ブログでも何度も書き綴っている、大好きなフランス料理、【ボーセジュール】。
今回も訪れることが出来ました。
こちらではいつもシャンパーニュは【パイパー エドシック】
王妃マリー・アントワネットに献上したワインです。
一口前菜はマグロのタルタル
アスパラと白アスパラと生ハムの冷前菜。
春菊とビーツのソースにハーブやお花が散りばめられて綺麗です。
赤ワインのパン。酵母の香りが引き立ちます。
雲丹のフラン、蒸し蛤と。
海藻の入ったソースがよく合います。
新玉ねぎのスープ、甘くて美味しかったです。
白ワインはソラリスを。
こちらは昔、私もワイナリーを訪れたことがあり、作り手の方の情熱を知っているので、感慨深いです。
G7外相会合でも提供されたそうです。
父はブルゴーニュのワインに。
こちらも美味ですが、私はソラリスの気分!
イトヨリダイのソテー、オマール海老とともに。
ハーブのグラニテ
メインは和牛。
両親は和牛ロースのステーキ。
私はG7長野県軽井沢外相会合で提供されたメインをチョイスしました。
【和牛フィレ肉のりんご風味オルロフ風】
赤ワインは椀子のメルローにしました。
これが想定以上の美味しさ!
そして【オルロフ風】… ホワイトソースを上にこんもりと盛って焼き上げる料理なのですが…
「オルロフ」とはロシア貴族のお名前。
19世紀前半、ロシア皇帝ニコライ1世時代のパリ大使です。
彼に長年仕えたフランス人シェフ、ユルバン・デュポワが完成させたと伝えられるいくつかの料理にこの名が付けられているのですが…
この時期にG7で出されるとは。。
シェフが日本人の願いを代表して、なんとか世界平和をと、勇気を持って伝えてくれようとしている一品なんだと理解し、感動しました
デザートはチョコレートケーキ。
軽井沢でいただくコーヒー、本当においしい!
お料理から垣間見るいろいろな気持ちを理解しながらいただきました。
またもや感動的なフレンチでした。
ありがとうございました。