自己紹介
続きです
4月8日
おとといの明け方にふと、
目が覚めたら真っ暗だった。
でも、窓の外がやけに明るくて。
目が悪い私は、
「あれが月だったらいいなぁ」
と、ぼんやりそう思った。
外の光が気になったから
メガネをかけてみると、
それは少し欠けた月だった。
やけにすっきり目が覚めたから、
布団の中でぼんやり月を眺めていた。
その時になんとなく
「もう大丈夫だから」
と、月に言われたような気がして、なんとも言えない安堵感に包まれてもう少し寝ようか、それともいっそ起きてしまおうかと迷っていたら、リビングで寝ていた旦那さんの「びっくりした!」という声が聞こえた。
「はいはい、にゃー子ちゃん、ごはんですね~」
それを聞いて私は、旦那さんはにゃー子に起こされたのだと思った。
にゃー子は必ず夜中に旦那さんを起こしに来るので、先手を打っていつからかリビングで寝るようになった。
にゃー子はご飯を食べた後、私が寝ている2階のロフトに来たけれど、私のことは起こさずに窓から外を少し眺めた後に、静かに私のベッドの下にある自分の寝床に入って行った。
朝起きるとにゃー子はいつもそこに居て、
「ああ、こんな風にしてたのね」
と、思った。
そして、やっぱりもう少し寝ようと思った。
「本当にもう大丈夫になったんだな」
私は寝床でもう一度、なんとも言えない安堵感を味わおうと思ったけれど、それを感じる間もなくあっさり眠ってしまったようだ。
・
この前、幼馴染とDenny'sに行ったときに
「ブログはどういう終わりになるの?」
という直球の質問が飛んできて、私はその時はまだどんな終わり方になるか見えずにいたが、おとといの明け方に湧き上がって来た感覚を忘れたくないと思って、ブログの最終回にこの経験を書こうと思った。
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少し前に自分で書いたブログをほぼ全部読んでみた。
自分に起きたことなのに、あまりの内容の濃さに吐きそうになった。
うっかりタイムリープをしてこれをもう一度やることになったら私は、誰よりも先に、誰よりも遠くに逃げることだろう。
自分で書いたブログを読みながら、家族の再生の物語は、逃げてばかりだった私の人生に終止符を打つべく、自分で起こしたことなのかもしれないと、不思議とそう思うようになった。
そして父は父で、自分の死に方を自分で選んだのではないかと思うようになった。
自分が去った後も、残された家族が安心して暮らせるようにするための、魂のシナリオだったのかもしれない。
だとしたらお父さんは、素晴らしい脚本家だ。
恐怖政権が倒れた後の方が治安が悪くなるのは、解放感から制御不能になってしまうからだろう。
我が家は良くも悪くも、父の存在で保たれていたところがあった。
父がこの世を去った後に、残された家族が思いがけないことで争うことになってしまったら、それはもう誰のせいにもできない。
きっと、父が生きているとき以上に傷付くことになる。
「死」
というのは当事者がこの世を去る物語であるとともに、残された家族が「どう生きるか」という物語でもある。
父は自分の命を懸けて、家族を一つにしようとしたのだ。
自分で作った家族なのに。
自分で壊してしまった。
それは誰よりも本人が悔やんでいたことだと、私は信じたい。
だから最後に父なりのやり方で私たちを精一杯想ってくれたのだと、私はそう思うことにした。
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昨年、父が野菜を送ってくれた時、私はまだ自分の気持ちの整理が付けられずにいて、お礼を言うことができなかった。
その後、父が病気になってしまい、正直「やってしまった」と思った。
お礼を言わずに父が死んでしまったら、私が後悔してしまう。
「急がなきゃ」
そう思って大急ぎで実家へ帰った。
そこからとんでもないストーリーが展開されていった。
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このシナリオはどんな脚本家だって書けない。
最後にこんな経験を残してくれた父のことを、尊敬することにした。
困った人だったけど存在感があった。
大変だったけど、面白かった。
もう全部水に流していいやと思えている。
水に流すということは、この先どんなにつらいことがあっても
「絶対にそれを持ち出さないということ」
そういう風に自分の中で定義した。
そのために私はさらに人間力をあげていく。
私だって家族を守りたい。
父の代わりに家族と親族を守ることができるのは私だと思っている。
そう思って生きることにした。
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年末から書き始めた家族再生のブログは、今日を持ちましてやっと最終回を迎えられました。
私もなぜこんなに熱を入れて書いているのか、自分でも正直理解できませんでした。
だけど、書きながら自分についての理解がかなり深まっていきました。
そういうつもりで書いていたわけじゃないけれど、それによって今の自分の環境を整え直す必要があると思うようになりました。
結論から言うと、今までのヨガの流れは一旦終了することにしました。
今までたくさんの時間を共に過ごしてくださり、本当にありがとうございました。
これからはより自分らしい形でやってみようと思います。
そちらについても準備ができたらブログでお知らせいたします。
明日、チケットの払い戻しについて連絡させていただきます。
このブログを書き終えたことで、ひとつの物語が静かに幕を閉じました。
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