5月31日はWHO世界禁煙デーです。
受動喫煙防止のシンボルカラー『イエローグリーン』を飾るキャンペーンが各地で行われています。
肺がんは、罹患数の増加とともに、死亡率も年々、上昇しています。
現在、男性の死亡率第1位、女性で死亡率第2位となっています。女性で1位は大腸がんです。
私が副院長を務めます東京国際クリニックでは、CT等で精査できるほか、自分がどんな癌になりやすいかリスクを判定する『サインポストがんリスク遺伝子検査』などもあります。
女性14種類、男性12種類のがんのリスクが判ります。
生活習慣の改善のアドバイス付きです。
私も受けて、参考にしています。
そして、肺がんにならない、大切な人を肺がんにさせないためにも大事なのはやはり禁煙です。
加熱式タバコはどうですか?と質問を受けることがありますが、長期使用に伴う健康影響は未だ不明な部分も多く、タバコとほぼ変わらないという報告もあるので、注意が必要ですとお伝えしています。
実は私も最近、自分の人生に大きな影響を与えて下さった尊敬する恩師を肺がんで失いました。
今も信じられず、悲しくて辛い気持ちから抜け出せないままです。
でも、彼の教えやスピリッツが自分の中に生きていると信じ、彼の分まで患者様に真摯に向き合って、医療に携わっていかなくてはと強く思っています。。
と…ごめんなさい
話が脱線してしまいましたが…
禁煙に加えて、経年的な肺の画像チェックもお願いしたいです。
東京国際クリニックでは年に一度の胸部CTをお勧めしています。
AIによる読影と、放射線科医師、呼吸器専門医の読影のトリプルチェックを行い、見落としがないようにしています。
自分のため、大切な人のため、定期的な健診を
胸部CTは数分で終わり、情報量も多いです。
私は、消化器が専門ですが、肺に関するご相談もどうぞお気軽にお尋ねください
※イエローグリーンは、「受動喫煙をしたくない・させたくない」という気持ちをあらわす色だそうです。
街中のイエローグリーン、探してみて下さいね