すっかりご無沙汰してしまい、申し訳ありません。


もう六月、、、ウィーンではバラの季節となりました。


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ウィーンで一番のバラ園といえば、王宮のお隣にある、Vorksgarten(国民庭園、、、といったところでしょうか)です。


こちらのお庭には、およそ400種類のバラがあると言われます。


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このように、小さな低木がずらりと並んでいます。


幹の足元には、名札が。


ウィーンに来て初めて、バラにこんなたくさんの種類があると知りました。


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こちらの薔薇は、中央が黄色で、周囲を薄いピンクと濃いピンクで飾られていて・・・とても不思議な色彩です。


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考えてみれば、ヨーロッパには薔薇と深い関係のある文化がたくさんあるように思います。


たとえば、バラに囲まれたマリアと幼児キリストを描いた「バラ垣の聖母子」は、中世からルネサンスの時代にかけて、とても好んで描かれたテーマでした。




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さてこちらのお庭には、お花だけでなく、噴水や彫刻などもたくさんあります。


真っ赤なバラの生垣の向こうに見えるのは、19世紀古典主義の時代に立てられた、ギリシア様式の神殿です。


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こちらは、王宮からは離れた、市民公園の近く。


バラ園だけでなく、町中のいたるところにバラが咲き乱れています。



こうした季節の移り変わりや、自然に根ざした文化を肌で感じる機会に恵まれたことを、心から感謝する毎日です。

パラチンケン



とは、ウィーンの名物料理です。


昨日、大学近くの学生向け食堂で久しぶりにいただきました。



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パラチンケン(Palatschinken)・・・ドイツ語には無い響きです。


それもそのはず、この言葉はもともとはルーマニア起源で、それがハンガリーを経てウィーンへ、そして東欧諸国、バルカン半島へ伝わったといわれます。


ウィーンの公用語は、ドイツ語ですが、しかし「ウィーン語」といいたくなるほど、ウィーン独特の言葉です。その背景には、オーストリア・ハンガリー帝国の存在がしばしば指摘されます。つまり巨大な帝国が収めていた広大な地域の文化がウィーンで溶け合って、「ウィーン語」を形成したというのです。


ちなみにパラチンケンは、分厚いクレープのようなもの。
甘いジャムや、チーズや野菜など、実に様々なものをくるんでいただきます。


今回は、キノコとチーズ巻きをいただきました。



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ちなみにこれで、3.5ユーロです。400円弱で、おなかいっぱいです。



ウィーンでは、今シーズン二度目となる雪が降りました。


この冬は、地元の人たちは口をそろえて「暖かい!」といっていたとおり、これまで、ほとんど雪は降りませんでした。

それが、寒波の到来とともに、突如吹雪きとなりました・・・!



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写真は、ウィーンを流れるドナウの風景です。


さらに、市庁舎前。



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ウィーンの市庁舎前にはスケートリンクが特設されていて、子供から大人まで、毎日暗くなるまで楽しんでいます。



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こちらは、ウィーン旧市街の真ん中にあるグラーベン通りに立てられた、バロック時代の彫刻「ペスト記念柱」。

天使も寒そうですね・・・


ちなみに制作した芸術家は、ウィーンのカール教会などを手掛けたフィッシャー・フォン・エアラッハという建築家です。


こちらの雪は、水分がとても少なくて、さらさらと砂のようです。


風に舞いあがる光景がとても美しいく、関東育ちの私は毎日うっとりと見とれてしまいます。




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みなさまも、どうかお体にお気をつけください。



だいぶご無沙汰してしまいました。
2月に入り、日本も急激に寒くなったと聞きます。

ウィーンも寒波に見舞われ、この数日、毎朝マイナス14度の気温の中、学校に通っています・・・。

最低気温は、氷点下16度を超えているようで、ドナウの水面にちらほら氷が張っています。


ずっと関東地方で生きてきた私にとって、全く初めての経験です・・・空気が鋭い刃のようで、息を吸うのも辛いくらいです。


これだけ寒いにも関わらず、雪は全然降りません。どうせなら、真っ白に染まったウィーンの街を楽しみたいのですが・・・。



ちなみにヨーロッパの他の都市の本日の最低気温を比較しますと、


ミュンヘン -21度
ウィーン -14度
ベルリン -8度
パリ -3度
ロンドン -1度


北にあるからといって、寒いわけではなさそうです。ミュンヘンの氷点下21度って、どんななんでしょうか?



毎日「寒い寒い」と言っていたら、友人のロシア人に、「私がロシアに居た頃は、一ヶ月間マイナス40度だった」と言われてしまいました。


けれど室内は日本以上に暖かいので、どうにか風邪をひくこともなく、元気に生活しております。
みなさまも、風邪などひかれぬよう、どうかご自愛ください。



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美術史の研究は机上の理論だけで無く、同じくらい実際の作品の研究が重視されますが、ウィーンにいると、実際の作品に触れる機会がとても多くなります。例えば現在、ウィーンの美術史美術館では、「冬のメルヘン展」が開催されています。




美術史美術館は、ヨーロッパ4大美術館のひとつに数えられるところです。貴重な所蔵作品もたくさんあるのですが、特別展も興味深い内容のものがしばしば開催されます。


この、「冬のメルヘン展」も、そのひとつ。

ヨーロッパで描かれてきた、冬の風景画を一堂に集めたものです。美しい雪景色や、厳しい寒さの描写など、実にさまざま。






ウィーンでの生活と研究



Jäger im Schnee, Pieter Bruegel d. Ä., 1565 (c) Wien, Kunsthistorisches Museum




目玉はなんといっても、ブリューゲルの「雪の狩人」です。仕事を終えた狩人たちの、寒さの中村へ帰る様子が、暖かなまなざしで描かれています。






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Lady Caroline Scott als Winter, Sir Joshua Reynolds

1776 (c) Bowhill, Trustees of the Ninth Duke of

Buccleuch’s chattels Fund, photography: Robert Shellabear, Tood-White




英国人画家レノルズによる、こんなにかわいらしい絵も。




Die Elster, Claude Monet






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1868/69, (c) RMN (Musée d’Orsay)/Hervé, Lewandowski




印象派を代表するフランス人画家、モネの作品も登場です。




中世の宗教画から、現代の斬新なアートまでまで・・・、実に長い歴史と、ヴァリエーションがあることがうかがえます。


このように素晴らしい展覧会を見学できるのも、留学期間だけ…最大限に活用したいと思っています。