、それ以来、ヴァンパイアネタの作品はパッとするものが輩出されなかった。そんななかで、この作品の登場!!かなり楽しめた感じ◎