製作:トム・クルーズ/トム・エンゲルマン/スコット・クルーフ/ポーラ・ワグナー/エドワード・ズウィック/マーシャル・ハースコヴィッツ
製作総指揮:テッド・フィールド/チャールズ・マルヴェヒル/リチャード・ソロモン/ヴィンセント・ウォード
脚本:ジョン・ローガン/エドワード・ズウィック/マーシャル・ハースコヴィッツ
撮影:ジョン・トール
編集:スティーヴン・ローゼンブラム
音楽:ハンス・ジマー
出演:トム・クルーズ/ティモシー・スポール/渡辺謙/ビリー・コノリー/トニー・ゴールドウィン /真田広之/小雪他
トム・クルーズが武士道精神をテーマに、自ら製作と主演を兼ねた米国産の日本時代劇。

評価★★★★★
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[STORY]
明治維新直後の日本。政府は軍事力の近代化を図ろうと西洋式の戦術を取り入れることを決断。一方で前時代的な侍たちを根絶させようと企んでいた。そんな中、日本の若き天皇(中村七之助)が、日本市場で金儲けを目論むアメリカ人達の助言を受け入れて日本初の近代的軍隊を訓練する教官として南北戦争の英雄ネイサン・オールグレン大尉を雇った。彼はさっそく西洋式の武器の使い方などを教え始めるが、勝元盛次率いる侍たちの不穏な動きに焦る政府は、オールグレンの忠告を無視し、軍隊を侍掃討に送り出す。しかし、経験不足の兵士は侍たちの反撃になすすべなく後退、ただ一人最後まで闘い続けたオールグレンは侍たちに捕えられ、山深い彼らの村へと連れて行かれるのだった…。
[IMPRESSION]ネタバレ注意!
凄い!凄いですよ!思ったより遥かに!外人監督の作品とは思えない。『キル・ビル』なんかでも感じられるような「日本人はそんなことしねーよ!」ってシーンがほとんどない。この時代を生きたわけではないけども、きっとかなり忠実に日本を描いている作品だと思う。
スケールの大きさとか迫力とかそんな単純なものではなくて、サムライの生き様みたいなものをオールグレンのような外人兵士がどのように受け止め、影響を受け、自らの道を選んだか?が痛いほど感じられる。
そして、ゴールデングローブ賞にノミネートされただけあって、「渡辺謙」!!!さすがです!!かつて、NHKの「独眼流正宗」で彼の偉大さというか貫禄というものを見て感じて以来、彼の作品にはそれほど触れてはこなかったが、この作品で彼が抜擢された理由が、どのシーンをとっても判るほど、彼の存在感は凄いと改めて実感。
この作品でトム・クルーズの姉(or妹?)が製作に参加しているのだけども、彼女からみると「真田広之」の存在感がトムとカブるとのことで、かなりのシーンがカットされたらしい。だけど、はっきり言ってこの作品はどうみても渡辺謙が実にイイ味を出していて、逆に渡辺謙がトムを食っちゃってる感があると思う。
CMで、「泣きましたーーー」ってコメントを吐いている女性がいたが、ホントにジワッと泣きます。ウォンウォン泣くシーンはないものの、後半の20分くらいはジーーーーーーーーーーーーーーンと来ます。
ぜひご覧あれ。