バスキア ~96(米) | 映画とcoffee、ときどき妄想

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     ≪そろそろ映画館に行きたい・・・・≫ 

監督:ジュリアン・シュナーベル
製作:ジョン・キリク/ランディ・オストロウ/ シガージョン・サイヴァッツォン
製作総指揮:ジョセフ・アレン/ピーター・ブラント/ミチヨ・ヨシザキ
原案:ジョン・F・バウ/レック・マジュウスキー
脚本:ジュリアン・シュナーベル/マイケル・トーマス・ホルマン
撮影:ロン・フォーチュナト
美術:ダン・リー
衣裳:ジョン・ダン
音楽:ジョン・ケイル
出演:ジェフリー・ライト/クレア・フォーラニ/マイケル・ウィンコット/デヴィッド・ボウイ/デニス・ホッパー/ゲイリー・オールドマン/ベニチオ・デル・トロ他

実在の画家ジャン=ミシェル・バスキアの生涯を彼の友人であったジュリアン・シュナーベルが映画化。これは27歳の若さでこの世を去ったジャン・ミシェル・バスキアの生涯を、生前彼の友人だったジュリアン・シュナーベル監督が映画化。


評価★★★☆☆
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[STORY]
80年代のニューヨーク。喫茶店のウェートレス、ジーナの部屋に転がり込んでいたストリート・アーチストのバスキア。絵を愛し、音楽を愛するバスキアが、ほんの少し、有名になりたいと言う夢を描きながら生活を送っている。
そんな中、彼は美術評論家ルネに注目されたことから、アンディ・ウォーホルに絶賛され、一躍有名になる。作品も飛ぶように売れていくバスキア。しかし大人の中でうまく立ち回れない純粋な彼。地位や名声と引き換えに、ルネやジーナの心は次第に彼から離れて行き、次第に孤独になっていく。

[IMPRESSION]ネタバレ注意!
現代美術作家のジュリアン・シュナーベルが監督した作品と言うことで美術界でも話題になった作品。また、ジャン・ミッシェル・バスキアの生涯を取り上げたことでも注目された。バスキアは20歳で世界的なアーティストになり、麻薬により1986年27歳の若さで亡くなっている。

作品は、と言うと、個人的にはあまり好きではなく・・・・やっぱりナンダカンダ言って、バスキアは麻薬で死んでしまうような弱い人間なんだから。いくら周囲が、彼の絵を絶賛しても、周りのバックアップが強大なものであっても、イイ友達を持っていても、自分が自分をしっかり持っていなければ意味がない。若さ故では片付けられない話であってさ。アンディと兄弟のように過ごした日々も、ベニーと楽しく笑ってすごした日々も、ジーナと愛し合った日々も、全て自分から拒絶してしまっては、周りの気持ちはどーなんの?って思うわけで。≪麻薬断固反対≫とか言ってるわけではなく、≪自制心≫の問題ね。

だからどうもこの作品は好きになれない。とか言いながら、ベニーが見たいがために、もう一度見たわけだけども。
ストリートに倒れているバスキアを抱え上げるベニーとの友情が、一番この作品で良かったように思う。
友達はやっぱり友達なんだよ。